いよいよ、観光目的の都道府県跨ぎの移動自粛も解禁となりました。
旅人も来月、北海道へ温泉旅に行きます。
そこで、旅気分を盛り上げようと、今回は北海道・道東の湖を二つ紹介します。
まずは、阿寒湖。
阿寒湖は毬藻(まりも)で有名ですが、周囲は活火山に囲まれ、道内屈指の温泉地でもあります。
そして、北海道のホテルチェーン2強の一つ「鶴雅グループ」の本拠地です。
先日、北海道大沼のオーベルジュ「鶴雅EPUY」を紹介しましたが、この写真のホテルも同じ企業が運営しています。
旅人が数回宿泊した「あかん遊久の里 鶴雅」は、外観にこれといった特徴は無いものの、館内は、鶴雅グループらしい非常に洒落た作りになっています。
鶴雅系列のホテルでは、通路や廊下に美術品が展示されていますが、特に阿寒湖の鶴雅さんには、広いスペースで多くの展示がなされています。
またここの大浴場は、2フロアーにも渡る非常に広大なもので、特に屋上の露天風呂は、阿寒湖や雌阿寒岳・雄阿寒岳等を眺めながら、温泉にも入れるという、本当に爽快で開放的な素晴らしい体験ができます。
「あかん遊久の里 鶴雅」は、鶴雅グループが隣のライバルホテルも買収して改装し、「あかん湖鶴雅ウィングス」として運営しており、二つのホテルは1階で連結され、行き来可能です。
阿寒湖では、遊覧船(阿寒湖自体が小さい湖なので、小ぶりの遊覧船です)が運航されています。
遊覧船内からの風景は、この写真のような感じです。
遊覧船内は、このようなアイヌ文化風のインテリアとなっています。
湖畔から遊覧船に乗ると、湖に浮かぶ小さな「チュウルイ島」に停泊。
ここで、特別天然記念物のマリモを見学します。
この写真は、チュウルイ島の遊覧船乗り場を撮影したものですが、この島には、マリモの観察センターがあります。
この写真は、観察センター内の水槽の毬藻です。
阿寒湖畔では、アイヌの人たちの文化を感じることもできます。
これらは、「阿寒湖アイヌコタン」と言われる、アイヌの血を引く人達が暮らす小さな村です。
村内にはシアターもあり、アイヌ文化の踊りを見ることもできます。
また、阿寒湖のすぐそばには、神秘の湖があります。
それが、このオンネトーです。
湖を周回する道路も狭く、観光客はほとんどいませんが、湖に金属イオンが溶け込んでいることもあり、水の青さが独特なので、その分、非常に神秘的な感じがします。
撮影した日は、天気がイマイチで、小雨が降ったり晴れたりという状況で、オンネトーの水の色の神秘さが、あまり出ていませんでした。