今週は、決算シーズンを通過し、アメリカの経済指標も悪くなかったので堅調な相場でした。
円安が再び進行していますが、これを言い換えるとアメリカの金利が上昇に転じているということであり、グロース株のリバウンドはそろそろ止まって反落するのかなという感じがします。
半導体の需要が減速しているという情報も出てきていますからね。
インフレ率が高止まりし、世界的な景気後退の雰囲気が強くなっているにもかかわらず、株が上がるのは不思議な感じがしますが、ジャブジャブの緩和マネーは市場にまだ残ったままですし、世界のファンド勢も軒並み「相場が完全に崩れ落ちる直前までは、株を買い続ける」と言っていますから、そうした動きに空売りの踏み上げも重なって、ここのところ強い相場が続いたのでしょう。
先週の持越し分については
8月12日(金)
買い持越し:日本電子
でした。
8月15日(月)
利確:オープンハウス・ケイアイスター不動産
損切:北越コーポ・日本電子
買い持越し:アイスタイル・日機装・日本情報カード・Gランド・ビ花壇
空売持越し:無し
8月16日(火)
利確:日機装・日本情報カード・グリーンランド・アイスタイル(PTS)
損切:ビ花壇
買い持越し:ワッツ・東京個別
空売持越し:無し
8月17日(水)
利確:無し
損切:無し
買い持越し:無し
空売持越し:日機装
8月18日(木)
利確:日機装
損切:アイスタイル
デイ買い:アイスタイル
買い持越し:アイスタイル
空売持越し:無し
8月19日(金)
利確:アイスタイル
損切:無し
デイ買い:アイスタイル
デイ空売:アイスタイル
買い持越し:無し
空売持越し:無し
※長期保有:日本スキー(優待用)・東急不(優待用)・DD(優待用)
※8月株主優待用:ワッツ・東京個別
今週は、アイスタイルに尽きますね。
決算を跨いだのですが、月曜日の午後4時半に発表された今期予想がイマイチな上に、新株予約権の発行も発表されたので、小幅高でPTSで売却したら、午後6時にアマゾンとの提携・資本注入発表でストップ高買い気配...
結局、一気に株価は倍になりました...
アマゾンの件は、アメリカの時差を考えて午後6時まで発表できなかったのは分かりますが...
それならば、決算発表も午後6時に発表すべきだと思うんですよね。
通常、午後3時の発表が遅れたのだから、午後4時半に無理に決算を発表するのではなく、午後6時に同時発表すべき。
PTS市場では午後5時前後から、ストップ高での異常な枚数の買いが何度も出現し、午後6時の正式発表までに数十万株の取引が成立するという異常な状況が続きました。
これは明らかに、インサイダー取引。
おそらく、アマゾンとの提携情報を知った関係者が、私設市場(PTS)なら監視の目が緩いだろうと、繰り返し買い注文を入れたのでしょう。
それ以外では、北越コーポレーションの空売りが要らなかったです。
持分法子会社の大王製紙の超絶下方修正をみて、取り消していた空売り注文を復活させてしまい負けたのですが、元々今上期予想が弱すぎたので、上方修正で大幅高に...
持分法の親子関係とは言え、滅茶苦茶仲が悪い両社なので、大王の下方修正を反映しないまま、北越Cは今上期予想を上方修正したのでしょう。
それ以外の取引は、まあまあという感じでした。
決算は良かったものの、翌日大幅安スタートとなった日本電子も、PTSで逃げ切れたので僅かな負けで済みました。
週間成績は、プラス(+25万)でした。