「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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九州・長崎旅(大浦天主堂・グラバー園)

長崎市内旅。
長崎市内の観光名所で、一番に行く場所は「世界遺産長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と「国宝」を兼ねている大浦天主堂世界遺産の建物があるグラバー園ではないでしょうか?
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長崎市内の中心部からも近く、大浦天主堂グラバー園は隣接しているので、訪れ易い場所です。
ということで、ホテルから歩いて、大浦天主堂グラバー園に向かうことに。
まずは、大浦天主堂
入場料は1000円。
窓口で料金を支払うと、パンフレットとマスクを渡されました。
早速階段を昇って、天主堂の真下へ。
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内部の写真は撮影禁止なのでありませんが、厳かな雰囲気に包まれています。
隣には、資料館を兼ねた建物(旧神学校・大司教館)もあり、見学できます。
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旧神学校の建物の基礎が見えていたので、
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覗いてみると、基礎の柱にレンガが巻き付けられて、補強されているようでした。

ゆっくり大浦天主堂を見学した後は、グラバー園へ。
こちらのグラバー住宅も、世界遺産明治日本の産業革命遺産の一つとなっています。
大浦天主堂からは歩いて2分も掛かりません。f:id:tabibitoshuu:20200723105535j:plain
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料金(620円)を支払い、パンフレットを受け取ると、早速園内へ入りたいところですが、コロナ対策で長崎市運営の施設は、「住所・氏名・連絡先・健康状態」等を記載して提出しなければなりません。
提出後、動く歩道を3つ乗って、最上部へ。
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途中では、
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長崎の街並みも見えます。
すぐ下には大浦天主堂の塔の先端も^^

最上部にある建物は、旧三菱第2ドックハウスです。
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古の繁栄が目に浮かびますね。
最上部から下りながら見学していきます。
その方が体力的に楽ですからね。

高台にあるグラバー園から、長崎港の眺めを楽しみながら、園内を見学。
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下っていくと、園内に移築された
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旧ウォーカー住宅と、
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長崎地方裁判所長官官舎があります。
長官官舎は、普段写真館となっていますが、現在は土日のみの営業です。

さらに下に降りていくと、立派な建物が(^▽^)/f:id:tabibitoshuu:20200723103357j:plain
これは、f:id:tabibitoshuu:20200723103422j:plain
旧リンガー住宅です。
リンガーはグラバー商会の幹部で、グラバー商会破産の後は、リンガー商会を設立した貿易商人。
こちらの建物は、グラバー園内にある3つの国の重要文化財の一つで、内部に入ることができます。f:id:tabibitoshuu:20200723103434j:plain
庭からの眺めは、素晴らしいですね😊

リンガー住宅の奥に進むと、ひときわ大きい豪邸が...f:id:tabibitoshuu:20200723103513j:plain
こちらは、旧オルト住宅
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江戸時代末期のイギリス商人オルトが建てた住宅ですが、明治初期にリンガーが買い取り、リンガーの長男が暮らした邸宅だそうです。
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こちらも国の重要文化財
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庭先にある、こちらの噴水も重要文化財の付随物として登録されています。

そして、リンガー邸に戻り、更に下ると、グラバー邸が...f:id:tabibitoshuu:20200723103548j:plain
でも、現在は保存のため修復中で、外部も内部も見学できません。f:id:tabibitoshuu:20200723103541j:plain
というわけで、見学通路から、屋根だけを見学して、グラバー園を後に。

コロナの影響ですが、観光地は何処も人が少なく、GoTo直前の長崎も少なかったです。
大浦天主堂では、5組程度、グラバー園では10組程度の観光客しか居ませんでした。

どちらも数十年ぶりに見学しましたが、前回の見学時は世界遺産登録前でしたので、今回は、登録後、より整備された姿を見ることができ、十分満喫しました。
登録内容が異なる二つの世界遺産が、これ程迄に近接している場所は、世界で唯一のような気がします。
大浦天主堂グラバー園の入口坂下には、チャンポンの四海楼も建っており、ここだけを巡っても、長崎の名所を三つ同時に味わえる素晴らしい場所だと思います。f:id:tabibitoshuu:20200723112619p:plain