「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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急な緊急事態宣言発令見込みで、大発会は波乱に...

 

 今日は、大発会

 2021年の相場が今日から始まりました。

 寄付きは、昨年末のアメリカ株最高値更新を反映して100円以上値上がりして始まりましたが、前場開始直後に「緊急事態宣言の発令が濃厚」とのニュースが流れると、「発令されない」という考えが市場のスタンダードだったわけですから、当然のように株価は急落となりました。

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 ただ、こうした動きは一時的なものでしかないのだと思います。

 今年の基本は、「ワクチンの接種拡大に伴うコロナ収束期待相場」。

 ですから、午前11時の首相記者会見が始まる前から、株価は戻り基調に。

 しかし、緊急事態宣言発令が為される見込みとなったことで、GoToトラベルの再開は当面不可能な情勢となりました。 

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 一部地域で緊急事態宣言しているのに、残りの地域はGoTo再開なんていう判断をしたら、批判が殺到するのは目に見えていますから。

 宣言の影響の大きい、飲食や旅行関連株等の株価は下がるでしょうが、それ以外の影響の無い銘柄は、今日前場での大きな下げが逆に買い場になったのかもしれませんね。

 

 新型コロナの感染状況について、各自治体から発表されている数字は、既に実態を反映しておらず、現状は相当厳しい状況に陥っているものと思われます。

 例えば、同じ空間で仕事をしていた身近な人の感染が発覚したとしても、「マスクを常時着用していた人は濃厚接触者に該当しない」と、パンクしてしまっている都会の一部の保健所は、逃げの判断をしているようです。

 既に、感染拡大が検査能力を超えるレベルに達していますので、国内の感染の実態は1日当たり新規感染者5千人~1万人レベルに迄上がってきているものと思われます。

  ですから、今回の緊急事態宣言の発令の判断は、致し方ないでしょうね。