「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

今日は、テーマを決めず、雑談です

 

 今日は、特に話題を決めず、雑談をすることにします。

 と言っても、大半はコロナ関連になってしまうと思います。

 

 新型肺炎、世界での感染拡大が止まらないですね。

 日本のPCR検査門前払い問題は、既に世界にバレてしまったので、速やかに感染が疑われる人に対する全件検査に変更しないと、下手すれば相当な批判を浴びることになるでしょう。

    イタリアも韓国も一気に強化して実施している検査数の急増が、感染者数の急増にも繋がっていて、このうち半数は何の病状も出ておらず、無発症だそうです。

 「感染の疑いのある者はキチンと検査をして、感染者を把握し、その者の行動を制限しない限り、感染拡大を止めることができない」という考え方が世界の標準ですから、感染者増加によるネガティヴイメージよりも、実態を把握し、感染者の行動を抑制することを優先して、検査を強化しているのです。

    ところが、日本のやり方(イランも)は、軽症者に対して検査を実施しないで乗り切ろうというものなので、「潜在的な感染者を野放しにしているから、感染が広がり、止められないんだ」と、今後、世界への蔓延の原因の一端は選別検査にもあると批判に晒される恐れも高いのです。

 イランは政治体制が特殊なことと、経済制裁等もあるから、情状酌量の余地がありますが、日本は東京オリンピック開催の為に、検査を選別していると言われても仕方ない状況です。

 そして、一部の御用学者たちが「それ(検査選別)で良いんだ、何でもかんでも病院に来られたら、医師にウィルスが遷ってしまい、医療体制が崩壊しかねない」と言い放っている状況ですからね。

 

 特に首都圏と北海道の感染者数の増加が止まらず、ロシアも関東と北海道への渡航を自粛するよう勧告を出しましたが、来週から保険適用がなされて、民間の検査機関での検査も始まったら、感染者数は急に増えるでしょう。

   各国の感染の爆発的な増加状況等から見ると、日本国内には既に数百人~千人レベルの未把握感染者が居ると見るべきでしょうね。

 

 首相が27日に、その前日までの政府方針を、独断で突如変更したことで、社会が動揺しています。

 そうした雰囲気を敏感に感じ取った、市民の動きが、トイレットペーパー等の買いだめ騒動なのでしょう。

 若しかしたら最悪、封鎖措置が取られるかもしれないという不安な意識が、買いだめに走らせているのです。

 マスコミは、「SNSで広がった、マスクとトイレットペーパーが同じ素材で作られているというデマに乗せられた買い貯めだ」という論調ですが、いくらなんでもそこまで市民はバカではありません。

 日本の感染者数が、政府の公式発表よりはるかに多く、事態はより深刻になっていると考えている国民が多いからこその買い貯め騒動です。

    マスクは未だに売っていませんから、いくら供給不安は無いって言ったって、こうした行動は止まりません。

    旅人もトイレットペーパーだけは買ってきました(-。-;

 首相の言葉や方針転換というのは、それだけ重いっていうことなのですが、言った張本人の首相自身は、「何もしていない・表に出ようとしない・後手後手」という世界からの非常に厳しい批判や「PCR検査抑制」問題も追及され、来週からの検査数増加が今後の感染者増加に繋がるという危機感、新型肺炎対応での支持率低下等からの、パフォーマンス的な行動だったようですね。

 今回の「休校・自粛」要請、これ自体は、これだけ感染が広がれば正論の決断だと思いますが、周囲の反対で一度はやらないと決めたこれらの措置を、菅官房長官にも知らせずも、噂を聞きつけて飛んできた萩生田大臣の反対も押し切って、今井首席秘書官と二人だけで独断で決め、公明党にも知らせず発表しちゃったということだから、パフォーマンスだと言われてしまうのです。

 ただ、学校内での人から人への感染例は1件も発生していないので、「学校閉鎖は極端な対応で、ただのパフォーマンスだ」と、海外紙は更に手厳しく批判しています。

 

 ダイヤモンドプリンセス号を新型肺炎の感染地帯にしてしまい、救えなかったことで、海外からは非常に厳しい目で見られるのは致し方ないでしょうね。

 もし、思い切って下船させて、多くのホテルを借り上げて、そこに分散させて隔離するという手を打っていたら、DP号の乗客を救えていたでしょうし、そうなれば今頃「日本の対応は素晴らしかった」と賞賛されていますよ、きっと。

 イギリス人の乗客も亡くなってしまい、本当に残念です。

 

    個人的には、5月後半に予約していたベネチア発のアドリア海クルーズツアーが、イタリアでのコロナ肺炎の蔓延によるキャンセル続発で最低催行人数を下回ってしまい、中止になってしまいました。本当に残念です😭

 

  28日のNY株は、終了15分前まで-1000ドル安でしたが、最後の15分で急速に買い戻され、-350ドル安で終わりました。

 アメリカでの感染拡大は、これから始まるので、まだ予断を許さない状況ですが、FRBが利下げを仄めかしたことで、急落の連続は、一息つけるのではないでしょうか?

 しかし、利下げを仄めかしても、戻りが鈍かったことは、今回の下げにまだまだ本腰が入っている証拠でしょうね。

 FRBのこうした類の発表があれば、大概は、大きく上がりますからね。

 今週1週間のNY株の下げ幅は、記録に残る大きなものとなりましたが、これが超高値圏にある株価の怖さでしょうね。

 皆が強気の時に、新型肺炎ブラックスワン(99%発生しないだろうという最悪シナリオのこと)が現実になってきたことで、その強気が崩壊してしまった時に出る、強烈な負へのスパイラルの典型的な値動きと言えます。

 ただ、今回の新病が、一気に、世界景気の大幅な後退を招くことは無いでしょうから、いずれ大きく反発することになると予測しています。

   そこを狙っていきたいですよね。

   そう言えば、このままだとアメリカが、日本・韓国・イタリアからの入国を拒否する決断をするかもしれないという未確認情報が今日速報で出ました。

   大統領選があるので、批判を恐れて、感染者が多い国に対する制限を一括で掛ける方向に、T大統領の考えが変わったそうです。

   「魔法のようにウィルスは消えてなくなる」と言っている大統領なので、突如何をするかわからないから、それが心配ですね。

 

追記

   先程アメリカは、イランからの入国拒否並びに、イタリアと韓国の一部地域に対する渡航制限の強化を発表しました。 

   未確認情報ほどの厳しい措置ではありませんでしたが、アメリカ国民で初の死者も出て感染の拡大が一気に進みそうな気配なので、まだまだ厳しい相場が続きそうです。