「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

世界一周航空券予約までの計画の経過(つづき)

 

 一つ前の記事の続きです。

 シンガポール→ロンドンについては、カンタス航空が以遠権を使った便である

    シドニー発 シンガポール経由 ロンドン行き(QF1)

を選びました。

 この便は、便名がカンタスの1便。

 伝統ある飛行コースなのでしょうね。

 使用機材は、エアバスA380です。

 今回の行程で、唯一のA380。

 是非一度は乗ってみたい、世界最大の機材ですから、他社も同じコースを飛んでいますが、それでQFを選びました。

 中東カタールの首都ドーハはワンワールド大陸券だと、ヨーロッパ扱いですが、カタール航空は、豪華さでは世界有数の航空会社。

 やはり、カタール航空ビジネスクラスに、一度は乗ってみたいですよね?

 そして、ドーハのハマド国際空港のビジネスラウンジは、世界一と言われるほどの豪華ラウンジ。

 ファーストクラスのラウンジは、超豪華ホテルと遜色ない物凄いもの(ユーチューバーのおのださんが投稿した、ハマド国際空港のファーストクラスラウンジの動画がありますので、気になる方は見てください。凄いですよ。)です。

 ハマド国際空港のビジネスラウンジには、ビジネスクラスの航空券を持っていないと入れません。

 そういうことで、今回しか体験できないだろうことが沢山あるので、ロンドンからドーハへで決まり。

 ただし、ロンドン発ドーハ行きのカタール航空の便は、ワンワールドエクスプローラを使うと、エコノミー席しか予約できないことになってしまうので、心配になり、同じ区間にブリティッシュエアウェイズ(BA)も飛んでいることから、確実な方という結論で、BAを選びました。

 この部分は、若しかしたら、予約の段階で話をすれば、カタール航空も選べるのかもしれませんから、予約される方は、確認した方が良いと思います。

 

 その後、ヨーロッパへ戻る便は、カタール航空ノルウェーオスロに直行便を飛ばしているので、これを選択。

 オスロとスペインのマドリードの間は、イベリア航空が、週末飛んでいるので、その曜日に合わせてオスロでの滞在期間を設定しました。

 スペインは、観光名所が非常に沢山あり、見所満載なので、約1週間の滞在予定に。 

 ヨーロッパから南米チリへ直接行くには、ワンワールドだと

    ロンドン→サンチアゴ

    マドリードサンチアゴ

の2つのルートがあります。

 ロンドンからは、ブリティッシュエアウェイズ(BA)。

 マドリードからは、LATAMとイベリア航空

 このどちらの都市から南米に行くのかを選ぶことで、ヨーロッパ内の移動の計画も決まるわけです。

 機材を優先するならば、BAの方が新しい座席なので、ビジネス以上だと快適だと思います。

 LATAMは機材は新しい(B787-9)ですが、座席は古い形態です。

 イベリア航空のこの路線は、A340という、もうほとんど見かけることはない、珍しい古い機体で運用しています。

 ですから、この区間の移動は、乗りたい、好きな機材で決めるのもありだと思います。

 

 ヨーロッパからアメリカに飛んで、アメリカからチリ・イースター島に行き、またアメリカに戻るというルートもルール上OKなので、例えば

    ロンドン→NY

    NY→サンチアゴ(→イースター島→)

    サンチアゴ→ロサンゼルス

とか

    ロンドン→NY

    NY→ロサンゼルス

    ロサンゼルス→サンチアゴ(→イースター島→)

    サンチアゴ→ロサンゼルス

等というルートも全然ありです。

 ただ、アメリカ大陸横断は、片道限りで1回しかできないので、その点は留意したいですね。

 

 その他では、アメリカ国内の移動で、旅人たちの場合

    ラスベガス→ダラス→サンフランシスコ

というルートにしましたが、これはJALのFlyonポイントを貯めるために設定したルートです。

 アメリカン航空(AA)は、ラスベガス~サンフランシスコ間の直行便を飛ばしていません。

 他社では勿論あります。

 グランドキャニオン等のアメリカの有名な国立公園に行くには、そこに近いラスベガスからツアーが沢山出ていますが、更にヨセミテ国立公園等に行きたい場合、ワンワールドだとラスベガスからサンフランシスコ(ヨセミテはサンフランシスコからツアーが出ています)という近距離なのに、直で行くことが出来ないのです。

 そのため、ラスベガス→ロサンゼルス→サンフランシスコという移動が、最低でも必要となるわけです。

 でも、これだと近距離路線の連続になり、せっかくビジネスクラスの世界一周航空券なのに、ちょっと勿体ない気がしませんか?

 

 そこで。

 AAは、ダラス・フォートワース国際空港ハブ空港として運用している航空会社です。

 西海岸からダラスまで行って、また西海岸まで戻っても、それはアメリカ大陸横断とはみなされません。

 それに、AAのダラス便は、JALとのコードシェアー便が沢山あり、JALのFlyonポイントを貯めて、今回サファイア会員になることを同時に目指している旅人にとって、JAL便扱いになるコードシェアー便を出来るだけ狙いたいと思っていますから、これを活用しない手はないですよね?

 そういうわけで、ラスベガスからサンフランシスコへの移動のために、わざわざ大回りのダラス乗り継ぎにしました。

 ただ、残念なのは、サンフランシスコ→NYという1日数本飛んでいる、2500マイルの長距離路線の中に、JALとのコードシェアー便であるAAの国内線が1本だけある(JFKに24:00頃到着のAA166便)のですが、予約段階で既に空席が無く、コードシェアーではない便で予約せざるを得なかったということです。

 また、LATAMのサンチアゴ→ロサンゼルス便も一部、JALとのコードシェアー便があるはずなのですが、旅人たちの組んだ日程だと、コードシェアーの設定がなされておらず、JAL便のFlyonポイントを貯めることが出来ないということです。

 これがコードシェアー便であれば、サンチアゴ→ロサンゼルス便だけで5000ポイント以上あるのですから、この2つの便がいずれもコードシェアー便ならば、それだけで8000ポイント近く貯まるという計算に。

 クレカのJALカードを持っていれば(来年もJALカードFlyonポイント5000ポイント付与キャンペーンがあるものと仮定してですが)、今回旅人が計画した世界一周航空券の旅だけで、JGCワンワールドサファイアのステータスが付与される条件である、50000ポイント(うちJAL25000ポイント)をほぼ達成できるのです。

(50000ポイントの部分は、ビジネスクラスならば4大陸世界一周券の場合、よほどの最短ルートで組まない限り、自動的に達成できますが、コードシェア便が沢山ないとJAL25000ポイントの部分が達成できないのです)

 本当に残念ですが、仕方ありません。

 別の機会でJAL便を乗る、いわゆる「修行」を少し実施して達成させる予定です。

 

 この世界一周を計画されている方は、自分の立てた計画がルール上大丈夫かどうかを確認するには、ワンワールドのHPにある、ワンワールドエクスプローラーで世界地図を見ながら、都市をマウスでクリックしてみれば、わかります。

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 この世界地図「Plan&Book」で、日本を出発して、フライトプランの都市を順番にクリックしていき、最後に日本に戻ってくることが出来、その後、具体的な飛行機の便の選択画面に移ることが出来れば、ルールを満たしているということです。

 もちろん、ルール上できない移動であるならば、途中でエラーメッセージが出ます。

 ここで、一つポイントです。

 ただしこのワンワールドのHPは、画面で世界地図に入ってから、少し時間が経つと、非常に反応が重くなり、悪くなります。

 そうなると、思った地図がなかなか出せなくなり、下手するとクリックや移動もできない状態になりますので、その時はもう一度最初から入り直してやり直した方が、圧倒的に早いです。

 ☆このワンワールド世界一周エクスプローラーの画面の出し方

(インターネットで「ワンワールド・世界一周」で検索、出てきたワンワールドのHPで、一番上にある「世界一周」をクリック、次に出てきた画面で少し下の方にスクロールし、その真ん中やや右側にある「旅行の計画・ご予約」をクリックすると、世界地図が出てきて入れます。)

 では、今日はここ迄。

 旅人でした。