「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

2024・海外旅へ(番外編その3・現在の国際線の状況等)

 

 昨日(4月23日)の夜に帰国しました。

 利用したのは、JAL52便。

 シドニー発羽田行です。

 搭乗手続き開始時の様子を見て、びっくり(@@)

 搭乗客の大半が日本に向かうオーストラリア人旅行者だったのです。

 (インバウンド観光客。 しかもビジネスクラス利用の多いこと多いこと......)

 出発ロビー内も日本人は数える程。

 その大半はオーストラリア人と結婚した日本人の家族でした(昔からワーホリでオーストラリアに渡る若い日本人が多いですからね。 その分国際結婚も多い)

 帰りも貯めたマイルの残り全部を使って普通席で。

 エコノミーの客の大半はインド系や中華系のオーストラリア人か、片親が日本人のオーストラリア人家族連れでした。

 ごく僅かに日本人旅行者やビジネス客も居ます。

 

 かつて、日本とオーストラリアを結ぶ国際線の搭乗客の大半は日本人だったですが、時代の変化に驚き......

 そりゃあ、どこ行っても日本人を見掛けない筈です。

 空からの絶景を眺めながら、少しウトウトしていると、

 無事羽田に到着✈

 

 今回の海外旅で感じたのは、円安の定着による日本の大幅な国力低下です。

 一部大企業の業績は絶好調に見えますが、これは売上の過半(特に7割以上では顕著)が国外の企業では、円建てでみると大幅に水増しされて、利益が膨張するカラクリによるもの。

 しかも日本人の従業員の大半には、円建てで給料を支払っているのですから、1米ドル110円→155円の円安により、ドル建てで見れば事実上給料を3割以上カットしたのと同じ。

 そりゃあ、儲かりますよね。

 でも、その分円建て資産が大半の殆どの日本人が貧しくなったということです。

 今の円安では、海外旅行なんて出来ないと思うのが平均的な考えでしょうね。

 とは言っても、円安が定着すると円高になりにくくなる。

 トルコを見れば一目瞭然。

 円高待ちしていると、大して戻らず、海外旅行に行きそびれる可能性も有るのですから、行きたい時に行くべきでしょう。

 

 その結果、元々内向き志向が強い日本人が、余計に外に出なくなり、国際的な感覚が失われていくのでは無いかと危惧します。

 日本では若者が、特に詐欺に手を染める犯罪行為が多発していますが、オーストラリアでそんなニュースは一つも見ませんでした。

 国の衰退で貧しくなり、拝金主義が横行して、『投資・投資』と猫も杓子も声高に。

 その結果、安易に詐欺に手を染める、日本の若者の多いこと多いこと。

 オーストラリアの若者達はマジメに働いている人達が大半な印象。

 アルバイトで手取り月50万近く稼げるのだから、当然かもしれませんが......

 

 今後の日本の行く末は、残念ながら非常に厳しいと改めて実感した今回の海外旅。

 存在感ゼロで、海外で見掛ける東洋系人種は、ほぼ中華系。

 残念ですが、これが日本の現状なのですね......

 

 それでは、海外の自動販売機の値段について。

 シドニー空港内のものですが、大体4〜5ドル。

 ただ、スーパーにいけば、もっと安いですし、1.5リットルサイズならば、ミネラルウォーターで80セント、コーラで2.5ドルの時も有るので、なるべくそういうモノを買うようにしていました。

 あとは、ホテルで置いて有るティーパックやインスタントコーヒーをクアラルンプール宿泊時から貯め込んで、それを活用して、飲み物の値段の高さをカバーしました。

 朝食ブッフェ会場で、沢山ティーパックを持って行ったり、持参した水筒にコーヒーやジュース、ミネラルウォーターを入れるぐらいのことは、欧米系の人も堂々とやっていますから、是非活用しましょう☕🥤

 

 それでは、もう少し海外旅の記事は続きます。