函館の記事に続くのは、函館の近郊に所在し、函館と一緒に訪問することが多い「大沼」です。
「大沼」と言えば、大正時代に新日本三景(静岡・三保の松原、大分・耶馬渓)に選ばれた風光明媚な場所。
では早速、大沼と活火山の北海道駒ケ岳が写った写真から。
この一枚は、よくパンフレット等でも見かける、大沼の風景を一目で表す構図の写真だと思います^^
山と湖、それと湖に浮かぶ無数の島。
大沼は、函館市から近いですし、北海道の中では交通の便も相当良いので、車が運転できない方でも、訪れやすい場所です。
一括して「大沼公園」と言いますが、小沼とジュン菜沼という沼(湖)を合わせた総称です。
特に小沼は、大沼との境目を国道と線路が通っているいることから、道路と線路が二つの沼を分けているようにも見えます。
こちらは少し遠めから大沼と駒ケ岳を撮った写真です。
景色を眺めている2人(夫婦だと思います)が、何だか絵になりますね^^
こちらの写真は、上の写真で2人が立って眺めていた同じ場所から撮った写真です。
トンビも飛んでいて、ずっと眺めていると、なんだか癒されます^^
大沼は、駒ケ岳の爆発的噴火で川がせき止められて出来た堰止湖ですが、湖の中に無数にある島は、噴火して飛び散った山体の一部だそうです。
大沼は126の島があり、湖岸と島と島を結ぶ橋が、いくつか架かっています。
そこを散策するのが定番となっています。
大沼では大沼公園の駅前にレンタサイクルの店が幾つかあります。
ここで自転車を借りて、湖岸を一周すると、涼しい北の大地のそよ風と、雄大な景色に浸ることができ、気分も爽快になること間違いありません😊
この写真は、レンタサイクルで大沼湖岸を一周した時に、東側の湖岸から撮った写真です。
残念ながら、あまり天気が良くなかったので、駒ケ岳は雲の中に隠れてしまっています。
こちらも同様です。
大沼から、太平洋側に流れ出る川のある銚子口方面を撮った写真です。
大沼湖岸には、この写真のように、眺望の良い所々に駐輪場が設置されています。
湖岸一周は、自転車で大体1時間半くらい(ゆっくりなら2時間)必要です。
こちらの写真は、森町側から撮影した北海道駒ケ岳です。
大沼側と異なり、江戸時代の大噴火の荒々しい形跡が未だにハッキリと見ることができます。
大沼の隣には、小沼があります。
こちらの写真は、小沼湖岸にある鶴雅EPUYから撮影した小沼の様子です。
こちらの橋が、大沼と小沼が繋がっている場所に架かっている橋です。
小沼湖岸には、函館本線の線路があるので、特急列車等が度々通過する様子を見ることができます。
小沼は、訪れる人は殆どおらず、本当に静かです。
時々、カヤックの練習風景などを見ることもあります。
最後は、大沼公園駅付近の一枚で締めようと思います。
風光明媚で静かな観光地「大沼公園」。
大沼湖岸の一部観光地化された場所は、インバウンドの客で賑やかですが、それ以外の場所では、まばらにしか人を見かけず、本当に静かに過ごすことができます。
都会の喧騒を忘れて、数日間静かに過ごしたい人には、温泉宿も幾つかありますので、お薦めの場所です^^