既に日本を出発して4週間が過ぎました。
クルーズ船で病気をうつされてしまい、死亡状態3日目(・・;。
下船後もシドニーのホテルに泊まっているのに、病室代わりとなっています(T_T)
クルーズ船は、やっぱり危ないですね。
最後の下船の時の待機場所のドーム内は、咳き込む人多数。
コロナでは無さそうですが、強力な風邪を蔓延させた人がいるのは間違いありません🤧
それでは、時間はだいぶ戻りますが、メルボルン滞在最後の記事にいきたいと思います。
メルボルンは、このヤラ川沿いに発展した街で、古い建造物と近代的なビルが上手く調和していることで、人気の観光地ですよね。
上から教会に美術館に駅。
建物が基本的にデザイン性に富んでいるのです。
エリザベスストリート周辺は非常に多くの人人人。
すれ違う人々は人種に富んでいます。
言われている通り、メルボルンは多国籍な街で、かつて白豪主義(人種差別政策)を取っていた国の元首都とは思えないぐらい、色々な肌の色の人々が通り過ぎてゆきます。
日本語も、凄く少ないですが、極稀に聞こえて来ました。
トラムは中心部だけ無料。
中心部は意外と起伏があるので、結構利用しました。
シドニーと異なり、メルボルンの公共交通機関は、クレカのVISAタッチ(Masterタッチ)が使えないので、無料トラムのみの利用としました。
物価は高いですね。
日本で800円くらいの食べ物が2000円前後。
これはシドニーでも同じですが、それでもアメリカの三分の二ぐらいの物価なのだと思います。
写真はフォーとチキンのセットですが、これで約2000円。
日本円の急速な弱体化と、日本自体が世界の物価上昇についてゆけていない実態が、よくわかる旅となりました。
日本の中流層が、「定年退職後は、少し海外旅行をして」なんていう時代は、日本が急速に貧しくなっていることで、既に終わってしまっているのだということも実感。
残念ながら、それが日本の現実。
世界での存在感が無くなっているということです。
今回の旅で、先ず感じたのが、海外旅行している日本人が少ないってことです。
ワーキングホリデーを使って、オーストラリアに出稼ぎに来ている日本の若者は過去最高数なのですが......
以前、オーストラリアに来た時には、沢山日本語が聞こえていましたが、今や絶滅危惧種並に少ないです。
すれ違いざまにかけられる言葉は中国語のみ。
まあ、色々な意味(差別とか侮蔑とかも?)が入った「ニーハオ」なのでしょうけど......
ここまで円安が定着してしまうと、もうかつての様な円高に戻ることは無いでしょうし、このまま日本は忘れられた存在になってゆくのでしょうか。
そんな寂しさを感じる旅となっています。
次の記事はシドニーに移動となります。