「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

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MSCI定期入替え、日本株について、除外29銘柄・新規ゼロの衝撃

 

 本日(12日)の早朝に、世界的な株価指数であるMSCIの定期入替え銘柄が発表されました。

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 日本株については、昨年11月の定期入替えでも、新規採用5銘柄・除外21銘柄と除外の多さが目立っていましたが、今回は...

 まさかの新規採用ゼロですからね。

 

 日本の経済的な衰退は、今に始まったことでは無く、今後、人口減少と少子高齢化がより顕著になって、衰退が加速し、GDPも縮小していくわけですが、世界的な株価指数であるMSCIの入替え状況を見ていると、指数の組入れから日本株の除外が三¥明確に進んでおり、このことは将来の衰退を予見させる表れの一つだと思います。

 

 しかし、除外29(イオンモール・丸井・九電・中国電・西武・しまむら・山パン・JR九州等)で採用ゼロとは驚きました。

 株価は火曜日から大崩れし始めたので、このニュースは下げを加速する一つの要因になったのでしょう。

 株安と、MSCI除外、決算発表が重なった銘柄の中には、10%超の急落となったものも散見されました。

 

 なお、入替えは5月27日の大引けに行われ、採用がゼロであることから、日本株全体で五千数百億円の売りが出ることになりますので、この日の大引けの株価急落には注意が必要です。