今週はアメリカ株が大幅反発し、その影響で、日本株もだいぶ戻りました。
ただ、フェイスブック(メタ)の決算が非常に悪く、「時価総額史上最大の喪失・ー26%大暴落」した影響で、木曜日のアメリカ株は急落でした。
今回の大幅反発の背景は、次回FOMCは3月ですし、北京冬季オリンピック開催中にウクライナ侵攻が発生する可能性はまずありません。
そこに、FOMCメンバーから相次いだ「利上げは小刻みに」との発言もあったことから、個別銘柄の好決算をテコに、空売りの踏み上げをも狙った急反発だったのでしょう。
今後の予想ですが、昨日イングランド銀行が利上げとテーパリングの加速を発表し、ECBも利上げを仄めかしました。
ウクライナ危機も重なり、原油価格も上がる一方なので、再びアメリカ株が不安定になる可能性が高く、決算シーズンが終わった後は気を付けた方が良いと思います。
先週の持越し分については
1月28日(金)
買い持越し:タカラレーベン・SCREEN・H2O
空売持越し:TOTO・トクヤマ
でした。
1月31日(月)
損切:SCREEN・H2O
デイ買い:菱電商事
買い持越し:JR東・JR西・JR東海・日立建機・三菱自工・牧野フライス
空売持越し:日立物流
2月1日(火)
利確:JR東・JR西・JR東海・日立建機・日立物流・三菱自工・HOYA
損切:牧野フライス・大正製薬
デイ買い:HOYA・大正製薬
デイ空売:大正製薬
買い持越し:ANA・大正製薬
空売持越し:無し
2月2日(水)
損切:大正製薬
デイ買い:アステラス
買い持越し:JAL・ノリタケ
空売持越し:パナソニック
2月3日(木)
損切:日清食品・JAL・東ソー
デイ買い:東ソー
買い持越し:ウシオ電機・ワールド・東ソー
空売持越し:無し
2月4日(金)
損切:無し
買い持越し:ユナイテッドアロ・東武・NTTデータ・ミクシィ・中山鋼・日水
空売持越し:三井不動産
※長期保有:日本スキー(優待用)・東急不(優待用)
今週は、まあまあでしたが、大正製薬の空売り決算跨ぎを迷ったことで、空売りがチグハグになり、決算が案外良かったことで急落後に買いで入り直したものの、買った価格が中途半端になって、全てが逆逆となってしまい、負けたのが大誤算でした。
また、材料出尽くしでのリバウンドパターンが多く、非常に癖がある日清食品なので、普段は手を出さないのですが、木曜日に空売りで手を出したことで、大きな痛手を被り、負けたのも残念な出来事でした。
◎今週の取引銘柄は、
※JR三社
第3四半期は黒字と予想し買い。人流回復で、全社黒字に。決算発表後値上がりしたのでPTSで売却。
(翌日の値動きは、寄付きは弱かったものの、結局東日本は大幅高)
※アステラス製薬・HOYA
両社共に場中の決算発表で、自社株買い発表期待で買い。予想通り自社株買い発表が有り、上昇したので売却。
同日の場中に決算発表した三菱電機やデンソーが下方修正したので、空売りで参戦。減益決算。
(期待外れの決算で翌日小幅安スタート。寄付き後に急落し大幅安へと言う流れは3カ月前と同じ。)
※日清食品
減益決算だろうことは、誰の目にも明らかだったので、参戦する気は無かったのですが、発表5分前に心変わりし、空売り参戦。
「自社株買い+商品の値上げ」を発表されてしまい、大幅高での損切り。
(翌日も続伸)
という感じでした。
全体的に今回の決算シーズンは、買いよりも空売りの方が値動きがきついので、空売り跨ぎを積極的に行くべきでしたが、直近の株価急落に伴い株価が全体的に低目で、空売りを入れにくいこともあって、今週の空売り参戦は7銘柄(上記他に2銘柄がありますが、損益が±1000円程度なので未記載)に留まり、その分利益が出なかったという結果でした。
週間成績は、プラス(+35万)でした。