だいぶ寒くなってきましたね。
最近は、春と秋が短くなり、夏と冬が長くなった気がしますが、気のせいでしょうか?
冬は寒いので、年末年始を過ぎると、ウィンタースポーツ系を除けば、旅行業界のオフシーズンです。
ですが、オフシーズンだからこそ、関東近郊であれば栃木や群馬の山の中の温泉宿は、寒いことで観光客が少なくなり、お得に宿泊することができます。
ただ、最近は冬でも日本に来る外国人旅行者が多いので、以前ほど安くはならなくなりましたが。
都内のシティホテルも、冬になると格安プランをよく見かけるようになります。
特に冬で、ビジネス需要が少なくなる時期を狙うと、お得な値段で、ラウンジ利用付きのエグゼクティブ(クラブ)フロア宿泊プランが出ています。
ですから、こういう時であれば、普段体験できない、ちょっと贅沢な雰囲気を味わえるクラブラウンジを、ホテルによっては1泊朝食付き一人1万円ちょっとで、利用できることもあるんですよね。
そういうわけで今回は、是非、
非日常の雰囲気を味わって、心身の疲れを少しでも取ってみませんか?
という記事になります。
ただ、有名外資系ホテルは、値引きがあっても、かなりの高額の場合が多いですよね。
ですから、外資系の高級ホテルのラウンジ付きプランを味わいたいのであれば、マレーシアのクアラルンプルに行って利用する方が、飛行機代を含めても結果的に安く済む場合もあるくらいです。
ですから、狙い目は日系ホテルのラウンジ利用券付プランです。
旅人達も、心の洗濯の為に、お得プランが出ないかと、常日頃目を光らせています。
最近は、なかなか以前ほどの格安プランが出なくなったので、利用の機会が少なくなり残念に思っています。
オフシーズンになると安定的に、格安プランが出てくるのは
ロイヤルパークホテル
です。
横浜のランドマークタワーにあるホテルは「横浜ロイヤルパークホテル」等と、ホテル名の前後に地名が付くブランドでチェーン展開していますが、唯一地名が付かないホテルがあり、それは
都内の水天宮
にあります。
水天宮は日本橋のすぐ近くですね。
ここは20階建てで、都内に高層ビルが増えた今、目立つ建物ではありませんが、シティーホテルの先駆け的存在であり、箱崎の東京シティエアターミナル(TCAT)の隣接地に建っていることから、かつての「国際線は成田空港だけ」の時代に、外国人ビジネスマンや旅行者の利便性を重視して、この場所にシティホテルを建てたことがよくわかる立地です。
そういうわけで、建物に新しさはありませんし、周囲に高層ビルも建っており、眺望が特別良いわけでは無いのですが、その代わりに、エグゼクティブフロア宿泊のラウンジ利用券付プランが、継続的に安めの価格で設定されているホテルの一つです。
旅人夫妻は、都内のクラブラウンジプランでの宿泊をする場合、このホテルが多いです(笑)
それは、ラウンジに外国人客が多いので、異国情緒も少し味わえますし、他の同立地のシティホテルに比して、ラウンジフロア付きプランが安いからです。
定期的に、最安値だと二人で1泊朝食付き25000円程度(17時以降チェックインの条件付きですが)で出ていますから、少しでも優雅な雰囲気を味わいたい場合、検討の価値はあると思います。
ロイヤルパークホテル(東京・水天宮)のラウンジはこんな感じです。
静かなラウンジで、携帯で控えめに撮影したので、傾いた写真になってしまいましたが、この写真を撮った日は、非常に利用者が少ない時間帯でした。
普段は、宿泊客や利用者が沢山います。
ラウンジからの景色は、こんな感じです。
この方角は、丁度高い建物が少なく、東京タワーがよく見えるのが魅力ですね。
部屋は
エグゼクティブフロア(16階以上)のスタンダートルームですが、シティホテルとしては標準的な部屋です。
ロイヤルパークホテルは、地下1階で東京メトロ半蔵門線水天宮駅と直結しています。
ラウンジ付き宿泊プランのチェックインは、直接20階にエレベーターで上がって、ラウンジの受付で出来ます。
ただ、15時・17時前後は非常に込み合い、30分近くラウンジ内で待たされることもありますので、早いチェックインを希望ならば、1階のフロントの方がスムーズですが、優雅な気分を味わいたくてこのプランで宿泊しているわけですから、せっかちにならずに、ラウンジチェックインを楽しみましょう(笑)
と言いながら、一度だけ、非常に待たされてしまい、1階まで降りてフロントでチェックインしたことがある旅人でした。
ロイヤルパークホテルの場合、横浜ロイヤルパークホテルも同様ですが、ラウンジの軽食については、ナイトタイムの時、値段の割になかなか充実していて、メニューは日替わりですが、普通のおつまみ類だけではなく、軽食としてグラタンやピザ等もありますから、大食漢の人を除いて、夕食を別に取らなくても十分だと思います。
最近は、少なくなりましたが、プリンスホテル系列もラウンジ付きの宿泊プランがかなりお得に出ています。
特に品川・高輪は、プリンスホテルだけでも物凄い数の客室数ですから、特に安く泊まれます。
グランドプリンスホテル高輪のクラブラウンジは、1階なので眺望はありませんけれども、全面改装されてから日が経っていないので、非常にきれいで落ち着けて、お薦めです。
ここのラウンジ付きプランは、グランドプリンスホテル高輪とグランドプリンスホテル新高輪とザ・プリンスさくらタワー東京の三つのラウンジを楽しむことが出来る設定が多いというのも特徴です。
グランドプリンスホテル高輪の「クラブラウンジ花雅」内は
写真のような雰囲気で、新しいので広々としており、非常に優雅な雰囲気が味わえます。
ただ、1階ですので、眺望は庭園が見えるだけです。
勿論、朝食もここで食べます。
広くて、綺麗でいいですね^^
チェックインも、ここで出来るのですが、このクラブフロアの入り口、専用キーが無いと開かない設計なのです。
旅人は、チェックインの時、このドアの前で、暫くうろうろ(笑)
直ぐ近くのフロント周辺で立っているホテルの従業員の方に声をかけて、「クラブフロアの宿泊プランで...」と説明すれば、案内して、自動ドアも開けてくれますので、直ぐに声を掛けましょう。
新高輪のクラブラウンジも利用したことがありますが、旅人の利用時は改装前の狭い時で、今はリニューアルされ、新しくきれいになっています。
ただ、高輪・品川系列のプリンスホテルのクラブラウンジの軽食についてですが、ケーキや菓子類はなかなか良いのですが、ナイトの時間帯のおつまみは、本当におつまみ程度の物しかありませんので、別に夕食を食べたくなります。
慣れている利用者は、こっそり総菜パンとか、目立たないものを持ち込んで、食べていますね。
このグランドプリンスホテル高輪のラウンジ付きプランで泊まった時は、1泊朝食付きで、二人で20000円割れ(一人9500円位でした)という、超格安で出ている時だったので、同じ値段で出ていた、隣に建っている新高輪の方も、ラウンジ利用中に直ぐ予約して、半月後位に再度宿泊し(台風の日でしたが)、クラブラウンジの雰囲気を存分に楽しみました。
今紹介したホテルは、値段が安くて大満足でしたが、それに反して正規の値段で利用したのに、日系ホテルのクラブラウンジプランで非常に残念な経験をしたこともありました。
それは、今年利用した「横浜ベイホテル東急」。
ここだけは、もう二度目はないと思います(苦笑)
その時の経験ですが、やはり横浜なので、明らかに横浜観光ですという宿泊客も多く、この時偶然、子供連れで、ラウンジ利用プランで宿泊している若い客が居たのです。
そして、衝撃の光景が...。
この時間はティータイムだったので、子供も入れたのですが、ラウンジ内でこの家族の子供たちが騒いでいるだけではなく、なんとマック持ち込み...。
しかも食べているんですよ。家族全員で。
それも、クラブラウンジの真ん中のテーブルで…
「えっ。マックを、持ち込んで、ここで?」
旅人も旅妻もビックリ。
チェックインの時間帯で人も多いのに…。
『ちょっと傍若無人ぶりにも限度があるんじゃないの?
マックは匂いも音も出る食べ物だし、周囲の他の利用者のことを考えたら、チェックイン終わっているんだから、普通、ホテルの部屋で食べるでしょ?
ここはクラブラウンジですよ!!』と、これは旅人の心の声。
クラブラウンジは、基本的に、静かにそして少し優雅な気分を味わいたい人が利用しているのです。
まして、横浜ベイ東急のベイクラブフロア(クラブラウンジ)はかなり狭く、写真で紹介した上記の二つのホテルのラウンジに比べると、3分の1程度の大きさしかないのです。
そこで、子供が騒いでいても親が注意するわけでもなく、匂いの強いマックを平然と食べているこの若い家族連れ...
「あの〜ここはホテルのロビーでも無いし、ビジネスホテルじゃないんですけど…」と心の中で、この両親に説教する旅人。
東急ホテルの方、これは流石にやんわりと注意すべきじゃないの?
でも、ホテルの従業員は、誰も注意すらせず...
勿論、お客さんと余計なトラブルを避けたいという従業員の気持ちはわかりますが…。
ただ、もうこの時点で、「東急系に正規料金では二度と泊まるまい」と心に決めました。
朝食の時も、運悪くこの家族(若夫婦と子供3人の5人家族でしたが)と被ってしまい、それも先に来て食べていた旅人達が座っていた席の、すぐ真後ろにドーンと陣取ってきたので...
その後、案の定、子供たちは大はしゃぎで、朝食を食べている他の客のすぐ近くを走り回っている始末でした。
ここのクラブベイラウンジのテーブルとイスは、高さがかなり低いので、持ってきた食事のすぐ脇を、この子供たちが走り回っている状況ですからね。
勿論、旅人達は、この家族を避けるために、ラウンジ内はほぼ満席でしたが、離れた空席を運良く見つけたので、速攻で移動したことは言うまでもありません。
まあ、そういうわけで、面積の狭いクラブラウンジしかないホテルでは、静かで落ち着けない場合もあることから、避けた方が賢明です。
せっかく普通の宿泊よりも、高い料金を支払っているのですからね。