「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

2021年2月第3週の投資成績

 

 今週は、先週末に地震があった影響で、日立オートモービルズやルネサスの工場が停止し、自動車用半導体不足の影響等が再度意識され始め、先週まで好決算連発で大幅高が続いた自動車関連株が軟調となりました。

 2月の「幻のSQ」は、15日(月)のアメリカ市場休場という間隙を利用し、投機筋が一気にブレイクを仕掛けてきて、1営業日であっさり解消されました。

 最近、アメリカの株式市場が休みの時に、日本株が急騰するパターンが多いような気がします。

 ただ最近のアメリカ株は、金利の急上昇で、浮揚力がなくなってきているのに対し、日本株だけが今週月・火であまりにも上げ過ぎたことは、3月のメジャーSQ前位までの、大きなしこりになる感じがします。 

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 先週の持越し分については

 2月12日(金)

  買い持越し:三櫻工業・市光工業ラクス・レーサム・ビーグリー・TATERU・東洋インキ・サカタイン・NISSHA・トリドールノーリツ

  空売持越し:無し

でした。

 2月15日(月)

  利確:三櫻工業・ノーリツ・東洋インキ・サカタイン

  損切:市光工業ラクス・ビーグリー・レーサム・NISSHA・トリドールTATERU

  買い持越し:キリン・理研ビタ・ビジョン・DIC・片倉

  空売持越し:無し

 2月16日(火)

  利確:キリン・片倉

  損切:理研ビタ・ビジョン

  買い持越し:DIC

  空売持越し:無し 

 2月17日(水)

  利確:DIC

  損切:CRE・理研ビタ(長期保有分の一部を処分)

  買い持越し:DIC・ルック・日本エスコン

  空売持越し:無し

 2月18日(木)

  利確:DIC・ルック

  損切:日本エスコン

  買い持越し:DIC・アクシージア・日本エスコン

  空売持越し:無し

 2月19日(金)

  利確:横浜ゴム

  損切:DIC・アクシージア・日本エスコン

  デイ買い:横浜ゴム

  買い持越し:日本エスコン

  空売持越し:無し

 ※株主優待・配当:スキー開発・東急不・いちご・ブロッコリー・ひらまつ・DD・SI・トリドール・USMH・アークス・乃村工芸・Mr.MAX・TSIHD

 ※長期保有:CRE・理研ビタ・リケン

 

 月・火と、相場全体は急騰しましたが、自分の保有株にその恩恵は殆ど無く、決算を跨いだ銘柄も、好決算発表での材料出尽くしで下がるものが予想以上に多かったことから、今週はダメな一週間となりました。

 特に、木曜日にIPOだったアクシージアで、木曜夜PTS序盤での利確を迷った挙句、強気に考えてしまい持ち越した結果、かなり負けてしまったことが非常に痛かったです。

 IPOのセカンダリーはギャンブルでしかないので、基本的に止めているのですが、今回は、QDレーザーのあまりの上昇ぶりにつられて、ついギャンブルに手を出してしまったことを改めて反省することに...

 週間成績は、ほとんどが金曜日の負け分で、二桁のマイナス(-30万)でした。

 

 

 

 

  

 

   

バブル期と現在の相場を日経平均株価で比較するのは、大きな間違いなのでは?

 

 最近、ニュースで「日経平均株価がバブル期以来の高値を付けた、バブルの株価に近づいている」というものをよく見かけますが、日経平均株価の連続性は、2000年4月の構成銘柄大規模入替えで途切れたことをご存知ですか?

 ですから、30年前の日経平均株価の数字と比較するのは、大きな間違いであり、もし比較するのであれば、東証株価指数「TOPIX」で行うべきなのです。

  

 2000年4月に実施された30銘柄もの入替え発表と、その後の大混乱(この入替えで日経平均株価は1週間で15%もの大暴落をした)により、それ以前の指数とそれ以後の指数の連続性が無くなっており、これは金融当局も概ね認めているところです。

 その後も、毎年2~3銘柄程度の入替えが行われていますので、日経平均構成銘柄は、バブル期と比較すると半数以上入れ替わっています。

 更に、2005年6月に指数の算出方法の変更もされているのです。 

 それに、現在の日経平均株価は、日銀買いの影響で、ユニクロファーストリテイリング)のウエイトが1銘柄で12%もあり、2位のSBGも7%ものウエイトがあるので、たった2銘柄で日経平均株価の20%を占めるという、極端に歪んだ指数となっています。 

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  他にも、買い一辺倒の巨額の日銀ETF買い(35兆円超)の影響で、日経平均が約10000円(1万円)嵩上げされているという事情もあるのです。  

 日銀買いの影響がいかに大きいかというのは、下の数字を見れば一目瞭然でしょう。

   1989年・N225 38957円 TOPIX2884(日本のバブル経済

   2000年・N225 20833円 TOPIX1758(ITバブル

   2007年・N225 18300円 TOPIX1823(BRICS・資源バブル)

  〇2018年・N225 24448円 TOPIX911(直近の高値)

  〇2021年・N225 30084円 TOPIX1954(コロナバブル) 

 これは、バブル期以降の株価の高値を示す二つの指数を並べたものです。

 「〇」は、日銀買い開始以後の数字となります。

 

 日銀買いが行われていない

    2007年のTOPIX高値1823に対し、日経平均高値は18300円

だったのですが、昨日(2月15日)は

    TOPIX終値1954に対して、日経平均はなんと30084円

と、明らかに日経平均だけが高くなっており、数値が歪んでいるのが分かります。

 TOPIXは2007年比7%高程度なのに、日経平均は60%以上高いのですからね。

 

 2018年高値と昨日(2021年2月15日)を比較しても、

    TOPIXは2%高なのに対し、日経平均株価は20%以上高く

なっており、この歪の主因は、時価総額の大きい高株価銘柄ばかりを買い入れている

    日銀ETF買いの影響によるもの

とみるべきでしょう。

 逆に、この一覧の比較から、日銀買いが行われていなければ、

    昨日のTOPIX1954ポイントに対する日経平均は21000円前後

なのだと予想されます。

 また逆に、バブル期のTOPIX2884を、

    現在の日経平均株価に換算すると、約50000円

ということになり、バブル期の株価の凄さもよくわかります。 

 2~3年くらい前までは、日銀買いの影響について算出するレポート(当時で約7000円底上げされているというものでした)も出ていたのですが、もはや相場の世界では触れてはならないタブーとなっているようです。

 

 日銀ETF買いが逆噴射するであろう、数年~十数年先には、巨額買い入れ責任者の

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こちらの方は、後始末をすることなく来年で退任して、日銀の危機発生時には黄泉の世界に行ってしまっているかもしれませんが、まだ若い我々は、危機発生時に生きていた場合、通貨価値の急激な下落等の阿鼻叫喚を味わうことになるかもしれません。

 「株価を上げ続けたい」という政権や政治家の意向に忖度し、他国では誰も実施していない「中央銀行による巨額株買い」を実施している日銀。

 開始当初の総裁だった白川氏は、日銀による株買い入れについて「引き返せない道となってしまうのではないのか」と、当時は小額の買い入れでしたが、既に危惧を抱いていたことが、最近公開された日銀の記録で明らかになりましたが、まさにそのようになってきていると思います。

 

 打ち続けるしかない一種の麻薬とも言える「日銀ETF買い」

 今回のコロナバブル相場や日銀ETF買いの最終的な結末がどうなるのか、今のところ予測は難しいですが、個人投資家に出来ることは「利用できるものは利用して利益を出し、将来の最悪の事態も考えて備えておく」ということ位なのかもしれません。

 黒田日銀が、「人口減少・経済縮小」という厳しい事態に陥る日本の近い将来を直視せず、相当危ない橋を渡り続けていることから、個人的な防衛策として、コロナバブル相場終焉以後は、日本株投資はお小遣い程度に縮小し、経済成長が見込める海外株への長期投資に変更するタイミングが来たのかなあと思っています。

 

     

 

沖縄・恩納村「海の旅亭 おきなわ 名嘉真荘」

 

 久しぶりに、旅関連の記事を書くことにしました。

 今回の内容は、昨年の沖縄旅で2回宿泊した、沖縄では珍しい和風宿に関するものです。

 

 それが、こちらの

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「海の旅亭 おきなわ 名嘉間荘」です。

 建物の外観は、

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 このような感じで、恩納村の風光明媚な海岸沿いの高台に位置するこちらのお宿。

 全室、半露天風呂付きの和風旅館となっています。

 こちらの運営は、北海道で旅館を経営する企業ですので、食材に北海道の物が出てくるという点がちょっと変わっています。

 「沖縄で北海道の食材」という点については、宿泊サイトの口コミを見ると、賛否両論あるようです。

 でも、沖縄のリゾートホテルに何回か宿泊していると、何処のホテルも食事の内容がだいぶ似通っているという事実もあるので、それらとは異なる内容の食事をすることができるというのは、大きなアピールポイントではないかなと個人的には思います。

 

 ロビーは、

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 もちろん和風です^^

 売店は、売店というより、売店コーナーという感じです。

 沖縄土産に混じって、「じゃがポックル」等の北海道のお土産も幾つか置いてあります。

 

 お部屋は、

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 勿論、このように板の間と琉球畳の和風スタイルですが、布団ではなくベッドとなっています。

 部屋の窓は大きく、眺めは素晴らしいです。

 昨年12月は、あいにくの天気が続き、曇天ばかりでしたが、それでも十分景色を楽しめました。

 近くに新しくできた高級リゾート「ハレクラニ」も見えます^^

 

 最大のアピールポイントであるお風呂は、

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 このような感じです。

 ベランダ側の窓が全開に出来るので、窓を開けると、涼しい風(冬でしたので)が入ってきます^^

 そして、

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 このような景色を眺めながら、ゆっくりと湯船に浸かることが出来て、本当にグッドです😊

 勿論、部屋風呂だけではなく、大浴場もあります。

 

 日が沈んでくると、部屋からは、

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 煌びやかなハレクラニやマリオットホテルの明かりが夜空を照らしている様子を見ることができます。

 

 食事処「海の坊」は、

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 こちらも、東シナ海を一望できます^^

 この時の食事の内容については、別の記事で書くことにしますが、「沖縄で北海道の食材を楽しむというのも、なかなか面白いなあ」と感じ、大満足でした。

 

 合計で4泊しましたが、宿泊客は沖縄の方が半分、関東・関西の観光客が半分という状況でした。

 やはり、和風宿は珍しいので、沖縄の方に人気があるのでしょうね^^ 

 この記事を書きながら、「また、いつか宿泊したいなあ」と、思ってしまいます😊

 





 

株式投資日記(2.11)

 

 金曜日は、楽天証券で1件の取引をしましたが、また負けるという結果に...

 13時に決算発表のリョービを午前中に買ったのですが、発表が過ぎて約2分間、やや下がる方向への気配を見せながら、殆ど動かなかったので、焦れてしまい損切したところ...

 直ぐに株価が上げ始め、一時は前日比約10%高まで行ってしまいました...

 値上がりを期待して買っているのですし、キチンと方向性が出るまでは、少し我慢しないといけないんですよね。

 それは分かっているのですが...

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楽天証券では約16000円の負けでした(SBIでもリョービで負けています)。

 

 その後、SBIの方で買っていた(楽天では指値注文に届かず未約定)、14時決算発表の東亜合成化学で取り返したので、リョービの負けは仕方ないと言う結果にはなりましたが...

 

 口座の残高は、

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となり、今週はマイナス約80000円で、1月当時に戻ってしまいました。

 

 ちなみに今週のSBI証券の成績は、

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約98万円の勝ち(このうち約5万円は、金曜大引け後にPTSで利確し、来週計上する分)だったので、楽天証券分の負けが惜しまれます。

 

 

2021年2月第2週の投資成績

 

 今週は、ミニSQの週でしたが、SQ週の最近の傾向どおり、堅調な一週間でした。

 SQ値はかなり飛んで、高い(29718円)ものとなり、その後、この日の日経平均は、この値を一度も上回ることが出来ない(高値29650円)まま取引が終了し、所謂「幻のSQ」となったので、今後暫くの間は、横ばい圏から下方向で推移するというのが、普通の相場の流れでしょう。

 ただ、今はバブル相場真っ只中ですから、このような常識は通用しないので、あっさり上抜けしていく可能性も高いと思います。

 

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 先週の持越し分については

 2月5日(金)

  買い持越し:AGC・神鋼・住ゴム・蝶理・TOWA・国際帝石・デンカ・ホンダ

  空売持越し:無し

でした。

 2月8日(月)

  利確:神鋼蝶理・TOWA・ホンダ・デンカ・国帝石・住ゴム・IIJ・住倉庫

  損切:AGC

  デイ買い:IIJ・住倉庫

  買い持越し:東芝テック・リケン・日ピストン・ホンダ・共立メンテ・日新薬

  空売持越し:無し

 2月9日(火)

  利確:東芝テック・日新薬

  損切:リケン・日ピストン・共立メンテ・ホンダ・大ハウス

  デイ買い:大ハウス

  買い持越し:ホンダ・住ゴム・KYB・日ピストン・リケン・日プラスト・共立メンテ

  空売持越し:無し 

 2月10日(水)

  利確:ホンダ・KYB・住ゴム・DCM・日プラスト・リケン・日ピストン

  損切:共立メンテ・日清紡・ENEOS・トヨタ

  デイ買い:トヨタ日清紡・ENEOS・トヨタ

  買い持越し:リケン・タチエス・国際帝石

  空売持越し:無し

 2月12日(金)

  利確:リケン・タチエス・国際帝石・東亜合成

  損切:リョービ

  デイ買い:リョービ・東亜合成

  買い持越し:三櫻工業・市光工業ラクス・レーサム・ビーグリー・TATERU・東洋インキ・サカタイン・NISSHA・トリドールノーリツ

  空売持越し:無し

 ※株主優待・長期保有:スキー場開発・東急不動産・CRE・いちご・ブロッコリー・ひらまつ・DD・SI

 

 今週はミニSQ週で、最近のSQ週は堅調な展開になることが多いのですが、今回もそのような状況でした。

 今週も自動車関連株の好決算が目立ち、株価は急騰しました。

 週間成績は、今週も月・火・水と、連続で自動車関連銘柄(特にKYB・住ゴムの大幅高が大きかった)で、プラス(+85万)に。

 

 優待関連では、DCMが自社株買いを発表して大幅高となったので、優待権利取りを止めて利確しました。

 

 

   

株式投資日記(2.10)

 

 今日は、楽天証券で数件の取引をしましたが、ことごとく負けるという最悪の結果に。

 

 日清紡→ENEOS→トヨタと買い取引をしましたが、

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損失の合計は約58000円。

 ENEOSは、決算が期待外れだったので、急遽空売り参戦(約定件数が膨大なので割愛しました)するも、あまり上手く行かず、読みの非常に悪い一日となってしまいました。

 ホンダの決算を受けて、トヨタを朝の寄付きで買う予定だったのですが、他の銘柄の取引で忙殺されて注文を入れ損ねてしまい、その後も指値注文が上手くゆかず...

 こういうことがあった時は、無理に買おうとはせず、止める方が賢明なのですよね。

SBI証券での別の銘柄の取引はプラスだったので、楽天証券での損失は相殺できましたが...) 

 

 口座の残高は、手数料の引かれていない分が少しありますが、

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となり、かなり減少しました。

 

 

株式投資日記(2.9)

 

 昨日は、楽天証券での取引はありませんでしたが、今日は1件取引をしました。

 

 今回は、午後2時に決算発表したダイワハウスデイトレ買いをしました。

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 損失は約6000円。

 決算の数字は良かったのですが、今週金曜日のミニSQに向けて昨日の全体相場が大幅高となった反動が、今日出ているので、上がれなかったという結果に。 

 

 口座の残高は、手数料の引かれていない分が少しありますが、

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となりました。

 

 

株式投資日記(2.5)

 

 金曜日も、木曜日に引き続き楽天証券で1件だけ取引しました。

 

 今回は、午後1時に決算発表した日本水産デイトレ買いです。

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 利益は、約24000円。

 

 日水を買おうか、それとも同じ時間発表のSUBARU(半導体不足で大幅減産中のスバルが、マツダストップ高で連れ高していた)で空売りしようかと、かなり迷いましたが、決算発表後、一瞬のうちにスバルは急落したので、日水の値動きが鈍かったことから、日水の方に行きました。 

 

 口座の残高は、手数料の引かれていない分が少しありますが、

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となりました。

 

 マツダが、今期見通しを大幅上方修正し、アップル関連のニュースも重なって、まさかのストップ高になりましたが、翌日のSUBARUは下方修正して、8%高→2%安までの急落となりました。

 「同じ業種で真逆の内容、どちらが正しいのか?」という感じですね。

 半導体不足の影響は非常に大きく、今後半年程度は全社が大幅な減産をしなければならないのも事実。

 となれば、第3四半期より第4四半期が大幅増益となる見通しを出したマツダは、ちょっと楽観予想すぎるのかなと思います。 

 

2021年2月第1週の投資成績

 

 今週は、先週のアメリカ市場波乱要因となった、ゲームストップ等の急騰銘柄が軒並み大幅下落し、混乱が収束に向かいつつあることから、予想以上に堅調な相場となりました。

 ゲームストップ関連の騒動は、もう少し続くかと思いましたが、空売りヘッジファンド等が、軒並み巨額の損失を計上して撤退したことから上昇力が完全になくなり、実体のないべらぼうな株価だけが取り残され、週の後半は大暴落して、高値掴みの素人個人投資家損切りを迫られる結果になりました。

 今回のアメリカ・ゲームストップ株の騒動は、基本的に相場操縦の一種なのだと思います。

 SNSや掲示板(レディット・ツイッター)とアプリ(ロビンフッド)を駆使することで、監督当局の規制が追い付いていないグレーゾーンな状況を利用し、急増している素人個人投資家に対し、「ヘッジファンド・ウオール街・金持ちを倒せ」という合言葉で極端な雰囲気を作り出し、個人を買いに群がらせて、最初に仕掛けをしてレディット等に投稿をした人達だけが大きな利益を上げたというものですから、十分株価操縦に類するものだと言えます。

 特にゲームストップ株は、巷で言われている個人投資家だけではなく買い方に、機関投資家勢も「空売り筋を締め上げて一儲けしよう」と短期参戦していたからこそ、あれほど値上がりしたと見るべきでしょう。

 今回のような出来事が今後も続けば、規制の網が掛かるでしょうし、最初に扇動を仕掛けた者達に対し、既存の法律違反があれば、摘発され処罰されるのでしょうが、技術の革新に規制が追い付かないので、このような騒動が発生するのです。

 

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 先週の持越し分については

 1月29日(金)

  買い持越し:JVC・日立建機住友化学・※任天堂(夜間市場)

  空売持越し:メディパル

でした。

 2月1日(月)

  利確:JVC・住友化学任天堂

  損切:日立建機・メディパル

  買い持越し:愛三工業住友理工ジェイテクト・フタバ・UACJ

  空売持越し:無し

 2月2日(火)

  利確:愛三工業住友理工ジェイテクト・フタバ・アイシン

  損切:積水化成

  デイ買い:積水化成・アイシン

  買い持越し:UACJ・アイシン・コロナ・エディオン・サンエー

  空売持越し:無し 

 2月3日(水)

  利確:アイシン・三菱商事ダイセル

  損切:コロナ・エディオン双日川崎汽船

  デイ買い:双日ダイセル川崎汽船

  デイ空売:三菱商事

  買い持越し:住友電工・野村・UACJ・AGC・蝶理

  空売持越し:無し

 2月4日(木)

  利確:住友電工・野村・サンエー・AGC

  損切:無し

  買い持越し:UACJ・AGC・神鋼・アルヒ・武田・蝶理

  空売持越し:無し

 2月5日(金)

  利確:UACJ・AGC・デンカ・武田・日水

  損切:アルヒ

  デイ買い:デンカ・日水

  買い持越し:AGC・神鋼・住ゴム・蝶理・TOWA・国際帝石・デンカ・ホンダ

  空売持越し:無し

 ※株主優待・長期保有:スキー場開発・東急不動産・CRE・いちご・DCM・ブロ    ッコリー・ひらまつ・DD・SI

 

 今週は、今月の株主優待銘柄の仕込みをしました。

 自動車関連株の好決算が目立ち、これらの株価は急騰しました。

 週間成績は、月・火・水と、連続で自動車関連銘柄に手を出したお蔭(特にUACJのストップ高が大きかった)で、プラス(+80万)に。

 ただ、週初から自動車関連株を狙っていた割には、1銘柄当たりの投入額が少なかったことから、金額的な勝ち額は、ちょっと少なかったという結果でした。

 

   

株式投資日記(2.4)

 

 昨日は、楽天証券での取引はしませんでしたが、今日は1件だけ取引しました。

 

 それは、昼休みに決算発表した川崎重工デイトレ空売りです。

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 利益は、約8000円。

 決算発表で材料出尽くしっぽい値動きをしそうだったので、ちょっとだけ便乗させてもらいました。 

 

 口座の残高は、

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となりました。