「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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全国旅行支援が始まったことで、旅行代金は値上がり?

全国旅行支援が始まりましたが、2年前のGOTOトラベルと異なり、売り切れが続出しています。

これは、東京都を除く46道府県で長期に渡り「県民割・ブロック割」を実施してきたことから、当初2兆円あった予算も5千億円位にまで減少しているので、売り切れ続出となるのは、致し方ないでしょう。

全国旅行支援で幾つか予約しましたが、安さが実感出来るのかというと、結局は選ぶ宿泊施設に左右されるのだと思います。

航空券は需要急増で一律に値上がりしているので、一概に比較は出来ないものの、今回予約した沖縄方面に関しては、昨年同時期の方が確実に安かったです。

全国旅行支援の割引を受けて、ようやく昨年と同じ位の値段という感じでしょうか。

クーポンが貰えるから、その分がお得になっているというのが実感だと思います。

この感想は、あくまで那覇市内のホテル宿泊の場合であって、人気の高い読谷村恩納村本部町等のリゾートの場合は、昨年と比べて大幅に値上がりしています。

 

北海道方面も予約しましたが、こちらは観光需要の閑散期に入るので、それ程値上がりしている感じはしませんでした。

コロナ禍下であっても北海道方面の航空券は、沖縄方面ほど値下がりしていなかったこともあり、昨年と比べて小幅高止まりという感じです。

北海道方面は、全国旅行支援の割引を受けると、昨年の同時期と比べて少しお得感を得られると思います。

 

便乗値上げが話題になっていますが、需要急増である程度値上がりするのは致し方ないと思います。

前回のGOTOトラベルの時にも、便乗値上げはありました。

その一つが、星野リゾート

都民がGOTOトラベル適用になった2020年10月1日以降と、その前の9月の値段がビックリするほど異なっていました。

この時、GOTOトラベルで星野の某ホテルを予約するつもりで下調べしていたのですが、東京都を除いてGOTOトラベルが始まっていた9月後半の値段が一人一泊二万円ちょっとでした。

これが都民にも適用の10月1日からは、一人一泊四万円に一気に値上がり🆙❢❢❢

GOTOトラベルは一人一泊四万円が上限で、最大限の割引を享受出来る太っ腹な設定でしたが、これ程露骨に設定上限に合わせる値上げをしてきた宿は、数少ないと思います。

この値上げに呆れたので、行き先を変更し、以後星野の系列は避けています。

(今年9月に久しぶりに宿泊しましたが、値段の割にイマイチだったので、また暫く星野系列を避けるつもりです)

今回の全国旅行支援の場合、高価格帯の宿への恩恵が少なく、星野も全国旅行支援にあまり力を入れていないようで、GOTOトラベルの時のような露骨な値上げはしてこないでしょう。

旅行補助の給付に伴い、需要が急激に伸びるので、一定の値上がりが有るのは、市場経済ですから、ある意味健全だと言えます。

ただ、客にもキチンと割引の恩恵が実感出来るような適切な価格設定をすべきでしょうね。