今回の海外旅の最大の目的は、ニュージーランドにあるフィヨルドランド国立公園を訪れたいというものでした。
ニュージーランドのフィヨルドは、一番人気のミルフォードサウンド以外は、交通機関が整備されていない為、なかなか訪れるのが難しく、最も手っ取り早いのが、クルーズ船に乗って訪問する方法です。
そこで、4月3日発、ロイヤルカリビアンクルーズ社がこの夏最後の運航となるニュージーランドクルーズに乗船する予約を入れました。
ホテルをチェックアウトして、LRTと鉄道を乗り継いで、サーキュラキー駅へ。
すると、駅のホームからクルーズ船が見えます。
オベーション・オブ・ザ・シーズ。
168000トンあまりの巨大なクルーズ客船です。
気分も一気に上げ上げ⇑
近付くと、その巨大さが際立ちます。
駅からクルーズ船ターミナルまでは歩いて3分程度ですが、大きな荷物を沢山抱えた人々が、どんどんターミナルに向かって行きます。
とりあえず、大きな荷物だけを預けて、チェックインの決められた時間まで近くで待っていると、予定よりもだいぶ早くから、後の時間の人達が呼ばれていることに気付き、慌てて乗船手続きに向かいます。
だいぶ舞い上がっていたので、NZetaの提示準備を怠ってしまい、最初に提示を求められて、アタフタ(・・;
メールが何処かにいってしまい、結局提示までに数分掛かってしまいました。
それ以外は、パスポートをみせただけの形だけの出国手続き。
そもそも、入国手続きしてオーストラリアに居る訳ですし、このクルーズはニュージーランド以外の訪問国は無く、シドニーに戻って来るのですから、オーストラリア当局としては、厳しいチェックは要らない訳です。
流れ作業で、順調に手続きは進み、
いよいよ乗船。
待機場所に指定されたTWO70というホールで、
待てど暮らせど、案内待ちしましたが、何のアナウンスもなく......
結局は、そのまま船室に行っても構わなかったようです。
コロナで行けなかった五年前にも予約していたのですが、当時と比べて物価高と円安の影響でクルーズ代金は大きく上がってしまっており、仕方なく、内側客室を選ぶことになりました。
10泊11日のクルーズですから、あとで海側バルコニー付客室にしなかったことを少し後悔することになるのですが、五年前のバルコニー付が2人で35万円だったのが、今回内側客室で50万円ですからね~。
あまりの円建てでの高騰に、我慢することとなりました。
そして、出航の時🚢
ハーバーブリッジが目の前に迫ると、向きを変えて、外洋へ。
オペラハウスを右手に見ながら、
シドニーのシティを離れて行きます。
やがて、オペラハウスからも離れ始めると、ニュージーランドへ向けて出発したのだなあと実感。
次の寄港地はフィヨルドランド国立公園です。
いきなりメインディッシュからの訪問ですが、期待に胸高鳴る時でした✨