「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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いよいよ緊急事態宣言発令へ(旅好きには厳しい時の到来)

 

 年末には予想されていなかった、緊急事態宣言発令

 ところが、都知事からの「共同での緊急事態宣言発令要請」提案に埼玉県知事が同意したことがキッカケで、官邸とツーカーだった神奈川県知事迄もが突然の方針転換。

 そのため、都知事からの会談の申し入れを拒否していた官邸側も、仕方なく代理で担当大臣が応じることとなり、急転直下し発令への流れとなったようです。

 春になれば、オリンピック開催の可否をIOCが理事会で決定する予定なのですが、それまでに感染をある程度抑えていないと、下手すれば中止という判断が出されてしまう虞もあるので、「オリンピック中止となったら大失政と批判される」と知事から説得されたことも、官邸側の急な方針転換に至った大きな理由の一つなのだと推察されますけどね...

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 国内の感染の実態は相当厳しく、既に検査が追い付かない状況に陥っており、1日当たりの新規感染者数は、発表されている数字の倍以上に及んでいるものと推測されます。

 また12月の1か月間だけで、自宅で亡くなった方のうち38人が、生前には感染していることが把握されないまま、死後に新型コロナに罹患したことが原因で死亡したと判明しているような状況ですから...

 未把握の感染者が相当数居るのです。

 こうした状況から見れば、2回目の緊急事態宣言が出されるのは致し方ないでしょう。

 旅好きには、厳しい時間が始まることになりますが、これは我慢の時😢

 

 しかし毎回毎回、感染が広がる度に、感染拡大のスケープゴート(生贄)を見つけようとするのが、わが国の悪いところなのだと思います。

 最初の時は、ライブハウスやパチンコ店

 二回目は、キャバクラ等の接待を伴う酒類提供店

 そして今回は、夜間に営業している飲食店全般

 専門家会議(現在は分科会)の御用学者様達が会見(殆ど尾身会長ですが)で、責任逃れのためか知りませんが、その時その時の例示として、こうした店舗の名前を挙げて、「○○○○が、感染拡大の原因の一つ」と決めつけて説明すると、マスコミがこぞってそれを取り上げ、結果的に「○○○○が悪い」という流れを作って、人々の怨嗟や不安の生贄にしています。

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 でも、それって少しおかしいと感じませんか?

 特に今回は、この生贄にされるのは飲食店ですが、飲食店が感染拡大場所の一部では有るにしても、全てではありません。

 それに、根本の原因は、飲食店ではなく利用者なのです。

 GoToで旅をしている時に数えきれないくらい見かけましたが、向かい合う狭いテーブルで飲食しながら、長時間に渡り大声で談笑し、おしゃべりを楽しむ、女性グループ・高齢者グループ・若者グループ・カップル・家族連れの本当に多かったこと...

 飲食時は、マスクを付けている人なんて、基本的に居ませんからね。

 お酒が入れば、より声も大きくなるし、コロナ前に完全に戻ってしまいます💦

 楽しい時間を過ごすことで、コロナの時代にあることを忘れてしまうのも分かりますが、このような意識が、飲食店で感染を広げてしまったことに疑う余地はありません。

 行動変容が出来ず、コロナ前と全く同じ行動をしてしまった多くの人達が、感染再々拡大という結果を引き起こしたのです。

 ですから、感染が収まるまでは、せめて飲食時の談笑を完全に止めるべきではないか?と思う今日この頃です。

 飲食店の方々にとって、長く続くコロナ禍下で大半が売上げ減少の憂き目にあっているのです。

 そこにきて、特に今回の緊急事態宣言では、政府や専門家、マスコミ等からスケープゴートにされており、非常に厳しすぎる状況だと思います。

 我々には利用することでしか、応援することが出来ませんが、解除になったら沢山利用したいですね^^