溜まっていたマイルの有効期限が来た為、往路分をワンワールドビジネスクラス航空券に交換してから計画した海外旅。
日本を出発し、クアラルンプールで5泊してから、オーストラリア第5の都市アデレード経由でメルボルンを目指します。
マレーシア航空では、クアラルンプールからメルボルンにも直行便が出ているのですが、予約時には運休していたことで、アデレード経由のメルボルン行きとなっています。
クアラルンプール発アデレード行は、エアバス社のA330-300で運航されています。
少し古い機体ですが、ビジネスクラスのシートはA350‐900とほぼ同じものです。
王様シートである1Kの直ぐ後ろの2人席を予約しましたが、成田〜クアラルンプール線の王様シートを味わってしまった為、狭く感じます(・・;
人は一度贅沢を味わうと、欲張りになってしまうのですね。
さて、早速座って、ゆっくり過ごしましょう。
出発前に、メニューとスリッパ、オーストラリア入国カードが配られます。
夜遅い便なので、朝食中心のメニューです。
アデレードは日本と時差1時間半の変則制をとっています。
クアラルンプールとは2時間半の時差です。
到着時間が午前七時半なので、クアラルンプールの時間だと朝5時。
ということは、朝食が午前3時頃には始まるということです。
定刻の22時半に出発すると、
軽食が出た後、就寝時間へ。
そして、ウトウトしていると、直ぐに朝食が始まる感覚です。
超眠い......
肝心のメニューがこんな感じ。
美味しく頂きました。
やがて、朝日が差し込むようになると、
広大なオーストラリア大陸が見えました(^^)
間もなく、アデレード国際空港に着陸です。
無事到着。
早速、入国審査が始まりますが、シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレードの各空港では入国審査場に向かう途中の通路上にスマートゲートが設置されています。
ゲートで最初にパスポートを機械に読み込ませながら写真撮影。
するとレシートが出て来ますので、これを持って、入国審査場で自動化ゲートにレシートを読み込ませ、カメラチェックが終わると、あっという間に入国。
自動化対象国からの入国者は、本当にあっという間でした。
以前は、かなり時間の掛かるオーストラリア入国でしたが、今や最速級。
(スマートゲート手前の制限エリア内にある売店。オーストラリアワイン等が売られています)
そして、荷物を受け取りましたが......
日本から持って来たスーツケースが老朽化で滑車が全滅したので、マレーシアで買い替えたばかりのスーツケースの脚が、一本根元から折れて無くなっている......
幸先の悪いスタートです。
そして、荷物検査へ。
列に並びますが、アデレード国際空港は地方空港扱いなので、並んでいるのは同じ便の利用者だけ。
背の高い完全装備の空港職員が、一組一組入国カードを見ながら、荷物検査の機械を通すか、それとも通さずに入国か、手際良く判断してくれていました。
私達は、そのまま荷物検査無しで入国へ。
到着ロビーはがらんとしています。
結構殺風景。
出迎えの人々も宮古空港に到着した時に居るぐらいの人数で少なく、100万人以上の人口が居る大都市の玄関口としては、ちょっと意外な感じでした。
とりあえず、壊されたスーツケースの事故扱いの手続きをしてから、乗り継ぎ便のカンタス航空のカウンターで荷物を預けて、アデレードの街に出てみようと思います。
それでは、次の記事で。