「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

2020年5月第3週の相場と成績

  

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 今週の相場ですが、アメリカ株は月曜日~水曜日まで-1000ドル超という軟調地合いだったものの、日本株については、先週金曜日のSQや緊急事態宣言の一部解除見込みを利用した、海外投機筋(CTA業者等)の買い仕掛けが入り続けた影響が大きく、水曜日まではかなり堅調でした。

 ところが、木曜日の場中に、緊急事態宣言の一部解除が正式決定したこともあり、「噂で買い、事実で売れ」の格言通りに、海外筋の買いが終了したばかりか、今度は一転して売り姿勢に転じて、後場の日銀ETF買いに対して、一気に売り崩しをしてきたことで、急速に値を崩しました。

 この流れは金曜日も続き、NY株の久しぶりの反発でかなり高く始まったものの、急速に売り崩されましたが、後場は想定外の日銀買いが入ったことで、値を戻して終了しました。

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 行動自粛を求められても、人間は最大で8週間程度しか耐えられません。

 ですから各国は、もはや我慢を強いられることに耐えられなくなった人々の行動原理を優先する形で、収束が見えていないのに、規制緩和に転じざるを得なくなりました。

 このような現状の情勢から、奇跡的にワクチン等の医学的対策が夏までに完成しない限り、感染の第2波は必ずやってくると見ておくべきでしょう。

 多くの投資家も、現状をそのように見ているようです。

 元の日常には簡単には戻れないことから、経済の低迷の長期化と感染の第2波襲来による急落に備えて、積極的な投資は控えられています。

 そのような情勢のため、現在の東京市場は売買代金が非常に少なく、海外短期筋の思うがままの相場なので、個人投資家は、投機筋の短期売買の意向を読みながら、売りに転じたり、買いに転じたりと、臨機応変に姿勢を変えながら、利益を取って行くしかないと思います。

 

 

 今週の個人的な成績ですが、先週持越し分については

 5月8日(金)

  買い持越し:サントリーBF・ライオン・ユナイテッド・リコー
  空売持越し:無し

 でした。

 5月11日(月)

  利確:サントリーBF・ライオン・ユナイテッド・東京海上

  損切:リコー

  デイ買い:東京海上

  買い持越し:アイフルスズケン

  空売持越し:図研

 5月12日(火)

  利確:アイフル

  損切:スズケン・図研

  デイ買い:無し

  買い持越し:スクリーン・アルヒ・ハウスドゥ

  空売持越し:無し

 5月13日(水)

  利確:大成建設・大日住薬

  損切:スクリーン・アルヒ・ハウスドゥ

  デイ買い:大成建設

  デイ空売:大日住薬

  買い持越し:武田

  空売持越し:カクヤス・アミューズ

 5月14日(木)

  利確:武田・カクヤス・アミューズ大正製薬・東洋缶・イオンFS・MSAD

  損切:三井化学

  デイ買い:大正製薬・東洋缶・イオンFS・MSAD・三井化学

  買い持越し:スルガ銀

  空売持越し:カルビー・カネカ

 5月15日(金)

  利確:カルビー・スルガ銀・カネカ

  損切:高島屋

  デイ買い:高島屋

  買い持越し:T&D

  空売持越し:日本M&A住友化学   

 ※株主優待用長期保有:日本スキー場開発・東急不動産HD

  

 今週も、個人的にはイマイチな成績の週でした。

 先週にー10%級の急落を予想していたリコーは、蓋を開けると意外にも大して下げず、予想が外れましたが、個人的には自己予想に基づいて、金曜日のPTSで損切りしていたので、結構負けてしまいました。

 それ以外の取引した銘柄を振り返ると、アイフルサントリーBF・武田・カルビーは、かなり勝ちましたが、リコーだけではなくスズケンやスクリーンで大きく負けたので、週間では小勝ちという結果に...

 

 5月の月間成績は、5月1日の2銘柄の想定外の大負けが未だに響いている影響が大きく、今週だいぶ取り返したものの、マイナスのままで終わりましたが、来週大外しがなければ、プラス転換できるところまで来ました。

 月間マイナスがあると、その負けを取り返すのに1~3ヶ月かかることもあり、年間成績にもかなり影響しますからね💦