奈良県への旅も6日目。
この日は、全国有数の規模を誇る「伝統的建造物群保存地区」が橿原市今井町にあることを知ったので、訪れてみることにしました。
今井町の最寄り駅は、近鉄橿原線の八木西口駅。
駅の出口を出ると、今井町は直ぐです。
室町末期には、「大和国の富の7割は今井にある」「海の堺・陸の今井」と称される程繁栄していたという街だそうです。
今井町は入口に立っただけでも、もう雰囲気がありますね。
街中に足を踏み入れると、
タイムスリップしたかのような街並みが広がっています。
人々が普通の生活している街で、この雰囲気を維持しているのですから、居住者の負担も大きなものがあるのでしょうね。
くれぐれも、居住している方々に迷惑を掛ける様な行為(喫煙やポイ捨て等)は慎んで欲しいと思います。
木造の建物が密集していますので、
消火栓等が多く設置されています。
同じ様な街並みの「ならまち」等と比較すると、訪れる人は少ないようですが、京都のように伝統的建造物群の地区に観光客が押し寄せるようになってしまうと、撮影禁止になってしまう町家も多いので、ポツポツの人出位で良いのかもしれません。
今回の奈良旅もいよいよ最終盤。
最後の訪問地は、吉野にしました。
桜🌸で有名な吉野ですが、人の少ない夏に行ってみるのも乙かなと思っての訪問🚃
近鉄の観光列車「青のシンフォニー」
が近鉄吉野駅で出発準備をしていたので、パシャリ📸
吉野では、金峰山寺に向かうことにしましたが、
戦前から有るロープウェイは、金土日月しか運行していないので、歩いて向かいます。
なかなか厳しい山道🥵
ロープウェイの山上駅に辿り着いた頃にはヘロヘロでしたが、
山道の両側に並ぶ店を眺めながら、坂道を登り続けると、
金峰山寺の黒門に到着。
登りも少し緩くなり、「あと少し」と気を取り直して、見えてきた仁王門は工事中🚧
国宝の仁王門は全く見えませんでした😢
奈良国立博物館に金峰山寺仁王門の金剛力士像が有りましたが、仁王門の保全工事の為、博物館に移動していたのですね。
後ろを振り返ると、
自然豊かな風景が広がっていました。
そして、
国宝の金峰山寺「蔵王堂」が見えてきました♪
おお、圧倒的なデカさ♫
参拝した後、お守りを購入。
帰りは下り坂なので、楽チン。
しかし桜の季節は、この急な山道を多くの人が訪れるのかと思うと、ちょっと驚きですが、それだけ見事な「吉野の桜」なのでしょうね。
吉野駅から宿に戻り、温泉で汗を流して、この日の観光は終了。
この日というより、今回の旅の観光は終了です。
最終日は青春18切符で長い時間をかけて、東京に帰ります🚃