今日、8月6日は、広島に原爆が落とされた日です。
このままの、戦争の無い平和な日々が、日本でも長く続いて欲しいと、改めて思い直す日ですね。
沖縄や長崎では先の大戦で大きな犠牲を出してしまった遺産を見ることができます。
そのため、7月の旅では、そうしたレガシーも改めて見学してきました。
まずは、長崎の平和公園。
8月9日の長崎原爆の日の式典に向けての工事中でした。
曇り空が、何だか物悲しいです。
長崎に落とされた原子爆弾は、アメリカ軍が予定していた市の中心部の投下地点よりも、だいぶ北になってしまったので、長崎市の北部にあった、当時東洋一の大きさを誇った大浦天主堂も、大きく壊れてしまいました。
その時の衝撃で、最終的に崩れてしまった天主堂の鐘楼が、今も残されています。
また、被爆して焦げてしまったマリア像も天主堂内で保存されています。
長崎の原爆記念館は、かつて数十年前に訪れた時とは異なり、非常に綺麗な建物になっていました。
改めて、戦争と人間の怖さを実感しました。
沖縄・那覇では、学童疎開船として疎開中に撃沈されてしまった対馬丸の記念館に行ってきました。
今年は、先の大戦が終わってから75年。
当時の凄惨な体験をした方々も、その大半の方がお亡くなりになり、語り継がれる体験が無くなりつつあります。
残念ながら、世界の人々から戦争の悲惨さの記憶が無くなってきていることで、色々なところで争いが増えてきているような気がします。
こうした記念館を訪問することで、戦争の怖さ、人間の怖さを再確認して欲しいと思います。