「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

奄美大島への旅・その2(島内の観光)

 

 奄美大島は、沖縄の近くですが、沖縄のように観光地化が進んでいません。

 島の大部分がリアス式海岸で、北部を除いて山が海岸線まで迫っている地形であることが、開発が進んでいない大きな要因なのでしょうが、その分、海の綺麗さは素晴らしいものがあります。

 

 まずは、空港から近い「あやまる岬」へ。

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 奄美大島北部の、太平洋岸に迫った高台にある、あやまる岬からの景色は、非常に爽快です。

 島の北部は、山が少ないので、丘陵地と畑が広がり、石垣島宮古島に似た風景が広がります。 

 

 空港に着いたのがお昼過ぎでしたので、レンタカーを借りたら、まずは昼食に😊

 奄美の食事と言えば、鶏飯が有名ですよね?

 そこで、名瀬市内に向かう国道沿いにあり、交通の便も良く、駐車場も広い鶏飯の有名店「ひさ倉」さんへ。

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 店内の写真は、ピンボケしてしまいましたが、かなり広いです。

 お客さんも、観光客・地元の人と、コロナ禍の平日とはいえ、かなり居ました。

 人気店であることが、よくわかります。

 

 出てきた鶏飯は、こんな感じです。

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 おひつに沢山白米が入っていましたが、お出汁を入れた鶏飯は、パクパク食べることが出来てしまいます。

 あっという間に完食しました。

 美味しかったです^^

 

 次には、ひさ倉さんから近い、綺麗な海岸で有名な「倉崎海岸」に。

 丁度、この旅で予約したホテルのすぐ近くだったのですが、写真の通りの綺麗さ^^

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 人も殆どおらず、この綺麗な海岸を独り占めでした(⌒∇⌒)

 

 次の写真は、倉崎海岸の隣の海岸ですが、朝の景色が素晴らしかったです^^

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 翌日は、奄美大島随一の繁華街名瀬市内を抜けて、島の南部へ。

 国道が島の南北を貫いており、名瀬市内は中心部を通らないようにバイパスも作られていますが、渋滞も所々あります。

 名瀬市を通り過ぎれば、人家もまばらになり、快適なドライブに。

 空港から約2時間半。

 最南端の油井岳の展望所から見た風景です。

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 写真は携帯での撮影なので、白っぽくなってしまいましたが、実際にここから見える景色は、この写真では表現できていない、もの凄い絶景^^

 眼下には、加計呂麻島と大島海峡の、青い海・緑の山・白い砂浜の見事なコンストラクション(^▽^)/

 何時間でも過ごせるような、気持ちの良い場所でした。

 

 そして次は、つい先日まで放送されていた、TBSのドラマ「天国と地獄」の撮影地にもなった「ホノホシ海岸」に。

 太平洋の荒波が激しく打ち付ける海岸ですが、水の色はエメラルドグリーン^^

 海岸には、波の力で角が取れて丸くなった石が、無数に転がっています。

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 海岸沿いにある小さな展望所から見ると、海岸に「AMAMI LOVE」と白色の石が並べられていました^^

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 ホノホシ海岸の先を少し進むと、「やどり浜」という砂浜があります。

 ここには、奄美を代表する高級宿「THE SCENE」の白い建物もあります。

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 ここまで来ると、全く人を見かけなくなります。

 「離島に来たんだなあ」と実感^^

 

 次の写真は、この場所から見ると海岸線がハートの形に見えるという場所です。

 ちょっとわかりにくいですが、確かにそのようにも見えます...? 

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 次の写真は、西表島に次ぐ2番目の広さを誇る「マングローブ林」の全景です。

 ここは、カヌーが盛んで、たくさんの業者があります。

 住用のマングローブ林でのカヌー体験が、奄美で最も観光客に人気のあるアトラクションなのだと思います。 

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 最後が、干潮時にしか見れない「💚・ハートロック」。

 波が結構激しくて、写真ではわかりにくいですが、実際に行って見てみると、確かにハートの形をしています^^

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 この旅は、実質2日間の滞在でしたので、駆け足で奄美の観光を行ってしまいましたが、海は本当に綺麗でした。

 今のところ、奄美大島には大きな宿が少なく、名瀬市内の大型ビジネスホテルか、海岸沿いに点在する小規模の宿を選ぶかという状況です。

 でも、開発が進んでいない分、のんびりした雰囲気も残っていると感じました。

 飛行機の本数が少なく、航空券がやや高いので、格安旅が計画しにくい場所ですが、LCCのピーチも就航していますので、機会があれば、また訪れて、この旅で見れなかった名瀬市内や島の西側にも行って見たいなと思っています^^

 

 

 

高知への旅でのお得な情報^^

 

 緊急事態宣言が解除されたので、JALのHPで次の旅の計画を立てている時に、偶然「超お得に高知旅が出来る商品(旅行補助)」を発見しました。

 それが、

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これです。

 緊急事態宣言中は、適用が除外となっていたので、HP上からも消えていたこの旅行補助ですが、緊急事態宣言解除と共に、急遽復活しました^^

 

 内容は、羽田~高知線をJALで往復すれば、20000円引き(片道だけだと10000円引き)というかなりの補助が出るものです。

 それも、1名単位で補助が出る点が素晴らしいところ😊

 

 期間は今月末までと、非常に短いですが、春の旅行シーズンですし、時間の取れる方は利用してみては如何でしょうか?

 

 セミリタイア生活の旅人も、見つけてすぐに計画を立てて、昨日急遽申し込みました^^

 予算に限りがありますので、申し込みはお早めに(⌒∇⌒)

 

奄美大島への旅・その1(羽田~伊丹~奄美)

 

 3月中旬に、奄美大島への旅をしてきました。

 実は、GoToトラベルと同時期に、最大5割引き(奄美大島は4割引き)の商品が発売されていたので、だいぶ前に予約していたのですが、それを利用しました。

※なおこの商品は、先日予定額に達したため、販売が終了しています。

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 この割引商品は、GoToトラベルと被っていたことから、利用者が少なく、利用期間が今年3月末までなのに、ずっと販売されていました。

 

 今回は、緊急事態宣言もあったので、今年初の飛行機を利用した旅です。

 羽田空港は、まだ緊急事態宣言中でしたが、首都圏以外は解除されており、首都圏も近日中の解除も見えている状況でしたので、結構旅行者が居ました。 

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 この写真は、午前6時半頃ですが、まあまあの人出です。

 

 昨年末にJGC会員になったので、荷物検査場も、初めてJGC会員以上専用検査場を使ってみました。

 内部はセキュリティー上、撮影できませんが、その入口は上の写真に写っている赤いパネルや明るいカウンター付近の派手な雰囲気に反し、出口側は、

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 こんな感じで、全然目立たず、気にしないとわからない感じですね。

 

 先週末から、北ウィングの荷物検査場の運用が再開されましたが、この日は、まだ閉鎖されていたので、北ウィングのサクララウンジは、下の写真のように、

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 ビックリするぐらい空いていました💦

 

 奄美への直行便が、午後にしかないことから、この日は伊丹乗り継ぎで向かいました。

 伊丹行きのB787機内は、搭乗率8割程度。

 早朝便なのに、流石ビジネス路線ですね。

 かなりの搭乗率です。

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 途中、機内の窓からは、白い雪をかぶった富士山も^^

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 伊丹は近いので、実質1時間もかからず、午前9時前に到着。

 旅人は、初伊丹空港です^^

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 乗り継ぎ時間がかなり有るので、ゆっくりと、乗ってきた機体を撮影。

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 キョロキョロ・ウロウロしながら、伊丹のサクララウンジ入口をようやく見つけました😊

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 ラウンジ内は、下の写真のような雰囲気で、那覇空港サクララウンジと同じような造りです。

 そこそこ利用者が居たので、人の少ない場所だけを撮影しました。

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 バグバグと置いてあったお菓子を食い、旅妻がビールを飲むのを横目に見ながら、運転があるのでコーヒーで我慢我慢💦

 

 奄美行きの出発の時間が近づいてきたので、だいぶ離れた搭乗口に向かうと、ボンバルディア社製の小さな機体が見えました^^

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 機内は、下の写真のような感じで、搭乗率は8割超。

 結構乗っていました。

 ボンバルディアの機体は、意外と席の間隔があるので、B737ー800とかと比べるとちょっと快適です。

 この日は、晴れていましたが、かなり揺れたので、そういうのが苦手な人には、もう少し大きい機体の方が良いですね。

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 途中、神戸空港等が見えましたが、淡路島より先は雲の中。

 この日は奄美迄、ほぼずっと雲の中でした。

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 奄美空港は、曇り。

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 下の奄美空港の全景写真は、帰りに撮ったものです。

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 到着口を出た空港内(1階)は、

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 シンプルな造り。

 ちょうど到着便の少ない時間だったので、人も少なかったようです。

 

 乗継ぎで、写真が増えてしまったので、今回は奄美空港到着まで。

 空港は、鹿児島県第2の繁華街を抱える島の中心「名瀬市内」から、だいぶ離れた場所にありますので、のんびりした雰囲気です。

 大半のレンタカー店も、国道を渡れば直ぐの場所に並んでいます。

 空港周辺はレンタカー店以外、特に何もありませんので、観光の方は、レンタカーを借りてすぐ目的地へ出発という感じになると思います。

コロナ時短命令で狙い撃ちにされた「グローバルダイニング」、かわいそう。

 

 昨日、コロナ関連特措法の新しい法律に基づき、東京都が時短命令を発出した27店舗のうち26店が、東証2部上場企業の「グローバルダイニング」が運営する店舗だったことが、ニュースで話題となっていますね。

 

 昨年末の新型コロナ感染者の急増時には、「事前対策の不十分さ・GoTo等の、逆に感染を広げるような施策を推進」した責任を棚上げし、夜間営業の飲食店をスケープゴートにして誤魔化した、政府や地方自治体・御用学者の面々たち。

 そうした矛盾に対し、都知事に堂々と歯向かったのが「グローバルダイニング」社。

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 でも、歯向かった見せしめに、初めての時短命令の対象をほぼグローバルダイニングの店舗だけにするなんて、余りにも酷い措置だと思いませんか?

 グローバルダイニングだけが苦しい訳ではありませんが、同社はコロナ危機で、この1年で自己資本が35億円→19億円へと大幅に減少している上、この3カ月間の緊急事態宣言で更に自己資本が減少しており、厳しい経営状況なのです。

 因みに、グローバルダイニング社が展開しているお店は、下の一覧の通りです。

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 (同社HPから転載)

 ロイヤルHDみたいに双日から100億円単位の資本注入をしてもらったり、コロワイドのように子会社アトムの株式を大量に放出して100億円以上の資金調達ができる飲食業界の大企業とは異なり、グローバルダイニング社は中堅企業でしかなく、しかもコロナ前から経営不振だったため、新たな資金調達は難しい面があるのでしょう。

 だから今回は、時短指示に従わなかったのに、「上場企業だから余裕があるはず、歯向かうとはけしからん」と、東京都は今回の処分を決めたのでしょう...

 

 都内だけで2100店以上が時短指示に従っていません。

 今回、余りにも不公平な選別で命令を発出した東京都と都知事

 そもそも補償額が小規模店と大規模店が同額という、行き当たりばったりの滅茶苦茶な状況だから、店員を複数雇っている店は従えないのです。

 一人営業で、夜8時以降も開店していた小規模飲食店は、指示に従って1日6万円貰えれば大儲けだけど、1店舗で何人も従業員がいる飲食店は、都内中心部であれば家賃も高いから6万円じゃあ全然足りません。

 補償のやり方が不公平だから、余計に皆が不満を貯めているのです。

 

 今回の時短命令、もっと違うやり方があったと思うのは、自分だけでしょうか?

 グローバル社は、東京都を提訴するそうです。

 

 それに、範を示すべき二十数万人の都の職員だって、この2カ月半の間に、かなりの人数が緊急事態宣言の自粛要請に反する行為を行っていたことに疑う余地はありません。

 緊急事態宣言中、マスクも付けないで、自宅から外出し、公共の場所をうろうろするような常識に欠ける都・区の公務員が何人も居ました。

 緊急事態宣言中の休日に、都外のスキー場や温泉に出かけていた都の職員だって、千人単位で居ますよ。

 ですから、今回は、時短命令を出せるような立場に東京都は無いと断言できると思います。

 

 

2021年3月第3週の投資成績

 

 今週の注目イベントであったFOMCは、無難に通過したものの、アメリカ国債の利回りが、その後再上昇し始めたことで、グロース株は上がったり下がったりの乱高下となりました。

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 パウエル議長の声明を本心を入れた形で異訳すると

 「既に世界の相場はバブルに突入しており、追加の金融緩和は危険だ。しかし、現実の経済状況はコロナで非常に悪いまま。緩和縮小・利上げはできない。よって、相場のバブル拡大は当面放置せざるを得ない」

というものになります。

 2023年までゼロ金利政策継続表明は、リップサービスに過ぎず、FRBは来年中に利上げに追い込まれるという見方が大半です。

 新興国は、既に世界的な超大規模金融緩和・財政出動の副作用に襲われており、インフレ率が急速に高まっていることから、ブラジルやトルコの中銀が相次いで大幅な利上げを発表している状況です。

 アメリカは、コロナ対策で600兆円超の巨額国債が発行するのですから、国債の利回りが上昇するのは当然のことでしょう。

 

 超大規模金融緩和の副作用である、インフレ率の急騰と国債利回り上昇を受け、日銀も今回の会合で、金利上昇の容認とETF買いテーパリング発表となりました。

 この発表による一時的な株安(特にユニクロ株安)は、致し方の無いことでしょう。

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 先週の持越し分については

 3月12日(金)

  買い持越し:CRE・ヤーマン

  空売持越し:無し

でした。

 3月15日(月)

  利確:楽天

  損切:ヤーマン

  デイ空売:楽天

  買い持越し:CRE・GAtech・日本製紙・リケン・ダブルインバース

  空売持越し:正栄食品

 3月16日(火)

  利確:CRE・リケン・ダブルインバース・日本製紙楽天・学研

  損切:GAtech・HCH

  デイ買い:HCH・学研

  デイ空売:楽天

  買い持越し:学研・リケン・日本製紙・ウィング1st

  空売持越し:ツルハHD

 3月17日(水)

  利確:ツルハHD・学研・ウィング1st・日本製紙

  損切:リケン・アトム

  デイ買い:アトム

  買い持越し:リケン・日本製紙

  空売持越し:無し

 3月18日(木)

  利確:無し

  損切:リケン・日本製紙

  買い持越し:みずほ・三井住友フィナ・住友商事・リケン・日本製紙

  空売持越し:サツドラ

 3月19日(金)

  利確:みずほ・三井住友・日本製紙

  損切:住友商事・サツドラ・リケン

  買い持越し:ココナラ・住友商事・リケン・日本製紙

  空売持越し:サツドラ

株主優待・配当:東急不・ひらまつ・大成温調・ホクリョウ・アルインコ・東武・OCHIHD・TOKAIHD・ウインパートナ・大日塗料・ソーシャルワ・ホッカンHD・菱電商事アシード・安田倉庫・エスライン・立花エレ・リックス・平河ヒューテ・理研ビタ・アトム

※長期保有トリドール(優待用)・SI(優待用)・日本スキー開発(優待用)

※IPO:Sharinng Innov(24日上場)

 

 今週は、2月から好決算を狙って、暫時入替えて買いコストを下げながら保有し続けていたCREで利益が出たものの、決算発表後に大暴落したGAtechを決算前に買ってしまうという失態を犯したため、利益が伸び悩みました。

 GAtechの買いでは、久しぶりにストップ安級の下げを食らい、ボロ負け😢

 しかし、翌日のツルハHDの空売り決算跨ぎで取り返したので、週間成績は、プラス(+15万)で終わりました。

 

 今週はIPOで久しぶりに当選があり、しかも前評判も高い銘柄ですから、来週は旨い酒が飲めそうです^^   

 来週後半は、先週に引き続き再び旅に出ますので、24日までに権利取りで欲しいものは仕込んで、29日の権利取り最終日の大引けまで放置する予定です。

殆ど意味の無かった、緊急事態宣言2週間延長解除後の予測

 

 3月21日で、緊急事態宣言の延長が終わります。

 旅好きには、待っていた瞬間ですね^^

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 でも、感染者数は暫増傾向となってしまった状況での解除ですから、コロナの感染再々々拡大は止めることはできないでしょう。

 

 以前、ここに書きましたが、 

www.tabibitoshuu.work 今回の2週間の延長には、感染抑制効果がありませんでした。

 既に先行して解除された府県の大半では、感染者数が増え始めています💦

 これは、緊急事態宣言という色々な欲望の抑制を強いた反動が、大きく出てしまうということなのでしょう。

 

 そこで、今後を少し予測してみましょう。

 

 イギリス型を始め、日本でも、より感染力の強い変異種の広がっている事実が明らかになってきましたが、日本の感染症の対策は、ほぼ国立感染症研究所(感染研)の支配下にあり、変異種に関する情報も、その大半を感染研が独占している状況です。

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 でも、一つの研究所がコントロールしているのでは、リアルタイムなものはあまり出てきません。

 だから、今報道されている変異種に関する内容は、古い情報も多く、実態がキチンと明らかになっていないのです。

 特に東京都はもっと居るはずの、変異種の感染者把握数が極端に少なく、変異種をあぶりだす努力を怠っているとも言われていますからね。

 

 解除日が花見・春休みシーズンの入口であることから、人の行動が一気に活発になると見込まれ、変異種は無言のまま大きく広がり、GW前には、再び1日当たり国内で現在(1500人前後)の倍の、3000人以上(下手すれば5000人以上)の新規感染者の把握という事態になるでしょう。

 そうなると、今年のGWも「行動自粛」を求められることに...

 しかし、ここで緊急事態宣言を出すには、余りにも間隔が短く、今回以上に効果が無いでしょうから、宣言を出すことは出来ないでしょう。

 

 気候も暖かくなるので、冬のような一気の感染急拡大にはならないと思いますが、21日の全面解除の動きを見て、早速一部の地方自治体が「GoToトラベルの再開」を求めて自民党に陳情し始めていることから、「GoToトラベル」が一部の地方でいずれ再開されることになるでしょう。

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 でも、地方でも感染者が全くいないというわけではありません。

 このような動きが裏目に出て、4・5月にかけて感染者が増えてしまうことで、東京オリンピックは無観客での開催という決断にならざるを得ないと予測します。

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 都市部の感染の広がりは、ワクチン接種が進んでいない以上、当面の間は抑えることができません。

 自分の身は自分で守る行動を続けるしかないのでしょうね。

 

 大半の方が予測できるような内容ですが、こういう状況から、旅をする方は、感染が再拡大する前の早めの時期での計画をお勧めします。

 旅先でコロナを気にしなければならない状況では、楽しい旅も台無しになってしまいますから...

 

 

NTTによる総務省接待の成果が、ドコモTOB承認なのでは?

 

 今、世間を騒がせているのが、

   NTTによる、総務省や政治家への大規模な接待攻勢と、それに伴う種々の疑惑

ですよね?

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 旧電電公社が民営化されたことで誕生したNTTですが、これは通信の自由化に伴う民営化でした。

 民営化されたことで、株式が政府から売り出され、当時はバブル相場でしたから、NTT株狂騒曲を醸し出したことはあまりにも有名です。

 応募が殺到した第一次売出しの権利を取って上手く立ち回った人は大儲けしたので、NTT株は一大ブームを引き起こし、その後第二次~第六次までの売出しが行われました。

 ところが、株価が上がって売出し価格が高くなったり、バブル相場が終了したことで、株価は低迷し、結果的に損した人が非常に多く出てしまいました。

 その為日本で「株はギャンブル」というイメージを植え付けた銘柄の筆頭格と言えるでしょう。

 

 あまりにも巨大な独占的企業だった為、民営化後、暫時企業分割を命じられ、ドコモ・データ・東西と、主要な事業は順次分割されていきました。

 その後、持ち株会社となりましたが、時代の変遷とともに、固定電話から携帯電話が主流となり、NTTの利益の大半をNTTドコモが稼ぎ出すように...

 

 ここ数年、政権側から携帯電話料金の値下げ圧力が強くなっていましたが、政府が筆頭株主のNTTグループとしては、情勢次第では、いずれ値下げに対応しなければなりませんでした。

 そこで、辞任した谷脇審議官等、値下げを求める菅議員(首相)に近い総務省の携帯事業の政策にかかわる高級官僚等を接待漬けにすることで、情勢を把握するとともに、圧力の緩和も図っていたのでしょう。

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 そして、万が一、値下げせざるを得なくなった際のNTT側の条件や要望なども、接待の席で談合していたことに疑う余地はありません。

 そのNTT側の条件・要望というのが、「NTTドコモの完全子会社化」。

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 NTT自体が、「値下げの原資をねん出するためにドコモをTOBした」と言っているのですから、それが証左です。

 完全子会社化し、ドコモの少数株利益をNTT本体に取り込めれば、名目上の利益が増え、値下げして少々利益が減っても、NTT本体の決算の数字には大きな影響を与えないで済む上、非公開化すれば、利益の減少を株主総会で追及されることも無いですからね。

 

 また、時代に逆行するドコモ再統合により、余りにも巨大となるNTTへの批判が出るのは確実でした。

 そこで、ドコモ再統合を反対する同業他社の強力な圧力をかわすために、筆頭株主である政府や政権側がTOB反対に回らないように根回しをする。

 これらが、今回発覚したNTTによる総務省官僚や政治家への接待攻勢の中身だったのです。

 

 ところで、NTTの澤田社長は、参考人招致で虚偽答弁を繰り返しています。

 接待の席で、「業務の話は一切していない」って言い切っていますが、そんなことは絶対にあり得ません。

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 逆に言えば、業務の話を一切しない接待に、何の意味も無いからです。

 実際にそうであれば、交際費がただの金の無駄遣いとなります。

 意見交換の場だったと嘯いていますが、その意見交換には当然、業務の話が入っていたと見るべきです。

 特に、最も関心があった「携帯電話料金値下げに関する話題」が必ず上がっていたのでしょう。

    野党の追及は甘過ぎで、澤田君の言い訳に対し、それ以上突っ込むことも出来ず、全くお話になりません。

 東北新社の社長の方が、「外国人持ち株比率は総務省に報告していた」と嘘を付けない部分について、ちゃんと話している分、澤田君よりだいぶマシですね。

 

 今回の、NTTによる総務省接待は、NTTが純粋な民間企業でない以上、事実上の「官・官接待」。

 今回の疑惑を機会に、NTTだけではなく、郵政やJT・JRやNHK等の三公社四現業と政府・高級官僚との間における事実上の「官・官接待」は、完全廃止にすべきだと個人的には思います。

 

 ついでに、こちらの大臣、

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 NTTからの接待を複数回受けていた事実は、キチンと認めた方が良いと思いますけど...

 国会で、  

「国民が疑念を抱くような会食・会合に応じたことはございません」

と25回も繰り返したそうですが、この言葉を裏返せば、NTTからの接待は受けていたと言っているのと同じなのですから。 

 

2021年3月第2週の投資成績

 

 注目のメジャーSQ値は、約29282円でした。

 今週のNY株が大幅高続きだったので、流石に海外の大口筋と言えども、SQ値を28000円台後半に持って行くのは無理だったのでしょう。

 SQの為に、無理やり日経平均株価を抑え込んでいる感じも、かなりあったので、SQ通過後は大きく上がりました。 

 アメリカ国債利回りの急上昇に伴う、グロース株売りという大きな流れも、そろそろ終わりに近づいて来るでしょうから、チャンスのタイミングを窺いたいですね。

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 先週の持越し分については

 3月5日(金)

  買い持越し:リクルート・武田(夜間PTSで購入)

  空売持越し:日本駐車場

でした。

 3月8日(月)

  利確:リクルート・武田・ウインパートナ・日本駐車場

  損切:無し

  デイ買い:ウインパートナ

  買い持越し:ミライアル

  空売持越し:無し

 3月9日(火)

  利確:無し

  損切:ミライアル

  買い持越し:リケン・SB・日本製紙

  空売持越し:無し

 3月10日(水)

  利確:SB・アトム

  損切:リケン・日本製紙

  デイ空売:アトム

  買い持越し:鎌倉新書トップカルチャー

  空売持越し:無し

 3月11日(木)

  利確:無し

  損切:無し

  買い持越し:鎌倉新書トップカルチャーキーエンステルモ

  空売持越し:無し

 3月12日(金)

  利確:キーエンス鎌倉新書

  損切:トップカルチャーテルモ・DD

  買い持越し:CRE・ヤーマン

  空売持越し:無し

株主優待・配当:スキー開発・東急不・ひらまつ・大成温調・ホクリョウ・アルインコ・東武・OCHIHD・TOKAIHD・ウインパートナ・大日塗料・ソーシャルワ・ホッカンHD・菱電商事アシード・安田倉庫・エスライン・立花エレ・リックス・平河ヒューテ・理研ビタ

※長期保有トリドール(優待用)・SI(優待用)

 

 今週は、週の半ば旅に出ていた為、ほぼ先週から予定していた銘柄の取引のみとなりました。

 週間成績は、プラス(+15万)で終わりました。

 

 優待目的で買っていた銘柄の中で、一番値上がりしていたウインパートナーズで、立会外分売の実施が先週末に発表されてしまい、株価は暴落💦

 こういう予定外の出来事が、一番困りますね。

 でも、そういうことがあるのが、この世界の常ですが...

   

今日(3月8日)の日本株の値動きは注目でしたが...再び軟調に

 

 アメリカでは3月6日に、1.9兆ドル(200兆円超)ものコロナ対策法案が、上院を通過し、下院に再送付されました。

 今週中に成立見込みです。

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 先週金曜日のアメリカ株は、予想以上に大幅上昇し、巨額の予算案も成立見込みとなったことから、今日の日本株の値動きは注目でした。

 前場開始前の日経平均先物は、一時+600円前後でしたが、相場が始まると、朝高(+390円止まり)の後は、一進一退に。

 そして前場終了間際から、急速に値上がり幅が縮小し、後場は、まさかのマイナス転換。

 引き続き、「コロナ・日経平均先物」バブルで上がり過ぎのグロース株の弱さが目立ちました。

 

 今日の値動きからすると、今週金曜日のSQ値が30000円に達するのは難しいのかなという感じがします。

 

 やはり問題となるのは、アメリカ国債の利回りが再上昇する懸念が高いことでしょう。

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 来週のFOMCを控えて、今週からFOMC関係者の口先介入が出来なくなる上、明日にも1.9兆ドルコロナ対策法案が成立すると、巨額の国債発行により、アメリカ国債の更なる利回り上昇する可能性が極めて高い訳ですから...

 原油を始めコモディティ高が止まらず、インフレ懸念が高まっていることも、利回り上昇に影響しています。

 そうなれば、現状では再びグロース株売りの流れが強まりますからね。

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 このような状況を虎視眈々と短期筋は日経平均先物で狙ってきます。

 短期の値幅取りを狙うCTA業者等の短期筋。

 アメリカ国債の利回り上昇でのグロース株株安を利用し、日本株先物の更なる値下がりで利益を狙っている様子が、今日の値動きで垣間見えた気がします。

 ただ、あくまで短期勝負に過ぎず、FOMC前に手じまいするのでしょう。

 

 以後は、ワクチン普及と巨額の財政出動が好感されて、今年前半のアメリカ株は強い相場となり(経済成長率は6%超と言われている)、日本株も徐々に堅調地合いになっていきそうです。

 ただ、今年後半は、過剰すぎると言われている今回の1.9兆ドルの巨額対策が需要の先取りをしてしまい、前半の相場の上がり方次第では、失速する可能性も言われ始めています。

 また、もしコロナがワクチンで落ち着いてしまえば、超大規模金融緩和も超大規模財政出動も終了のゴングが打ち鳴らされることとなります...

 コロナが簡単に収束しない方が、株高が続くのかもしれませんね...

 

今回の緊急事態宣言再々延長は政治的な駆引きでしかなく、感染抑制効果は限定的、従う必要性が認められない。

 

 3月7日で、2か月もの長期間となった一都三県の緊急事態宣言

 大半の方は、「2カ月もやったのだから、解除するだろう」と思っていたことでしょう。 

 キチンと従った人は、2カ月間も多くのことを我慢したんです。

 我慢していない人も沢山居ますが、我慢していた人も沢山居るのです。

 我慢した人に対するご褒美が、予定通りの解除

 特に、悪者に祭り上げられた、「居酒屋等の夜間営業の飲食店等(1日6万円の補助金の方が売上げより多い、一部の飲食店を除く)」にとっては、宣言の終了日が、長かった暗黒のトンネルから見える一筋の希望の光だったのです。

 ところが、政治的な対立・動機でそれを翻す始末

 我慢をしていた方は解除を予想して、今まで我慢を強いられた分、色々な予定を組んで準備していたのですから...

 

 突如浮上した「2週間の延長」独り歩きし、その言い出しの主導権を握る争いで、官邸と知事が鍔迫り合い

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 しかも神奈川県は内心「再々延長に反対」。

 足並みもそろっていないし、昨春の大失敗を教訓にできず、十分な対応・対策を取らないまま、GoToで緩めすぎて、冬の再流行期に突入したからパンクしたのです。

 

 既に、新型コロナ感染者の減少は下げ止まりとなり、現状の対策ではこれ以上の大幅減少は望めません。

 人々も緊急事態宣言に飽き飽きしており、高齢者の一部を除くと、多くの人々が各地へ出歩き始めてしまっているのが実情です。

 各観光地や繁華街も、「1月より2月、2月より3月」の方が明らかに人出が増えています。

 近畿圏や福岡県が先行解除されたことから3月は、より人出が増えるでしょう。

 

 もう人間の「行動抑制」の我慢の限界を超えているのです。

 だから、これ以上緊急事態宣言の期間を延長しても、従わない人が増える一方となり、殆ど意味はありません。

 今回だけは、批判を享受し、勇気を奮って、「緊急事態宣言を一旦解除します」と高らかに宣言し、人々の不満のガス抜きをしなければならなかったのです。

 

 今回の再々延長は、批判も大きく、もし数字が減らないまま、3月21日に接近すれば、陽性者の一部の検査結果発表日をずらす等の数字の操作を実施して、減ったように見せ掛けて解除するのでしょう……

    そういう小細工をするのもミエミエだからこそ、今回の延長には意味が無いのです。

 

 それに当初、「東京都で1日500人を下回ったら解除するので、緊急事態宣言をさせて欲しい」と言ったのは、担当大臣です。

 政治家は都合が悪くなると、自分が言ったことをすぐ忘れてしまいます。

 いまや、高級官僚も政治家並みに、シラを切ったり言い訳ばかりで居座り、責任を取らずに乗り切ろうという小者連中ばかりですが……

  

 いくら緊急事態宣言しても、特に活動が活発な若い人の行動を止めることは出来ません。

 既に春休みに入っている学生は非常に多く、春の行楽シーズンも目前。

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 このスキー場の写真は、緊急事態宣言中(平日)のものです。

 かなりの人出ですね💦

 1月も2月も、スキー場は若い人で溢れていたようです。

 人々の心に響かない緊急事態宣言では、効果は殆ど出ないでしょうね。