「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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大騒ぎの「オミクロン株」、既に世界中に広がっていた

南アフリカ共和国が11月24日にWHOに報告した新型コロナの新型変異種オミクロン株。
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当初はまるで、アフリカ南部から広がっているような報道であり、日本政府は「ダイヤモンドプリンセス号」再来の時のような、極端な鎖国政策を発動し、流入を防ごうと躍起になっています。
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ところが、南アフリカ共和国の報告の前に、既に欧州等でオミクロン株の市中感染が広がっていた事実が確実になりつつあります。
1か月以上前にナイジェリア等で感染事例があったようだとの情報も出ています。

北半球が冬になりコロナ感染急拡大中でしたが、その殆どがデルタ株感染だと思われていた感染者の中に、オミクロン株感染者が一定数存在すると見るべきでしょう。

たまたま夏前で、日本と同様に感染者数が激減して検査に余裕のあった南アフリカ共和国で、ゲノム解析の対象となった新型コロナウイルスが、偶然オミクロン株だったということから、南アフリカ共和国が報告第一号になったということです。
(今回、オミクロン株を先に発見していたのに、報告をしなかった国があるのかもしれません。あまりアフリカ南部の国々への鎖国政策を取ると、今後は新型コロナ変異種の発見報告をわざと遅らせる国が出るでしょう)

もう世界中にオミクロン株が広がっている以上、日本とイスラエルのみが異様な入国禁止「鎖国」政策を発動していますが、疑問符が付く対応だと思います。
既に日本国内に流入したと見るべきで、デルタ株が下火になっている以上、いずれオミクロン株は日本で流行します。
これを防ぐことは出来ません。
でも、デルタ株以上に重症化する可能性はほぼ無いのですから、新政権が張り切るのもわかりますが、大騒ぎし過ぎでしょう。
そもそも新型コロナは、もう無くなることのない「日常の」病気になっているのですから...