「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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東京オリンピック閉幕。でも感染拡大はこれからが本番

色々議論のあった東京オリンピックが昨日閉幕しました。
日本勢は空前のメダルラッシュでしたね。
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でも、大きな祭りの後は、その後始末が大変です。
費用の大赤字補填問題もありますが、それが今回の祭りの後始末のメインディッシュではありません。

オリンピックで来日した、選手・関係者・報道陣等が持ち込んでしまった新型コロナウイルスが、日本国内で広がるのは、これからが本番。

まず、多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、「ワクチンを接種していれば感染しない」ではないのです。
感染しても「発症・重症化しにくくなる」と言うのがワクチンの本質。
しかも、ある程度ワクチンに対応した変異種流行の為、ワクチンが予想以上に早い段階で、大して役に立たない状況に陥っています。

今回来日した選手・関係者は、約8割がワクチンを接種していたことで、警戒心無く来日しています。
しかも若者が多かったので、感染しても症状が出ません。
ウィルス量が少なければPCR検査は陰性となります。

ところが毎日、オリンピック関係者の感染者が発見されていたことから、無症状の感染者が相当数居たと見るべきでしょう。f:id:tabibitoshuu:20210810103542p:plain
オリンピック村では、約一ヶ月の間に500人近い感染者が発見されましたが、その大半が出入り業者の日本人でした。
これは本当にヤバいことなのですが、官邸もマスコミも医療関係者も、選手間での感染爆発抑止のみに気を取られていたことや、オリンピックの高揚感も重なり、その危険性に気づいていません。

この感染状況は言い換えると、
「ワクチン効果で、感染しているのにウィルス量が少なく、毎日のPCR検査をすり抜けてしまった選手や関係者から、バブル内に出入りした日本人業者がうつされ続けていた」
ということなるのです。
しかも、生活を共にしていたわけでは無く、出入り程度でうつされたのだから、「オリンピック村のバブル内は、相当レベルのウィルス汚染状況」だったということになります。

今回、オリンピック関係者から日本人がうつされたウィルスには、現在猛威を振るっているデルタ株・デルタプラス株だけではなく、「南米で流行っており、ワクチンが効かない」と言われているラムダ株も入っていることでしょう。
これからの数ヶ月間は、東京を中心に、感染者の体内で新型コロナウィルス変異種のチャンプルが発生します。
そして、運が悪ければ、日本株と言われる新型コロナウィルスの新しい変異種の発生も覚悟しなければならないでしょうね。
その際、株価には注意をしてください。