「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

4月末の羽田空港🛩

 

 

 4月末に所用で某地方へ行きましたので、その際に利用した羽田空港の様子を撮ってきました。

 

 某日午前7時過ぎの第1ターミナル内ですが、

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 こちらの写真のように、ほとんど人が居ません。

 この時、この巨大なターミナル内に居た旅客は、百数十人程度だったのでしょう。

 

 ですから、セキュリティーチェックの時も旅人ひとりだけ。

 職員ばかりが目立ち、数人の職員に囲まれてチェックを受けました。

 なんだか、チェックに引っ掛かった人みたいでした(苦笑)

 

 セキュリティーチェックの先も、

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 人は殆ど居ません。

 店舗もほとんどが閉まっていて、ターミナルで使われている場所は、ごく一部のエリアだけでした。

 

 制限エリア内で、飛行機を待っていた旅客は、100人程度だったと思います。 

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 この表示の通り、約3分の2の便は欠航(赤い表示)でしたから、人が少ないのも当然ですね。

 

 滑走路を見ると、

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 奥には、現在飛ぶ予定の無い各社の飛行機がずらっと並んでいます。

 空港内は、空いているスペースの至る所に、飛行機が並べられていました。 

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 こちらはJALの最新鋭機エアバスA350-900です。

 かっこいいですね。

 この機体には、この時の帰りに乗りました。

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 A350-900の機内はこの通り、国内線でもモニターが付いています。

 天井が高く、内装もかっこよくて、非常に良いですね😊

 この写真はJシートですが、エコノミーもほぼ同じです。

 飛行機に乗ると、いつも耳が痛くなるので、それが辛いのですが、流石に最新鋭の機体。

 空調システムも最新のものですから、鼓膜も痛くなりませんでした。

 

 現在、飛行機に乗る際、乗客もマスク着用が求められています。

 どの便も、この写真のように、ガラガラ状態ですが、いつまで続くのでしょうね?

 

 このままでは、多くの人が経済的に大きな苦しみを味わい続け、中には自殺したり、破産して夜逃げするような人も多く出てくることでしょう。

 生活破綻。

 「治療法の無い病気になるかもしれないこと」と、「生活が破綻すること」を天秤にかけ、どちらを優先すべきか選択するのは非常に難しいことで、究極の選択ですが...

 

 あくまで私見ですが、賛否両論はあるものの、強い制限を掛けない「スウェーデン方式」を日本は採用すべきだったと思います。

    日本はオリンピック開催のために、新型肺炎対策で数々の致命的な判断ミスをした、感染抑制失敗の国なのです。

    国内で感染が広がり過ぎて、実態不明抑制不能状態なのですから、急に制限を強く掛けて失敗を取り返そうとするのではなく、失敗を活かして、緩い制限を長く続けるべきだったと思います。

 そもそも現代人は、長期間の厳しい抑制生活・制限には耐えられません。

 人間は、欲望の生物。

 欧米諸国が今、制限を解除し始めているのは、人々がもう耐えられなくなっているからです。

 感染が収まったから、解除しているのではないのです。

 特にアメリカでは、「自由」を求めるトランプ派の人達を中心に、暴動発生目前です。

 日本も、自粛が言われた2月末から、もう9週間以上。

 都で緊急事態が宣言されてから5週間以上、厳しい制限が掛かってから4週間が経ちました。

 もうそろそろ、日本の人々も、制限自粛生活に限界が来ています。

 ところが、GW以後も制限を1か月程度延期するらしいですが...

 

 「専門家会議」というのは、官邸を始め「上級国民による、上級国民の為の貴族会議」です。

 だから、上級国民視線での議論しかしていません。

 しかもこの専門家会議、上級国民(特に官邸)の都合に合わせ過ぎて、適切な提言を出来ていないので、中韓台や東南アジア諸国と言った日本の周囲の国々が現在、シンガポールを除いて感染の抑制に成功し、日常生活が戻りつつあるのに対して、日本はいつまで経っても感染が止められないという致命的な失態を犯し続けています。

 この大失敗の理由は、ただ単に、専門家会議の参加者が上級国民ばかりで、自分達の貴族的生活を基準にして物事を決めており、下々の人々の行動原理や生活実態、欲望等を何も理解していないからです。

   地方から出てきて都内に住む若者は極狭ワンルーム住まい、都内のアパートに住む貧しい高齢者だってワンルームと同じような広さのボロ部屋で、しかも風呂無しやトイレ無し。

   そういう人が東京都内には百万人単位で住んで居るのに、そのような狭い部屋から「基本外出するな」なんて言われても、守れるはず無いですよ。

    まして所詮自粛ですから…

 キチンと「人々の行動原理」を把握して、考慮した上で、議論しなければ、専門家会議が国民に対し、有効な指針を出すことが出来ないのは当然ですよね。

 

 今回の感染症、その対策方法に、現在正解はありません。

 緩やかな制限を長く続けるのか、厳しい制限を短期間だけやるのか。

 最初に中国が非常に厳しい制限を掛けて成功したように見えることから、この方式が主流となってしまいましたが、この方法が唯一の正解だったとはとても思えません。

 中国は特殊な国なので、真似してはいけないのです。

 同じことを他国では出来ないのですから。

 「厳しい制限で短く」「緩やかな制限で長く」のどちらが正解の選択だったのかについては、後世で判断されるということになります。

 

 話は脱線してしまいました。

 午後9時前に羽田に戻ってきました。

 ターミナル内に居るのは帰着の客のみ。

 便を待っている乗客は一人も居ません。

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 それもそのはず。

 21時2分時点で既に、このボードに示されているように、この日の運行は終了となっていました。

 

 新型肺炎の感染は、ここ迄世界中に拡大してしまうと、最早収束するのは困難です。

 抜本的解決には、何らかの効果的な薬やワクチンの開発を待つしかなく、それまでは個々がそれぞれ、「感染予防に気を配り、それぞれが一定の距離を取り、一部行動を自粛しながら、なるべく普段通りの生活を続ける」、これが今後も続く戦いである新型肺炎に対し、多くの人が長く続けることができる、一番の感染症対策の行動指針であり、最善の策だと思います。