「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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殆ど意味の無かった、緊急事態宣言2週間延長解除後の予測

 

 3月21日で、緊急事態宣言の延長が終わります。

 旅好きには、待っていた瞬間ですね^^

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 でも、感染者数は暫増傾向となってしまった状況での解除ですから、コロナの感染再々々拡大は止めることはできないでしょう。

 

 以前、ここに書きましたが、 

www.tabibitoshuu.work 今回の2週間の延長には、感染抑制効果がありませんでした。

 既に先行して解除された府県の大半では、感染者数が増え始めています💦

 これは、緊急事態宣言という色々な欲望の抑制を強いた反動が、大きく出てしまうということなのでしょう。

 

 そこで、今後を少し予測してみましょう。

 

 イギリス型を始め、日本でも、より感染力の強い変異種の広がっている事実が明らかになってきましたが、日本の感染症の対策は、ほぼ国立感染症研究所(感染研)の支配下にあり、変異種に関する情報も、その大半を感染研が独占している状況です。

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 でも、一つの研究所がコントロールしているのでは、リアルタイムなものはあまり出てきません。

 だから、今報道されている変異種に関する内容は、古い情報も多く、実態がキチンと明らかになっていないのです。

 特に東京都はもっと居るはずの、変異種の感染者把握数が極端に少なく、変異種をあぶりだす努力を怠っているとも言われていますからね。

 

 解除日が花見・春休みシーズンの入口であることから、人の行動が一気に活発になると見込まれ、変異種は無言のまま大きく広がり、GW前には、再び1日当たり国内で現在(1500人前後)の倍の、3000人以上(下手すれば5000人以上)の新規感染者の把握という事態になるでしょう。

 そうなると、今年のGWも「行動自粛」を求められることに...

 しかし、ここで緊急事態宣言を出すには、余りにも間隔が短く、今回以上に効果が無いでしょうから、宣言を出すことは出来ないでしょう。

 

 気候も暖かくなるので、冬のような一気の感染急拡大にはならないと思いますが、21日の全面解除の動きを見て、早速一部の地方自治体が「GoToトラベルの再開」を求めて自民党に陳情し始めていることから、「GoToトラベル」が一部の地方でいずれ再開されることになるでしょう。

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 でも、地方でも感染者が全くいないというわけではありません。

 このような動きが裏目に出て、4・5月にかけて感染者が増えてしまうことで、東京オリンピックは無観客での開催という決断にならざるを得ないと予測します。

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 都市部の感染の広がりは、ワクチン接種が進んでいない以上、当面の間は抑えることができません。

 自分の身は自分で守る行動を続けるしかないのでしょうね。

 

 大半の方が予測できるような内容ですが、こういう状況から、旅をする方は、感染が再拡大する前の早めの時期での計画をお勧めします。

 旅先でコロナを気にしなければならない状況では、楽しい旅も台無しになってしまいますから...