今週一週間の相場は、新型肺炎に対する各種制限解除への期待で欧米市場が堅調だったので、日本株も全体的に堅調でした。
ただ、気づくとNASDAQ指数は、4月30日の終値が約8900ポイント。
最高値を取った2月19日が9800ポイントで、3月の安値が6860ポイント。
NASDAQには、アマゾンやネットフリスクといったコロナの影響で逆に上がり続けている時価総額の超巨大な銘柄も多くありますので、NYダウ等と比較して指数が上がりやすいのは当然です。
しかしアメリカの場合、特にFRBによる超大盤振る舞いの「大バブル金融緩和政策」の影響も大きく、溢れすぎたマネーが株式市場に大量に流入し、短期間での急速な戻しの上昇力となっているのでしょう。
でも、ちょっと上げ過ぎな感じもしますね。
欧米では、行動制限を厳しくし過ぎた反動で、人々が規制に耐えられなくなっています。
「我慢・我慢」と言っても、人間は欲望で生きている動物ですから、長い期間の我慢は無理なのです。
そのために、欧米各国は規制を緩和せざるを得なくなっており、感染者が少し減っただけの現状でも、見切り発車で行動制限の緩和に追い込まれています。
ただ、ワクチンも特効薬も無いままの行動制限の緩和は、「再び感染拡大が発生しますよ」と言っているも同然なので、爆発的な感染再拡大が始まってしまえば、その時に、再度株式相場の急落が起きるでしょうね。
今週の個人的な成績ですが、先週持越し分については
4月24日(金)
買い持越し:モノタロウ・ダブルインバース
空売持越し:東京製鐵・東洋機械
でした。
4月27日(月)
利確:モノタロウ・ダブルインバース・東洋機械・アンリツ
損切:東京製鐵
デイ買い:アンリツ
買い持越し:アンリツ
空売持越し:無し
4月28日(火)
損切:ダブルインバース
デイ買い:信越化学・ダブルインバース
買い持越し:信越化学
空売持越し:無し
4月30日(木)
利確:信越化学・東京製鐵
損切:双日
デイ空売:双日・東京製鐵
買い持越し:M&Aキャピタル・Jパワー・JSP・南海
空売持越し:リケンテクノス・東京製鐵
5月1日(金)
損切:M&A・Jパワー・JSP・東京製鐵
デイ空売:三井物産
買い持越し:ジョイ本田・協和キリン・Jパワー
空売持越し:無し
今週は、木曜日までは勝っていたのですが...😢
前半は、保有金額の大きかった信越化学の小幅上昇の恩恵でプラスでしたが、木曜日の新たな仕込みが大失敗に...
木曜日に決算発表をしたM&AキャピタルもJパワーも、決算の数字はかなり良かったと思うんですけど...
結局、全体相場の大幅反落も重なって、2銘柄共に10%近い急落となったことで、大きく負けてしまい、木曜日までの勝ちがすべて消えて、3週連続のマイナスで終わりました。
Jパワーが、次期予想を出した決算発表の後に10%級の急落をするのは、間々あることなのですが、第4四半期の黒字転換を期待して買ってみたものの、今回も黒字転換を好感するよりも、次期予想のインパクトの無さに、いつもの急落となってしまいました。
WTIは14ドル台で、先週買った某原油ETFの価格は900円台前半。
そして、今日のWTIは約19ドルなのに、この某原油ETFは560円台。
ここまで連動しないというのも...酷いです...
運営側の判断で運用が、月の途中から価格の異なる6月物とか7月物等の、期日が先の先物に移っていく結果、相場の上昇に連動しないという結果となるのですが、このような商品は、手数料の入る胴元以外は儲からない、素人は完全に手出し無用の商品だということがよくわかりました。