ちょっと、釣りなタイトルで申し訳ありません。
今回負けた話ではなく、以前負けた時の話です。
新型コロナ肺炎で、大きく下げ続けた相場も、一旦下げ止まりました。
下げ止まりのきっかけは、オリンピック延期決定での空売りの買い戻しでしょうか?
今回の急な下げでの損失発生に、気を落とされている方も多いでしょうが、負けたからと言って退場してしまっては、それでおしまいです。
投資にはリスクがあるものです。
大きく勝つときもあれば、下手打って大きく負ける時もあります。
でも、諦めずに続けていれば、いずれ大きな利益を出してくれるものだと個人的には思っています。
「継続は力なり」
今回、数年に一度しか発生しない、相場全体の大きな下げを経験したということは、一生で数回しか経験できない貴重な体験であり、次の飛躍への大きな糧になることに違いありません。
大きな下げ相場では無くても、「これは、こうなるだろう」という個人的な読みが大きく外れて、個別で大きな負けを被ることも間々あることです。
個別銘柄の記録的な下げを列挙してみると、
◎2000年の、光通信(9425)の20営業日連続ストップ安(78800→13800円)
◎2006年の、ライブドアショックでのライブドアの暴落(700→150円)
◎2016年の、アキュセラインクの連続ストップ安(6790→1990円)
◎2019年の、サンバイオの連続ストップ安(11710→2410円)
と言ったところでしょうか?
これらの銘柄を運悪く買って持っていた場合、超絶悪材料が出たことでのストップ安張り付きなので、売ることが出来ず、逃げることが出来ないまま、自動的に資産が3分の1以下に溶けてしまったのです。
(光通信の場合は、売買が成立した日もある連続ストップ安です)
この4つのような極端な下げを食らった場合には、流石に簡単には立ち直れないかもしれませんが、それでも、退場せず諦めなければ、いずれ負けを取り返せると思います。
個人的に、最近で一番の大負けは、ちょうど約2年前の2018年4月の取引です。
これは空売りだったのですが、最初は読み通りの展開で+10万くらいになっていました。
そのため、少し放置していたところ、確認した時には、すでに手遅れ...💦
翌日にはもっとひどい状況になり、あまりにも踏み上げられるので、-100万を超えたところで一旦損切りし、様子を見て、金額を倍に増やし入り直したのですが、これが非常に不味い判断でした。😢
踏み上げが加速し、あまりにも損失が膨らむので、-400万弱で再度損切りし、もう一度最後の勝負に出ましたが、更に損が増えて...
結局、合計ー4,758,891円
たった3日間で、中堅サラリーマンの年収を溶かしました。
いやあ、今思い出しても、なかなか厳しい負けでした。
これだけ負けるのなら、「途中で空売り→買いに切り替えればよかったのに」と思うかもしれませんが、空売りで入ったのにはある程度根拠があり、まずまずの高値で入っている空売りなので、下手に切り替えると、往復ビンタを食らいますし、一度決めた方針の切り替えが簡単に出来ないのが、個人の能力の限界なのでしょうね。
このような結果になった後講釈ですが、みんなが下がると思って、空売りが積み上がっている状況を逆に海外機関投資家に狙われ、踏み上げを狙った巨額買いを入れらたという、典型的な空売りの失敗パターンで食らった負けなのですが、個人的にも熱くなり過ぎて、何度も攻勢をかけたのがダメでした。
でも、この負けですが、小さな勝ちを積み重ねて、約3か月後には取り返しました。
今回のコロナショック相場である程度負けたとしても、1年以上だらだら下げ続けて、全てが3分の1以下になった、リーマンショックやITバブル崩壊に比べたら、現状まだマシな相場です。
負けを糧に勝ちを積み重ねれば、十分取り返せると思います。
厳しい相場が続きますが、個人投資家の皆さん、一緒に頑張りましょう。