今週の相場は、木曜日だけがNY株急落の影響が出て軟調でしたが、それ以外の日は、小動きの一週間でした。
世界的にみると、新型肺炎の感染の拡大が続いていますが、相変わらず超大規模金融緩和によるコロナバブル相場との綱引き状態が続いており、バブルの方が強い状況がまだ続いている感じがします。
その背景には、大統領選で劣勢の状況から、T大統領からの「突如のネガティブサプライズツイート」が出る可能性が無いばかりか、逆に当面の間、政権からは、ポジティブサプライズを狙う動きしか出ないだろうという見立てに基づいて、強気の姿勢を取る投機筋が多いからなのでしょう。
ただ、コロナバブルの発生に内心焦慮しているFRBは、既にさりげなく国債買入れ額を大幅に減額していますし、コロナ対策で導入された週900ドルの補助金も7月末で期限切れとなるので、8月以降に、現在買い一辺倒の姿勢を見せているCTA・HFT業者らの投機筋が、「T大統領の落選とそれに伴う株価の急落を見越した売りポジションを組むらしい」という噂も流れています。
日本株では今週、久しぶりにIPOがあり、どの銘柄も、事前予想を大幅に上回る異常に強い値付けとなりました。
また、6月の権利落ちに伴い、大半を日銀が保有する、ETFの配当落ち分再投資の買い需要が、金曜日の大引け前後で発生することや、3月銘柄の配当金の支払いも始まり、この再投資の買い需要も発生したことで、金曜日はやや強い値動きでした。
今週の個人的な成績ですが、先週の持越し分については
6月19日(金)
買い持越し:無し
空売持越し:無し
無しでした。
6月22日(月)
利確:無し
損切:無し
買い持越し:無し
空売持越し:無し
6月23日(火)
利確:無し
損切:無し
買い持越し:無し
6月24日(水)
利確:ガンホー・ロコガイド(IPO)
損切:無し
買い持越し:ガンホー・DCM
空売持越し:HIS・日高屋
6月25日(木)
利確:HIS・日高屋
損切:ガンホー
買い持越し:DCM・ガンホー・オークワ
空売持越し:日高屋
6月26日(金)
利確:ガンホー・オークワ
損切:日高屋
買い持越し:DCM・オークワ・ガンホー
空売持越し:日高屋
今週は、みずほ証券のIPOで当たったロコガイドの利益が、事前予想を大幅に超えたので、ガンホー以外、余計な取引をなるべく控えました。
最終的に6月末の株主優待権利取りは、先週買った3銘柄(すかいらーく・ウィルプラス・AOITYO)となりました。