釧路を拠点にした旅も終盤になりました。
道東フリー切符は、有効期限3日間のものを購入していた(JR北海道の割安なフリー切符は、事前に航空券等との同時購入しかできません)ので、旅の終盤は釧路に近い場所を訪れることにしました。
この日は、今まで車窓からしか見学したことの無かった釧路湿原に行くことにしました。
釧路湿原駅の近くには、湿原内にあるいくつかの展望台の中でも最も景色が良いと言われている「細岡展望台」がありますので、そこに行くことが目的です。
それでは、釧路駅午前8時57分発の快速「しれとこ摩周」号に乗って出発^^
住宅街を抜けて暫く走ると、釧路湿原駅に到着します。
降りる人は旅人だたひとり。
コロナ前は、観光客で結構賑わっている駅でしたが、現在利用者はほとんどいません。
ホームで、乗ってきた列車を、動画を撮りながら見送っていると、サービスで警笛を鳴らしてくれました。
この駅、出来た当初は売店もあったそうですが、今は自動販売機が設置されているのみで、トイレもありません。
細岡展望台へは、駅前にある階段を昇って向かいます。
ドンドン登っていくと、5分ほどで細岡ビジターセンターが見えてきます。
細岡展望台への観光は、ここが拠点となります。
ビジターセンター内は、
暖炉もあって、ゆったりと過ごすことができます。
細岡ビジターセンター前の砂利道をもう少し上ると、いよいよ細岡展望台の入り口が見えてきました^^
看板がきちんと設置されているので、迷うことはありません。
この大きな国立公園の看板を過ぎると、
じゃーん。
ここが細岡展望台です。
湿原が一面に見渡せ、遠くには雄阿寒岳、雌阿寒岳も良く見えます^^
釧路の街並みも見えます。
ここで長く滞在していたのですが、突然オジロワシが悠々と展望台の真上迄飛来してくれました^^
突然の飛来だったですし、あっという間に遠くに羽ばたいて行ったので、残念ながら写真は撮れませんでしたが、めったに見れないオジロワシが見れただけでも、来た甲斐があったというものです。
釧路湿原内では、タンチョウを時々見かけることができるのですが、この時も蛇行する釧路川の上を飛ぶ、つがいのタンチョウも見ることが出来ました^^
釧路に戻る列車まで、約4時間。
ノロッコ号が運転されている日は、もっと短時間の予定も組めるのですが、この日は運転日では無かったので、長い滞在時間となりました。
釧路湿原駅に戻り、釧路行きの快速「しれとこ摩周」号を待ちます。
待つこと十数分。
列車がやってきました^^
釧路駅に戻ってから、釧路市内で最も高い建物である釧路プリンスホテルの最上階にあるレストランで、釧路市内の夕景を見ながら過ごすことに^^
釧路市内は感染者は非常に少ないですが、夜間のアルコールの提供については、限定的となっていて、臨時閉店している居酒屋も多いのです。
とりあえず一杯だけビールを飲みながら、最後の夕食を摂ります。
この時のレストラン内のお客さんは、3人だけでした。
そのため、ゆったりと過ごしながら、徐々に沈みゆく夕日と街並みを満喫することが出来ました。
最終日は、釧路の街を散策して帰ることにします。
続きは、次の記事で。