新型コロナ肺炎の感染拡大で、入国禁止措置だらけとなってしまい、海外旅行ができない状況が続いていますね。
残念ながら、今年の上半期、海外旅行に行くのはほぼ不可能でしょう。
今年の6月から世界一周航空券での海外旅行を計画していたので、こうなってしまったのは本当に残念です。
でも、行けないと、余計に行きたくなるのは人の性。
そこで、以前行った海外旅を振り返り、次の行ける機会を待ちたいと思います。
今回は、タイトルの通り、世界遺産のトルコ・カッパドキアです。
世界遺産「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」に指定されている、この地域。
そして、カッパドキアと言えば、この一枚です。
最も人気のある、早朝気球ツアーでの写真。
この日の出を見るために、多くの観光客が深夜にホテルを出て、気球ツアーに向かいます。
大概のツアーは最初、軽食の朝食会場を兼ねている各気球会社の集合場所に移動し、ここで、各ホテルから気球ツアーに参加する客を待つ形となっています。
そして、いよいよ気球ツアーに出発です。
現地に着くと、この写真のように
随所で、気球内の空気を温め、飛び立つ準備作業が続いています。
しばらくすると、出発。
この時、旅人達が乗った気球は、
こちらの操縦士さんの気球でした。
かっこいいですね^^
上昇が始まると、岩の間を気球が上がって行きます。
多くの気球も、ほぼ同時に上昇開始です。
そして、一番最初の写真のように、荒涼とした大地からの日の出の瞬間を待ちます。
日が昇り始めると、
この写真のような風景に。
日の出後しばらくは、周囲の岩山がローズレッド色に染まります。
そして、この気球の数。
なかなか壮観です。
100基以上の気球が上がっています。
そして、気球の高さを調整するガスバルブの音と乗客の歓声以外、静かな時間が続きます。
気球は、このように、日本企業の広告が入っているものも幾つか見かけます。
そして、感動の時間はあっという間。
こちらは、着地の時の写真。
本当に時を忘れてしまう貴重な体験でした。
キノコ岩と呼ばれる岩石群や、
ラクダ岩と呼ばれるものもある、奇岩群が見られる場所です。
そして、この地域の人たちは太古の昔、奇岩の洞窟で暮らしていました。
ですから、今でも、これらの洞窟を利用した住居や宿泊施設が多数あります。
この写真のとおりです。
また、太古の教会も岩を掘って作られていました。
こちらの写真は、かつてのキリスト教の教会の跡です。
オスマントルコ帝国というイスラム国家が出来る前は、ローマ帝国の領域でしたので、キリスト教が信仰されていた時代もあったのです。
こちらの写真は、この旅で宿泊した洞窟ホテルです。
ホテルの敷地内は、このような感じで、元々ある岩と後から作られた部分が、うまく組み合わされて出来ています。
次に、こちらの写真は、ホテルの部屋の様子です。
こちらのホテルは、部屋も広く、なかなか豪華な造りでした^^
夕方には、多くの観光客が、高台に集まり、日没とそれに伴う移り行く景色を静かに眺めています。
日没時には、光の加減で周囲の岩山の山肌が、ローズピンク色に見えるのが特徴なのです。
カッパドキアでの観光、想像を超える感動がありました。
ここ最近、トルコの通貨であるトルコリラは歴史的安値に沈んでいます(1リラ16.5円)ので、トルコ旅行は格安で行くチャンスとなっています。
ちなみに、旅人がこの写真を撮った時は1リラ約40円で、旅行代も結構高かったです。
アジアとヨーロッパが交錯する地であり、千数百年続いたローマ帝国滅亡の地でもある現在のトルコ。
今なら格安で行けますから、コロナ騒動が終われば近いうちに、また行きたいと思っています。