平田内閣官房参与の「ライザップゴルフ、ごっつあんです」事案に続き、またまたオリンピック絡みの不祥事が発覚。
それは、南米由来のラムダ株が先月、東京オリンピック関係者の陽性者から検出されていたのに、感染研が半月以上隠ぺいしていたという不祥事です。
ラムダ株と言っても、株式ではありません。
昔、デンセイ・ラムダという企業の株が上場(大証銘柄)しており、何回か取引したことがありますが、今はTDKに買収されて非上場となっています。
この記事でのラムダ株は、新型コロナウィルスのラムダ株。
このラムダ株は、デルタ株以上にアンチワクチン変異していると言われています。
ですから、出来る限り国内に入れてはならないウィルスだったのです。
ところが、これも事前予測されていたことですが、来日したオリンピック関係者の陽性者がラムダ株に感染していたことが判明。
それも、オリンピック開幕時には判明していたのに、オリンピックへの批判・悪影響を恐れて、感染研が事実の公表を隠蔽。
この判断が忖度なのか、オリンピック委員会・官邸側の指示なのか、隠ぺいの裏事情はまだ分かりませんが、オリンピック閉幕頃に海外メディアで記事にされ、仕方なく事実を認めるという始末。
近年、日本の高級官僚が都合の悪いことに対し、「平気で嘘をつく・隠ぺいする」ようになってしまい、「劣化・腐敗」し続けていることは、公然の事実です。
若手有望官僚は、余りの腐敗状況に、志を失い、大半が数年で退官し、野に下っているので、今後、日本の高級官僚は、益々劣化するでしょう。
しかし、現在一番大事な新型コロナウィルス情報まで隠しているとは、呆れて物が言えません。
南北アメリカ大陸から、多くの選手・関係者がオリンピックで来日し、感染者の一部抽出検査でラムダ株が検出された以上、既にラムダ株は国内で侵入し、感染し始めていると見るべきでしょう。
そして、最も恐れられている、
デルタ株+ラムダ株=新変異種(通称日本株?)
の発生懸念が、非常に高まっている危機的な状況にあると思われます。
今回、事実を隠ぺいしていた国立感染研究所は、未だに、国内のウィルス情報を一手に握り続けようとしていると言われています。
そのため、変異株情報は、時間が経たないと出てきません。
全然リアルタイムじゃないのです。
それは、医薬品開発等の利権を厚労省側で握り続けたいという不純な動機から。
そういう体質を改めない限り、日本国内における感染収束の目途は見えてこないでしょうね。