1月4日は大発会。
日本市場でも新年の相場が始まりましたが、急落スタートとなりました。
2023年前半の日本株は、円高の進行によって、厳しい値動きになると予想されます。
特に、日銀副総裁の任期が切れる3月に、4月で任期切れの黒田東彦が辞任するという情報も流れ始めており、そこに向けて円高が進む可能性が高いと思われます。
年初に1ドル130円を一瞬割込みましたが、日銀総裁の交代が迫るに連れて、円高が進行し易くなり、黒田辞任若しくは任期切れ時に次期総裁次第では、投機的な仕掛けが入って、1ドル120円に迫る場面も有りそうな気配です。
日本株は売買代金の7割が外国人なので、円高の影響で、株価が大きく下がる場面も有ると予想します。
そして、2023年後半はどうなるのか?
これはアメリカの景気次第でしょうか。
現在の市場予測の通り、軽いリセッションで済めば、年前半を底に徐々に上昇していくのでしょうし、市場予測が外れてインフレ率が下がらず、金利が高い状態が続けばクラッシュし、イーロン・マスク氏の予想のような状況(2008年に匹敵する不況になるのでは?との予想)にもなり得るでしょう。