注目のアメリカ雇用統計は、予想を下回ったものの、前日発表のADP民間雇用統計の数字がかなり悪かったので、先月の数字よりはマシだと、一旦は悪材料出尽くしで日経平均先物は上昇し、−300円→+200円程度まで上昇しました。
しかし、発表から1時間半程経った頃から、暗雲が立ち込め始め、日経平均先物は横ばい、そしてマイナス圏に...
結局先物は、金曜終値比−1200円程度で取引が終わっています。
過去二ヶ月分下方修正されたのが、大きな悪材料であり、しかも、今回の微妙な数字では利下げ幅が0.25%に留まるとの見方となって、株価の上昇要因が無くなったことで、アメリカ市場序盤の上昇がジリ下げに転じてしまった理由でしょう。
日本株にとって、再来週のFOMCが0.25%で利下げ幅が留まるので有れば、円高要因が一旦無くなるので、好材料になると見ていましたが...
アメリカの景気が良くないことが数字で出ている方が大きな悪材料に捉えられ、その影響で利下げが続けば、円高傾向が続くのも確実であり、これが日本株先物の大きく下がった原因でしょう。
昨日の午後11時過ぎから、雰囲気が悪くなったので、PTS市場で慌てて持株を処分しましたが、幾つか処分出来ずに残ったまま、朝方の先物の結果を見て、月曜の急落の被害を一定程度受けてしまうことから、憂鬱な週末となっています😢