今週は、新型コロナの日本の感染者が急増する中、政権側が雲隠れし、各知事に対応を丸投げしている状況を横目に見て、海外投機筋がコロナ感染拡大を利用した日本株の短期的な大きめの売りを仕掛けてきたようです。
官邸が、賛否両論がある中、GoToを強引に見切り発車で始めてしまった以上、これを直ぐに凍結したのでは再び大混乱が発生し、責任論も出てくるので、最低でもお盆明けまでGoToを継続するために、相反してしまうコロナ抑止策を何も打てないので、そのため日本国内で急速に感染が拡大するだろうことは、誰にでも読める状況ですからね。
ただ、事前に予想されている悪決算に対して、今週の後半3日間は、ちょっと極端すぎる下げ反応でした。
特に大きな理由もない金曜日の急落を境に、流れが変わりそうなので、来週空売りはあまりしない方が良いと予想します。
今週から本格的に決算発表が始まりましたが、コロナの悪影響を受けた決算と併せて減配を発表した銘柄に対しては、普段見れないほどの叩き売りが目立ちました。
前回の決算発表では、どんなに数字が悪くても、悪材料出尽くしで上昇する銘柄が多かったので、この値動きにはかなり意外感があります。
今週の個人的な成績ですが、先週の持越し分については
7月22日(水)
空売持越し:ゲンキードラッグ
でした。
7月27日(月)
利確:カワチ薬局・クリレス
損切:JAL・JR西・ゲンキードラッグ
買い持越し:コメリー
空売持越し:三菱自工
7月28日(火)
利確:三菱自工
損切:マネックス
空売持越し:日産
7月29日(水)
利確:日産・コメリー
損切:マネックス
買い持越し:野村
空売持越し:無し
7月30日(木)
利確:野村・岡三・水戸証・相鉄・スキー場開発
損切:無し
デイ買い:岡三・水戸
デイ空売:相鉄
買い持越し:無し
空売持越し:東武・ワタベ
7月31日(金)
損切:ワタベ・武田
デイ買い:武田
空売持越し:ココカラ
今週の個人的な取引は、水曜日まで旅行に行っていた為、実質的に木曜日以降の2日間の取引でした。
しかし、キャノンの急落には驚きました。
いくら、四半期ベースで初の赤字転落とはいえ、業績が悪いのは前々から分かっていたことで、株価も長期に渡り低迷していたのですからね。
ただ、高配当株としての魅力が半減したことの減配ショックが大きく出てきたことで、配当狙いで長期保有している個人の投げ売りを狙った、大口の売り仕掛けが入ったということなんでしょうね。
個人的な週間成績は、4連休前の大きめの買い持ち越しが大きく裏目に出て、月曜日は大幅マイナススタートでしたが、三菱自工・日産の空売りと野村の買いが当たったことで取り戻し、小幅プラスで終われました。
月間成績もプラス(金額は家計簿に記載しています)でした。