今週の相場も、ここ数週間と同様に小動きの一週間でした。
新型肺炎の感染の拡大が広がっていますが、ナスダックは史上最高値を更新し続けていますし、相変わらず超大規模金融緩和によるコロナバブル相場の強さが目立ちますね。
今週の日本株は、日銀が所有する巨額ETFの影響で、ETF分配金支払いに伴う大きな売り(約7000億円)があることで、同時にミニSQ週でもありましたが、分配金売りの方が強く意識されて、週後半は軟調となりました。
(水曜日に2000億円・金曜日に4500億円程度の分配金に伴う売りが出るとの予想でした)
ただ、伊藤忠による突如のファミリーマートへの全株TOBが発表されたことで、日経平均寄与度の大きいファミリーマート株が飛んだ影響が、日経225に大きく出たことから、ある程度分配金売りショック安を相殺した形になりました。
今週の個人的な成績ですが、先週の持越し分については
7月3日(金)
買い持越し:アークス
空売持越し:無し
でした。
7月6日(月)
利確:アークス
損切:無し
買い持越し:MV西日本
空売持越し:イオンファンタジー
7月7日(火)
利確:無し
損切:無し
買い持越し:MV西日本
空売持越し:イオンファンタジー
7月8日(水)
利確:無し
損切:ファミリーマート
買い持越し:MV西日本
空売持越し:イオンファンタジー
7月9日(木)
利確:無し
損切:MV西日本
買い持越し:無し
空売持越し:久光製薬・ローソン
7月10日(金)
利確:久光製薬・ローソン・KNTCT
損切:無し
デイ買い:KCTCT
買い持越し:オリンピック・KNTCT・JR西・東急不動産
空売持越し:リンガーハット・ニッケ・チヨダ・JINS・コシダカ
今週は、先週の旅行の影響で、事前の分析や仕込みが甘くなってしまい、先週時点では買う予定だったベルク・薬王堂・USMHの3銘柄が、アークスの好決算と急騰で月曜日に株価が飛んでしまったことで、入り損ねてしまったのが、成績に響きました。
それに、どこかの大口によるイオン系ほぼ全銘柄の、決算発表内容を利用した売り仕掛けも入り、好決算のMV西日本が急落して予定外の負けが発生したことも痛かったです。
決算発表前に、コロナの影響で業績が悪いだろうイオンモールやイオン、イオン北海道等の空売りも考えましたが、最終的にイオンファンタジーだけに留めた判断が良くなかったです。(結果的に、イオンファンタジーだけは、イオンモールからの賃料軽減措置を受けた影響で、事前予想ほど赤字額が膨らまず、ほとんど下がらなかった)
ただ、週間成績自体は、先週旅先で仕込んだアークスの買いとファミマTOBで、木曜日に連れ高したローソンの空売りが当たったので、プラスで終わりました。
水曜日にはファミマ株を空売りしていたのですが、午後1時予定の決算発表が行われなかったことで、嫌な雰囲気を感じ、撤退したことから、TOBによる急騰での大負けは避けられました。
予定されていた決算発表の予定が、理由もなく流れて、しかも会社側から何の発表もない時には、TOBが掛かる為だったという場合が、そこそこあるのですが、今回ファミマ株の13時の決算発表予定が流れたことで、損切り後、逆に「買おうかな」とも考えました。
しかし、2年前にも伊藤忠がファミマ株過半数取得の為のTOBをしたばかりだったですし、かなりの金額になることから、全株TOBを掛けてくるとは、想像できなかったです。