先週は、水曜日~土曜日の間、某旅行会社の激安ツアーを9月に申し込んでいたので、四国に旅行にいきました。
四国と言っても、徳島県の鳴門付近で、橋を渡ればすぐ淡路島(兵庫県)という、関西圏から極めてアクセスの良い場所です。
ですから、広い範囲では関西圏とも言える場所であり、宿泊していたホテルのお客さんの大半は関西圏、それも車のナンバーからすると、大阪府と兵庫県の方が殆どという感じでした。
丁度、感染急拡大が続いている状況で、この旅行中に「GoTo大阪市行き除外・出発も自粛」という、急遽の総理大臣からの要請もありましたから、客数等に顕著な変化が出てくるのか、非常に興味があったので、最終日の土曜日、空港への出発までの時間、鳴門の観光地やホテルで、その様子を観察してきました。
その結果ですが、混雑状況から今回は、「中途半端な自粛要請・一旦中止」という急な方針転換でもあり、要請に従って旅行予定を急遽キャンセルした人は殆どいないように思われます。
キャンセル料の問題等もありますからね💦
それでは、混雑の様子を少し撮影してきたので、ご覧ください。
まず一枚目は、大鳴門橋(鳴門海峡大橋)のたもとにあり、徳島県で人気の観光施設でもある「大塚国際美術館」内です。
ここは、巨大企業「大塚HD(大塚製薬・アース製薬等)」の一族が建設した巨大な美術館で、各旅行ツアーにも組み込まれている施設ですが、「大阪市GoTo自粛要請」のあった最初の土曜日でも、この混雑っぷり。
高齢者割合が高いツアー団体客も、次から次へとやってきていました。
美術館側の感染症対策としては、出入口のアルコール消毒ぐらいで、特に人数制限等は行われていませんでした。
ただ、屋内施設であるとは言え、極めて巨大な建造物なので、人が密集するという状況とはほぼ無縁だから、入場制限の必要性は無いとも感じました。
この日の最上階(2階)にあるレストランは「90分待ち」でした。
次の写真は、旅人達が宿泊していたホテルの昨日(11月28日・土)のチェックインの様子です。
撮影時間は、午後4時頃なので、チェックイン客の多い時間帯ですが、かなりの列が出来ていました。
そして、チェックインがなかなか進まないので、この列に並ばない同伴者がロビー等に溢れており、この待ち時間に、爺・婆・(子供も)が、マスクも付けず、大声で談笑する姿を、あっちこっちで見かけました。
勿論、ホテル側は「館内でのマスク常時着用」を呼び掛けていますが、「GoTo旅の最低限のマナー・ルール」を守らない人々(というよりは、守れない人達と言った方が正確でしょう)が、ちょっと多い感じがしました。
こういう姿を見ると、関西圏におけるコロナに対する危機感は、他地域より少し低いのかなという印象です。
先月の北海道(道南)の旅では、まだ感染急拡大が始まった頃でしたが、それでも各ホテルのロビーで、マスクもせずに大声で談笑しているようなお客さんは、全く見かけませんでしたからね......
地域における、危機意識や習慣の差(特に関西圏は、大声で会話する傾向が強いので、マスクをしていても飛沫がかなり飛散していると思います)というのが顕著に感じられた、今回の旅でした。
旅の記事は、別に書く予定です🎵