冬から春に季節が移り、桜の季節が近づいてきました🌸。
数日後には桜開花のニュースが聞かれることになるでしょうね。
今回は、「日本三大夜桜」(他は弘前城址・上野公園)の一つ、新潟県上越市にある「高田城址の🌸」を紹介します。
この二つの写真は、高田城址の「さくらロード」で撮った写真ですが、これを見ただけでも、本当に見事で絵になります(^^♪
この写真は、昔使っていたコンデジで撮ったのですが、昔のコンデジですら、このレベルの写真が撮れてしまうということからも、高田城址の夜桜の素晴らしさがわかると思います。
高田城は、徳川家康の不肖の息子(六男)忠輝の為に作られた城で、城の縄張りは伊達政宗が行いました。
忠輝は父家康から非常に嫌われており、晩年は長野・諏訪の高島城に幽閉されて生涯を閉じ(92歳と当時としては非常に長命だった)ましたが、高田城主となった頃は、45万石の太守(のちに75万石に加増)でしたので、その高い格式に見合った城地として作られた高田城は、広大な敷地を誇ります。
廃藩置県後は、軍の駐屯地となり、主に地元の元軍人さん達の手で、明治以降植えられた桜は、現在約4000本あるそうです。
こちらは、高田城址公園のシンボル三重櫓をバックに撮った写真となります。
高田城は天守の無い城だった(伊達政宗が指揮を執って作られた城なので、仙台城同様に「太平の時代に天守は要らない・将軍家への恭順の意を示す」という意味合いで、天守は作らなかったのでしょう)ので、この櫓が天守の代わりでした。
三重櫓付近で桜を、昼間に撮影するとこのような感じです。
なお、三重櫓は現代になって復元されたものです。
こちらは、内堀沿いの桜です。
夜はライトアップされて、より綺麗さが増す感じがしますね。
昼間は、場所によって、雪化粧した妙高連山をバックに桜の写真を撮ることもできます。
高田城址公園は、敷地が広大なので、首都圏や近畿圏の桜の名所と比較すれば大混雑しているという感覚はありません。
適度な人出なので、想い想い立ち止まって、桜を愛で、十分楽しめると思います。
ただ、この記事の最初に紹介した写真を撮った場所である「さくらロード」は、かなり混雑します。
露店・屋台が立ち並ぶ場所や櫓付近も混雑します。
今年の開花予想は3月27日だそうです。
しかし、新型コロナ肺炎の影響で、「さくらロード」のライトアップは中止と決定しました。
また、屋台・露店、各種イベント、桜を見ながらの宴会等は、全て自粛・中止となりました(ぼんぼりの点灯等は実施されるそうです)ので、遠くから「高田城址公園の夜桜」を見に行きたいと予定を計画している方は、来シーズン以降の方が楽しめると思います。
今、世界中に新型コロナ肺炎が広がり、暗い雰囲気になってしまっています。
このブログは「旅と投資」記事が中心ですが、旅の自粛ムードの影響もあって、投資の暗い記事が増えてしまっています。
でも、少しでも明るく進んでいきたいと思っています。
こちらを読んでくださっている皆様も、間もなく開花する🌸が満開になったら、近所の🌸で十分ですから、見に行って、少しでも明るい気持ちになって欲しいと思います。