釧路を拠点に、道東地方でのひとり旅の続きです。
この日は、釧路駅から釧網本線の列車に乗って、網走方面に向かうことにします。
乗った列車は、釧網線唯一の快速列車である「しれとこ摩周」号。
快速列車とはいえ、この時期に通過する駅は釧路湿原内の細岡駅のみです。
それでは、出発^^
列車に乗った時は、どこの駅で降りるか特に決めていなかったのですが、徐々に小雨が降ってきてしまったので、知床の玄関口である知床斜里駅や小清水原生花園にある原生花園駅で降りて観光するのは諦め、終点の網走駅まで行くことにしました。
網走には、ここ数年で何回か来ているので、駅で降りてから「どこに行こうか?」思案しましたが、雨もしのげるだろうということで、今まで行ったことのない網走監獄の博物館に行ってみることにしました。
網走駅からバスも出ているのですが、本数が少ないため、歩いて向かったものの、これが思っていた以上に遠くて、約1時間ほど歩き、網走の名所である天都山の中腹にある網走監獄博物館に着くころには、へとへとに💦
ゲートをくぐると、ようやく建物が見えてきました^^
入場料は1100円。
入場口を通り過ぎると、リアルな人形が出迎えてくれます。
中に入ると、思っていた以上に広く、一部の建物は元の網走刑務所から移築されて重要文化財に指定されています。
そして、最大の建物は、
巨大な木造建造物の為、写真に入り切りませんが、
旧網走監獄の建物を移築した、この建物です。
中央部から5つの細長い建物が伸びており、中央監視台から、監獄内を効率的に監視できるように設計されていました。
昭和の脱獄王が脱獄したのもこの建物で、この監獄内の何処かにその様子を示した人形も作られていますので、探してみてください。
このように随所に当時の様子を再現した人形が置かれており、本当にリアルで見ごたえのある博物館でした。
もっと長い時間をかけて見学したかったのですが、帰りの列車の関係で早足で見学しました。
じっくり見学したい方は、半日程度掛ける予定を組んでくださいね。
因みに、現在の網走刑務所の外観は、
このような感じで、かつてと異なり、初犯刑務所となっています。
網走監獄博物館に向かう途中で、気になる飲食店を見つけたので、帰りに寄ってみることにしました。
それが、
こちらのお店で、「UDON NEXT」と言ううどん店です。
旅人が注文したのは、この
肉ぶっかけうどんですが、こしのあるうどんと、地元産のブランド豚肉を使ったもので、なかなかの美味でした。
歩いていると、車だと見落としてしまう店を発見することもあるんですよね^^
釧網線は花咲線同様に本数が少ないので、うどんを食べた後は早足で網走駅へ。
駅に着くと、間もなく出発時間でしたので、直ぐに改札を通り、列車内へ。
次の駅で、多くの高校生が乗ってきましたが、斜里を過ぎると殆どの人が降りてしまい、緑駅から標茶駅までの間の乗客は、自分だけとなってしまいました。
釧路駅に着いた頃には、日も沈み、
エキナカのコンビニで軽食を買ってホテルに戻ることにしました。
続きは、次の記事で^^