「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

2020年3月第2週の相場と成績(アメリカ大統領の言動に振り回された週)

 

今週の日本株

9日(月)

 先週金曜日のNY株が小幅安だったので、日本株も安く始まるも、新型肺炎の蔓延が止まらないことから、一気に20000円の大台を割り込む大幅安で終了。

10日(火)

 NY株が大幅安だったことで、日本株も大幅安スタートとなるも、大規模な財政出動をにおわすアメリカ大統領のツイートを好感し、大きく切り返して、小幅高で終了。

11日(水)

 NY株が大幅高となったものの、日本株の前日が上げ過ぎたことから小幅安スタート。その後アメリカ大統領が記者会見に出席しなかったことや、アメリカの財政出動の内容が減税中心で、実施までに時間が掛かるものだったことから、期待が大きく後退し、安く終了。

12日(木)

 NY株が大幅安となるものの、大統領のテレビ演説を期待もあり、前場前半は小幅安で推移するも、演説の内容が「欧州からの入国禁止措置」と非常にネガティブで期待外れだったことから急落し、大幅安で終了。

13日(金)

 アメリカの入国制限拡大だけではなく、ECBの会合での決定内容が市場の期待を大幅に下回ったこともあり、欧米の株価が、ブラックマンデー以来の記録的な大暴落となったことで、日本株前場途中には、バブル崩壊時以来の記録的大暴落に。

 ただ午後の途中で、「カナダの企業が新型肺炎の治療薬の開発に成功し、今週末から投与テストを実施する」との真偽不明の情報が市場を駆け回ったことやそれまでの下げ過ぎのリバウンドが入り、オーストラリア市場がー8%→+4%まで切り返したのを筆頭に、後場中盤から急速に買い戻しが入り、下げ幅を大幅に縮めるも、最後は売り直されて終了。

 

 

 アメリカが、欧州からの入国制限実施を決定したことで、今週は非常に厳しい相場展開へと変化してしまいました。

 金曜日の後場途中からは、下げ過ぎのリバウンドに加えて、真偽不明の「新型肺炎治療薬の開発に成功?」の情報が市場を駆け巡り、投機筋の空売りの買い戻しが急速に入って、下げ幅を一気に縮めましたが、この情報が本当でも、ワクチンが出来るのは最短で11月だとの情報も流れているので、今後どうなるかはわかりません。

 いずれにせよ、短期で下げ過ぎなのは間違いありませんし、ちょっとしたきっかけで、大きく切り返しやすい相場に突入しましたから、うまく立ち回って利益を積み重ねていきたいですね。

(金曜日のNY市場は、アメリカ時間午後3時、T大統領の非常事態宣言をキッカケに、一気に大幅高になりました。相場は不安定なので、最後の最後までT大統領に振り回されてばかりの一週間に。でも大きなリバウンドとなったので、これで少しは落ち着けると良いのですが…。先日までの大統領の楽観的な姿勢と、アメリカの新型コロナの検査が、大国のプライドから独自の検査方法を導入したことが裏目に出て、全く進んでいない(水曜日までで5000人程度しか検査出来ていないらしい)そうなので、イタリア同様に相当国内感染が広がっているという情報もあり、また厳しい場面もありそうです)

 

 先週持越し分は

 3月6日(金)

  買い持越し:鳥貴族・フォーラムエン(IPO・3/9)・フォースタート(IPO・3/13)

  空売持越し:無し

と、引き続き土日の間の世界的な感染拡大を警戒して、事実上持ち越しはゼロでした。

 3月9日(月)

  利確:無し

  損切:鳥貴族・フォーラムエン(IPO)・コマツ・ツバキナカ

  デイ買い:コマツ・ツバキナカ

  買い持越し:フォースタート

  空売持越し:

 3月10日(火)

  利確:ツバキナカ・ニコン・JAL

  損切:東北電

  デイ買い:ツバキナカ・ニコン・JAL・東北電

  買い持越し:フォースタート・東北電

  空売持越し:無し

 3月11日(水)

  利確:ダブルイン

  損切:東北電

  デイ買い:ダブルインバース

  買い持越し:ダブルイン・フォースタート

  空売持越し:無し

 3月12日(木)

  利確:武田

  損切:ダブルインバース

  デイ買い:武田

  買い持越し:ダブルイン・フォースタート

  空売持越し:無し

 3月13日(金)

  利確:ダブルインバース・武田・JAL・HIS

  損切:フォースタート(IPO)・三井住友

  デイ買い:武田・JAL・三井住友・HIS

  買い持越し:ミクリード(IPO・3/16)・明豊エンター(8927)

  空売持越し:無し 

 

 いままで、ダブルインバースに注目はしていたものの、手を出したことはほとんどありませんでしたが、今週は購入することでリスクヘッジしました。 

 そのお陰で、今週も小幅プラスで乗り切れました。

 結果から見ればダブルインバース、今週滅茶苦茶上がったので、「たくさん買っておけばなあ」と思いましたが、それは結果論であり、変動の大きい危険な相場では、一つのサプライズがあれば、火曜日や金曜日の値動きのように、流れが大きく変化してしまうのですから、ポジションを傾けすぎるのは危険と考え、無理はしませんでした。 

 個別では、先週金曜引け後に発表の鳥貴族の決算と月次成績がかなり良かったので、PTS市場での利確に迷いが生じ、月曜日まで引っ張って負けてしまったのが余計でした。

 金曜日の寄付きには、MSQ絡みでの巨額の売り物が出たことで、特に日経平均銘柄は軒並み暴落して始まりましたが、流石に下げ過ぎだと思い、数銘柄に打診買いを入れてみたものの、JAL以外はあまり利益は出なかったです。

 

 権利を貰えた今週のIPO2つは、相場環境が非常に悪すぎて、どちらもダメでした。

 せめて、2銘柄ともに火~木曜日の新規上場であれば、フォースタート(7089・事前評価B)はプラススタートで、少しは利益が出たのでしょうけど、よりによって、欧米市場が記録的暴落となった金曜日上場ですからね😢

 どうしようもありませんでした。 

 また、今週新たに、みずほでIPOが1つ当選(B評価)したので権利を取りましたが、相場環境が厳しいので、利益が出るかどうかは微妙です。