徳之島の名所巡りの続きです。
島北部の「金見崎」という集落には、ソテツのトンネルがあります。
暴風避けの為に植えられ、樹齢約300~350年というソテツが、自然とアーチを作ったものが、「金見崎ソテツトンネル」です。
思っていた以上に長いソテツトンネルを抜けると、「金見崎展望台」があります。
展望台からは、眼下に広がるソテツの森や、金見崎灯台、奄美諸島等を見ることができます。
実際に行って見ると、見ごたえのあるソテツのトンネルで、良い名所でした。
駐車場が分かりにくく、とりあえずそれっぽいところに駐車をして見学しましたが、そうした点が、唯一の欠点だと感じました。
徳之島には、綺麗なビーチもあります。
特に「与名間(ヨナマ)ビーチ」は、規模は小さいですがリゾートホテルもあり、プール等も整備されているビーチです。
訪れた時は、まだ泳いでいる人は居なかったので非常に静かでしたが、夏にはトライアスロンの大会も開かれる賑やかなビーチのようです。
徳之島と言えば、何といっても闘牛が有名です。
立派な闘牛場もあります。
大会が行われる時は、島外からも多くの人が訪れて、非常に賑やかになるそうですが、大会が無い時は、写真のように誰も居ないので、静かです。
ちょうど、猫ちゃんが出てきましたので、一枚パシャリと撮影^^
この闘牛のドームの奥には、放し飼いの番犬も居て、近づくとかなり吠えられますので、少し気を付けた方が良いと思います💦
運転の途中で休憩した海浜公園脇で、小さな滝を見つけました。
空港宇久の直ぐ近くには、「ウンブキ」という海底鍾乳洞もあります。
海水と淡水が入り混じった特殊な鍾乳洞なので、珍種の魚やエビ、アナゴ等が生息している貴重な場所だそうです。
駐車場は、かなり小さいので、見落としてしまいそうになったものの、看板等はきちんと整備されており、カーナビさえ設定すれば迷うことなく到着出来ます。
奄美大島に近い徳之島でも、鶏飯を食べることができます。
特に、島北部のプリンスビーチ入口にある「島料理・畦」が有名なようです。
ここでは、鶏飯ならぬ豚飯もあります。
丁度、奄美大島で鶏飯を食べたばかりでしたので、今回は豚飯を注文してみました。
上の写真は、その「豚飯」です。
豚と言っても、チャーシューに近いもので、勿論美味でした^^
最終日に長時間滞在していた「犬の門蓋」で、空港の近くにある平土野港に入港するフェリーを見ることが出来ました。
岩の間から、フェリーが入港する様子は、なかなか絵になります^^
天気予報の通りでしたが、島を離れる間際に天気が一気に悪化し、小雨がちらつくようになってしまいました。
帰りは、鹿児島空港行きのJ-AIR機に搭乗します。
この日は、年度末最終土曜日だったので、島を離れる人も多く、飛行機内は満席でした。
この便を見送る展望デッキには、たくさんの小学生が集まり、異動する学校の先生を見送っていました。
乗継ぎ待ちの時間で、勿論利用してみました^^
ラウンジ内は、かなり小さく、トイレ等の設備はありません。
ようやく、車の運転から解放されたので、ビールを飲むことにしました^^
利用者も少なく、リラックスできました^^
徳之島に観光に行く方は少ないと思いますが、思った以上に観光名所が沢山ありました。
海の水は非常に綺麗なのですが、残念ながら奄美大島や沖縄に比べると、白い砂浜が広がる海岸という場所が少なく感じました。
その分、観光地化されていないのだと思います。
島内に3つの自治体があり、人が多く住んでいる島という感じでした。
ただ、国内の主要な観光地を巡ってしまった方には、お薦めできる離島だと思います。
ホテルは、ビジネスホテルが殆どで、選択肢が少ないことから、リゾートホテルに宿泊したい方は、他の離島を選択するしかないのかなあと感じました。