2022年1回目のFRBによる金融政策決定会合(FOMC)が終了しました。
今回の会合では、株式市場が懸念していた様な類いの決定は何もありませんでしたから、株価は悪材料出尽くしで堅調だったものの、その後のパウエル議長の会見があいまいな言い方に終始したことが裏目に出て、想定以上の超タカ派と捉えられしまい、高かったアメリカ株が急落↓↓
パウエル議長の姿勢は、基本的に政権に阿るというものですから、トランプ政権時代には政権が望む超ハト派の株高演奏者であったものが、今ではバイデン政権が求めるインフレ退治の超タカ派に華麗に転身したというだけであって、殊更驚きの方針転換ではないものの、今回の会見での発言内容には驚きました🥵
「会合毎に利上げするかもしれない」
「コロナ危機で買い入れた資産は速やかに売却していくことになるだろう」
等の発言は、ウクライナ危機も重なって市場が動揺している今回に限って、そのような踏み込んだ発言はしないだろうと思っていたので、ビックリとしか言いようが無いです。
今後も、FRB高官のタカ派発言が相次ぐでしょうし、ウクライナの戦争危機は、より深刻となっていますから、暫くの間の投資姿勢は「現金重視・ヒットアンドアウェイ」を貫いた方が良さそうです。