今回の決算シーズンも、主力企業の発表は大半が終わりました。
まだ今週も、相当数の企業による決算発表がありますが、新興市場銘柄が大半となります。
今週発表の銘柄は、ちょうどお盆休みと重なり、普段、市場に参加していない個人投資家の参戦も予想されますので、決算内容の良し悪し次第で、いつも以上に乱高下する銘柄が散見されることでしょう。
今回の決算は、コロナ禍の影響で、大半の企業が大幅減益で、一部企業には巨額赤字に転落するものも目立ちました。
しかし逆に、コロナ禍によって恩恵を受け、超絶好決算を発表した銘柄もありました。
今回の決算発表を振り返ると、「ゲーム・食品スーパー・家電量販店・ホームセンター・EC関連」銘柄は、非常に大きな恩恵を受けていたということが判明したわけです。
その中のうち、現時点で、決算発表後に最も株価が上がった銘柄は、一体どの銘柄だったのでしょう?
その答えは、
です。
証券コード3542
2016年にマザーズ市場に上場した、ネット専売で家具やインテリアを販売するサイト「LOWYA」を運営している企業です。
上場してから、業績は右肩下がりなので、株価も低迷していましたが、今回の決算発表では、下の表のとおり、
前年同期比100倍超という、超好業績を発表した上、通期業績予想も、
このような数字に上方修正されました。
ちなみに前年度の決算は、
このような数字でしたので、今期は20倍近い増益となる予想です。
この結果を受けて、当然株価も、
飛びました。
決算発表をする直前の7月31日の終値は1912円でしたが、決算発表後は、連続ストップ高となり、3営業日後には4265円の高値を付けました。
決算発表だけを理由に、たった3日間で220%上昇するなんて、滅多にお目に掛かれないことだと思います。
ちなみに、こちらのベガの株価、4月には398円の上場来安値を付けており、この時点からだと、わずか4か月で10倍以上に値上がりしており、テンバガー達成銘柄になったということになります。
たまには、こういう銘柄を見つけて、買っておきたいなあと思う今日この頃でした(苦笑)