2020年2月の3連休の前半2日間は、旅妻と山梨県の湯村温泉に行ってきましたが、
最終日は、天気予報がかなり良かったので、今シーズンラストのスキーで締めようかなと思い、知人と群馬県にある川場スキー場に行ってきました。
行ってみると、天気予報のとおり、
この素晴らしい晴天。
川場スキー場に行くのは、今回が初めてでしたが、前日に大雪が降ったこともあり、標高の高いスキー場上部の雪質は良かったです。
こちらは、スキー場最上部から撮った写真です。
スキー・スノボ客に交じって、登山客もかなりいるのがこのスキー場の特徴で、リフト券売り場の横には登山届を出す場所も設置されており、最上部のリフトを降りたこの地点から、フル装備で目の前の岩山の上部に向かって登って行く姿や、縦走を終えて降りてくる登山客をたくさん見かけました。
スキー場下部を見渡すと、
関東平野を見渡す、開けた景色が広がります。
この日は、3連休最終日の好天ということもあって、
こちらの写真のとおり、かなり混んでいました。
ただ、新型コロナ肺炎の影響も大きく出ているようで、先日行った福島・グランデコ同様、この日の川場も外国人客はほぼゼロでした。
大半のスキー場では、2月の冬のインバウンド需要、ほぼ壊滅状態となっているのでしょうね。
川場村は、いま、麓にある道の駅「川場田園プラザ」が大人気で有名ですが、バブル期に、この写真に写っている立体駐車場一体型のスキーセンターを備えた川場スキー場を開設したことで、知名度が上がったんですよね。
当時の沼田インター周辺のスキー場は、道路の渋滞がひどかったのですが、川場はアクセスルート上に他のスキー場が無いことで、渋滞がましだったこともあって、かなり人気がありました。
ただ、バブル崩壊でスキーブームが去り、川場スキー場も、他のバブル期開発のスキー場と同様に、初期の開発費をペイできず、倒産を経験しています。
今は、日本駐車場開発(2353)の子会社日本スキー場開発(6040)が運営しており、株主優待割引き(リフト券2000円引き)が効くので、こちらを選び、この優待割引を使って滑りました。
このような苦しい経営時期もあった経緯からか、リニューアル投資はあまりされていないようで、設備は全体的に老朽化しており、特にトイレは、かなり古さを感じます。
首都圏からの近さが売りなので、便利さを考えれば、その古い部分には目をつぶれるくらいの感じですが(苦笑)
近さは、一番の売りですからね。
帰りに、人気の道の駅にも立ち寄りたかったのですが、三連休最終日ということと事故渋滞も発生していて、関越道がかなり混んでいたので、立ち寄らずに帰りました。
道の駅は、またの機会に。
異常な少雪だった今シーズン。
来シーズンは、普通に積雪がありますよう、祈りながら帰路につきました。