「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

2020年2月第2週の相場

 

今週の日本株

3日(月)

 月曜日に再開する中国株安への警戒から、先週末のアメリカ株が下げたので安く始まったものの、中国株が先物(-約11%)に比べて下がらず(ー8%)、徐々に下げ幅を縮めたことから、切り返しの流れに。

4日(火)

 中国株の下げ止まりを見て、アメリカ株は一時大きく反発したものの、小幅高止まりで終了したことから、日本株も小幅高で終了。

5日(水)

 アメリカ株が大きく反発したことから、日本株も大きく上がりかけたものの、新型肺炎の患者増加に歯止めがかからない状況に、上げ幅を縮めて終了。

6日(木)

 二日続けてアメリカ株が大きく上がったことから、海外投機筋が先物に買い仕掛けをしたことで、空売り筋が慌ててふためいて、先物を買い戻す流れが発生し、急騰。

 新型肺炎騒動が始まる前の水準まで一気に戻した原動力は、先物取引における空売りの買い戻しです。

7日(金)

 新型肺炎騒動が無かったかのような水準にまで上げた前日の値動きは、さすがに行き過ぎなので反落。

 ただし、SBG株を海外著名投資家が30億ドル分も保有していることが判明し、時価総額日経平均寄与度の大きいSBG株の急騰で、日本株の下げは小幅止まりで終了。

 

 今相場に大きな影響を与えている新型肺炎の問題は、未だに予断を許さない状況です。

 特に日本では、その象徴が「ダイヤモンドプリンセス号」で、一人の感染者から、船内に大量のウィルスがバラまかれ、船内での感染者続出で、下船できない阿鼻叫喚な状況になっています。

 また、湖北省在住者が、日本への入国制限が掛かる前に、春節休みで大挙日本国内に入国して各地を旅行していたことから、その中に居た潜在的なウィルス感染者から、観光業に従事している人達への感染も出始めているようです。

 潜伏期間を考えると、来週は日本国内での感染者が増える可能性もあるので、注意が必要でしょう。

 ただし、中国での移動制限の効果も出始め、患者数の伸びが鈍化しつつある状況も見受けられる上、ウィルス感染が広がりやすい冬も終盤に入り、春も近づいてきていますから、もう少しすれば新型肺炎問題も徐々に収束していくのではないかと思います。

 致死率は高くないものの、肺炎は重病ですし、感染力が強い部分が厄介ですね。

 5月にヨーロッパのクルーズ船旅行を申し込んでしまった旅人としては、ダイヤモンドプリンセス号や、その他アジアで就航していたクルーズ船が寄港できずに彷徨っている姿を見ると、差別意識の強いヨーロッパでのクルーズ、アジア人が無事に乗れるのかどうか懸念も強く、このまま行くべきか、かなり迷っていて、キャンセルも検討しています。 

 

 個人的には、決算発表期はポートフォリオの入れ替えが激しくなるのですが、今週は、大まかに書くと次のように銘柄の入れ替えをしました。

 1月31日(金)

  買い持越し:味の素(2802)・アサヒ(5857)・中部電力(9502)・コシダカ(2159)

  空売持越し:三越伊勢丹HD(3099)・山陽特殊鋼(5481)

 2月3日(月)

  利確:味の素・中部電力三越伊勢丹・山陽特殊鋼

  損切:アサヒHD・東ソー

  デイ買い:東ソー(4202)

  買い持越し:グリー(3632)・山一電機(6941)・コシダカ(2159)

  空売持越し:無し

 2月4日(火)

  利確:グリー・山一電機・相鉄

  損切:AGC

  デイ空売:相鉄(9003)

  デイ買い:AGC(5201)

  買い持越し:日本曹達(4041)・中山製鋼(5408)・セガサミー(6460)・コシダカ(2159)

  空売持越し:阪急阪神(9042)

 2月5日(水)

  利確:日本曹達・阪急阪神セガサミー(持越し分)・日立キャピ

  損切:セガサミー(デイトレ分)・日水

  デイ買い:セガサミー

  デイ空売:日水(1332)・日立キャピ(8586)

  買い持越し:クレハ(4023)・AGC(5201)・TOWA(6315)・三井海洋(6269)・コシダカ(2159)

  空売持越し:無し

 2月6日(木)

  利確:AGC・クレハ・TOWA・トヨタ

  損切:三井海洋・コシダカ

  デイ買い:トヨタ(7203)

  買い持越し:クレハ・TOWA

  空売持越し:フージャース(3284)・ヤマダ電機(9831)・西鉄(9031)

 2月7日(金)

  利確:クレハ・TOWA・フージャース

  損切:西鉄・ヤマダ電・デンカ(4061)

  デイ買い:デンカ

  買い持越し:コシダカ・住友大阪(5232)・住友鉱山(5713)・SB(9434)

  空売持越し:アルフレッサ(2784) 

 

 三井海洋開発は、前期の大幅赤字から今期予想は黒字転換したものの、出尽くし売りが大きく出てしまい、結構な損失が出ました。

 それ以外は、セガサミーでかなり含み益が出ていたものを利確のタイミングを誤ってゼロにしてしまったこと以外は、まずまず良い結果でした。

 特に、山一電機と日本曹達の急騰での利益が大きく、週間をプラスで終えることが出来ました。

 ただし、来週は、今週買いで持ち越した住友大阪セメント住友金属鉱山が金曜引け後に、通期下方修正を発表したことで、厳しい週になりそうです。

 決算発表で下方修正しそうな銘柄は、買いで持ち越さないようにしているのですが、金曜日の仕込みは大失敗で、2銘柄も下方修正発表に...

 読みの甘さを痛感し、反省する週末となりそうです😢