北海道の玄関口「新千歳空港」。
この空港から一番近い大きな湖は支笏湖です。
そういうわけで、新千歳でレンタカーを借りた後に、支笏湖へ向かいました。
支笏湖は、典型的なカルデラ湖で、屈斜路湖に次ぐ、日本で2番目に大きなカルデラ湖です。
貯水量は、琵琶湖の4分の3で、これも国内の湖で2位という多さ。
ランキングで国内2位だらけの湖ですね💦
札幌圏からも近く、観光地として場所的には恵まれているのですが、湖畔の温泉街は小さく、訪れる人が少ないのが実情です。
個人的には、二度目の訪問でしたが、今回もゆっくりと見学できました。
今回の訪問では、湖面が鏡のように静かでした。
支笏湖は、湖水が非常に綺麗なことでも有名です。
透明度は摩周湖に次ぎ、近くにある俱多楽湖と2位を争うほどです。
次の写真は、構図として恵庭岳を狙って撮影したものですが、
活火山の恵庭岳の山頂付近には、ずっと雲がかかっていました。
次は、
同じく活火山の樽前山を湖畔から撮影。
樽前山は、山頂付近に独特の溶岩ドームがあり、そこから激しく噴煙を上げているので、直ぐに「あの山が樽前山だ」とわかります。
この橋は、函館本線の第一空知川橋梁の鉄橋でしたが、鉄橋が架け替えられた時に、王子軽便鉄道に払い下げられ、廃線後、移築されたものです。
北海道で現存する、最も古い鉄橋だそうです。
この橋上から千歳川を覗くと、
川底が見えるほど、水が綺麗です。
支笏湖畔では最も大きな繁華街である「支笏湖温泉街」は、こじんまりとしています。
お店が立ち並んでいるのは、こちらの写真に写っているこの一角付近だけです。
それ以外は、数件の宿と民家があるだけなのです。
この訪問時は、コロナの影響で、インバウンド需要が無いため、7月になっても殆どのお店が休みでした。
ただ、小さいとはいえ支笏湖畔(支笏湖温泉)には、北海道を代表するホテルチェーン「鶴雅グループ」の高級宿が2軒あります。
国道沿いの湖畔側にあるのが、「しこつ湖 鶴雅リゾート 水のうた」。
国道沿いの山側にあるのが「しこつ湖 鶴雅 別荘 碧の座」です。
「碧の座」の方が高級宿。
いつか泊まってみたいですね♨
支笏湖畔には、
「支笏湖ビジターセンター」があります。
なかなか立派な建物です。
入り口には、
ヒグマがマスク姿でお出迎えをしていました😊
支笏湖には遊覧船もあるのですが、
残念ながら、7月時点でも再開しておらず、しばらくの間、運航再開の見込みは無いようです。
支笏湖畔には、温泉街以外にもう一か所、車で立ち寄れる場所があります。
それが「ポロピナイ湖畔(園地)」です。
こちらは、駐車場が無料なので、お店は「支笏湖観光センター」の一軒しかありませんが、支笏湖温泉街(宿泊者以外駐車場料金500円)と同じくらい人が居ました。
ヒメマス釣りができるので、桟橋には釣り人が居ますね^^
撮影時、天気がイマイチだったので、綺麗な写真は撮れませんでしたが、晴れた日には「支笏湖ブルー」と言われる青色の湖面が美しい「支笏湖」。
新千歳空港から車で約30分と近いですし、北海道を訪れた時には、足を延ばして欲しいと思います。