相場への影響が大きい2月決算銘柄の安川電機が決算発表しました。
第3四半期の決算内容は、
営業利益130.65億
経常利益133.91億
純利益 96.10億
。
数字的には十分好決算だと思いますが、第2四半期と比較すると、いずれも小幅に減益となっており、円安も加味して160〜170億円前後だった市場予想を下回っていることから、明日以降大幅安となることが見込まれます。
安川の決算警戒で今日大幅安だったSMCやファナック等、グロース株はまだまだ厳しい状況が続きそうです。
今夜のパウエル議長の議会公聴会や翌日のアメリカCPI等でも高インフレが続いていることが確認されるだけでしょうから、グロース株には厳しい展開が続くでしょうし...
個別にみると安川株には、空売りが多数入っていることやSQ間近なので、一時的に上昇する仕掛け買いが入るかもしれませんが、結局下がるでしょう。
決算で大きく下げても、気づくと株価が元に戻っているのが安川株の特徴でもあるので、相場全体が急落しなければ、3か月後にはある程度戻っているのだと思います。