2020年7月12日にオープンしたウポポイ。
アイヌ民族の文化を紹介する施設として、最北の国立博物館も併設されています。
当初は4月末開館予定でしたが、コロナの影響で延期が相次ぎ、結局7月となりました。
そのため、7月1日~4日まで北海道旅行をした際に訪れる予定だったものの、ようやく今回訪問することが出来ました。
ウポポイの最寄り駅は、室蘭本線「白老駅」
特急の停車駅でもあります。
白老駅は、ウポポイの開設に伴い、駅舎も作り直されました。
このとおり、新しい駅舎部分はピカピカです^^
旧駅舎の跨線橋は、取り壊し工事中でした。
白老駅から7~8分歩くと、ウポポイがあります。
道は、ほぼまっすぐですし、途中、白老町が設置したインフォメーション施設もありますから、迷うことはありません。
駐車場を通り過ぎると、
施設が見えてきました。
正面の大きな建物が国立博物館。
手前のシルバーの建物は、フードコートやカフェ、売店・休憩所等です。
敷地内に入ると、かなり人が居ます。
流石、出来たばかりの話題の施設ですね。
現在ウポポイは、入場券が事前予約制です。
コロナの影響で入場者数をある程度制限している為、事前にネット販売(コンビニでも買えます)で買っておくことをお勧めします。
こちらは、国立アイヌ民族博物館の入り口。
写真に写っている通り、修学旅行生がワンサカ居ます。
こちらの国立博物館は、修学旅行や北海道の学校による研修旅行が盛んで、この日も日曜日だというのに、中学生や高校生で日中は、ごった返していました。
国立博物館の展示室は、現在、コロナ禍の影響で、かなりの人数制限を掛けていますので、事前に予約しないと入ることが出来ません。
ウポポイの入場券をネットで買うと、同じサイトで博物館の予約整理券申し込みもできますので、必ず予約しておきましょう。
ただし日中帯は、中高生の研修旅行がかなり入っていて、2週間前の予約開始日に申し込まないと、予約は困難な状況です。(閉館1時間前であれば、比較的直前でも予約できます)
ギリギリで予定を決めたので、閉館間際の時間しか予約できず、ウポポイに長時間滞在することになりました(苦笑)
こちらは、アイヌの集落・建物を再現したものです。
建物内では、生活の様子等を説明しています。
こちらも、定時のイベントで、アイヌ文化の紹介をしています。
ただ、この日は雨天で、直ぐに雨が降ってきましたので、この屋外イベントは、1回で中止となりました。
(雨天時は、屋内で行われます)
これは、フードコートから見た、ウポポイのホール(劇場)の外観です。
劇場では、アイヌの踊り等を見ることができますが、観覧には整理券を配っているため、事前に整理券を入手しないと見ることは出来ません。
次は、
国立アイヌ民族博物館1階の、図書室(人数制限あり)と休憩コーナーです。
コーヒーマシンがあり、1杯200円です。代金は売店で支払いをすることになります。
こちらも同じく、1階の売店と休憩コーナーです。
正面のエスカレーターは2階展示室からのもので、展示室の見学が終わって降りてくると、売店に繋がっているというわけです。
こちらは、国立博物館2階の展示室入り口。
1階にゲートがあり、時間指定の整理券が無いと、この2階に上がることは出来ません。
こちらは、博物館2階の展示室。
コロナで入場制限が強く掛かっているため、室内は人が少なく、ゆったりと見学できます。
動画撮影は一切禁止ですが、写真は撮ることができます。
アイヌ文化で装飾された、ヒグマの子供の展示物です。
こちらは、特別展示室。
その時により、展示物が変わるものと思われます。
この先は、撮影禁止でした。
夜の国立博物館。
夜は、プロジェクションマッピングが行われますので、周囲は鮮やかに彩られています。
プロジェクションマッピングが始まると、ショーに合わせて色が変化します。
体験交流ホールの外壁を利用して、プロジェクションマッピングは行われます。
なかなか見ごたえのあるものでしたが、列車の時間も来てしまったので、途中で帰ることに...
最後まで見れなくて、非常に残念な思いで、後ろ髪をひかれながら、ウポポイを後にしました😢
以上が、ウポポイ体験記でした。
最初は、博物館入場時間の都合上、6時間も滞在することになったので、暇を持て余すのではないかと思いましたが、ゆっくり過ごすことができ、良い体験となりました。
見学時間は、3~4時間も滞在すれば充分だと思います。
白老は、新千歳空港と登別温泉のちょうど中間にある町ですが、ウポポイ以外他には特に何もないので、到着初日に、新千歳空港→ウポポイ→登別温泉というルートが定番になるのかなという感じです。
GoToトラベルの、東京発着も予約開始となりましたし、ウポポイを旅のルートに入れてみてはいかがでしょうか?