今週の日本株
2日(月)
今日も大幅安スタートするも、午前中の黒田総裁による口先介入や後場想定外の日銀買いも入り大幅高となるも、買いの勢いは続かず小幅高で終了。
3日(火)
アメリカ株の史上最大の上昇を受け、大幅高で始まるも大失速し、大幅安で終了。
4日(水)
FRBの緊急利下げも、アメリカ株が大幅に反落したことから、日本株も大幅安スタートになるも、その後はNY株先物の大幅高と、追加緩和期待でジリ高に。
後場の開始時には大幅高となるも、その後上げ幅を大きく縮小し、小幅高で終了。
5日(木)
アメリカのスーパーチューズデーで、バイデン氏支持が広がり、サンダース氏が一気に劣勢となったことと緊急利下げを改めて好感し、アメリカ株が急上昇したことで、日本株も大幅高スタートになるも、新型肺炎の世界的な蔓延が止まらない不安も根強く、上げ幅を縮めて終了。
6日(金)
アメリカでの新型肺炎感染の拡大が止まらず、前日急騰の反動もありアメリカ株が急反落したことから、日本株も大幅安スタート。その後、前場中盤から下げが加速し、急落に。
後場は日銀買いが入り少し持ち直すも、週末で持越す危険さも意識され、急落したまま終了。
先週に引き続き、厳しい一週間でした。
特にアメリカ株が、連日急騰急落の繰り返しの日々で、方向感が全く定まらなかったですが、今まさにアメリカで新型コロナ肺炎の感染拡大が始まったところなので、まだ暫くは厳しい展開が続くでしょう。
アメリカ株が下がれば、例えそれがダウ先物であっても、日本株の連れ安は避けられません。
特に今週末、アメリカにおける新型肺炎関連のニュースが増え続けてしまうのは、急速に感染が広がっている状況から確実で、しかもほぼ全てが悪いニュースなのだから、今週の買い持越しは一部の銘柄を除き、かなり危険を伴うと思います。
個人的には、3月は成績が悪い傾向があり、細心の注意を払って取引をすることに徹しました。
勿論、3月の配当権利取りを意識していますし、高配当銘柄が続出中の状況に、舌なめずりしたくなりますが、「落ちるナイフは掴むな」の格言通り、下げ相場の途中で買っても、損するだけなので、日毎のアメリカ株の上下予想をしながら、その予想に合わせて、打診買いを入れてみて、ダメなら撤退するという動きを少ししただけで、今週も様子見の一週間でした。
先週持越し分は
2月28日(金)
買い持越し:東和フード・カーブス(IPO・3/2)・ウイルテック(IPO・3/6)
空売持越し:無し
と土日を警戒して、事実上持ち越しはゼロでしたので、
3月2日(月)
利確:東和フード・出光・コスモHD・JAL・東北電力
損切:カーブス(IPO)
デイ買い:出光・コスモHD・JAL・東北電力
買い持越し:ウイルテック
空売持越し:HIS(9603)
3月3日(火)
利確:HIS・ダブルインバース
買い持越し:ウイルテック
空売持越し:無し
3月4日(水)
利確:出光・コスモHD・武田(デイトレ)
損切:無し
デイ買い:出光・コスモHD・武田
買い持越し:武田・Dydo(2590)・ウイルテック
空売持越し:無し
3月5日(木)
利確:武田(PTS)・鳥貴族
損切:Dydo
デイ買い:鳥貴族(3193)
買い持越し:アルチザ(6778)・ウイルテ・フォーラムエン(7088・IPO・3/9)・フォースタート(7089・IPO・3/13)
空売持越し:無し
3月6日(金)
利確:アルチザ(PTS)
損切:中外製薬(4519)
プラマイゼロ:ウイルテック(IPO)
デイ買い:中外製薬
買い持越し:鳥貴族・フォーラム(IPO)・フォースタ(IPO)
空売持越し:無し
振り返ると、東和フードは金曜日の場中に発表された決算が良かったので少しだけ買いましたが、利確のタイミングが悪く、あまり取れませんでした。
火曜日は、月曜日のNY株大幅高を見て、寄り付きで、気配値が低めだった2銘柄を、大きめに飛びつき買いしてみましたが、見事に失敗、撃沈しました。
水曜日以降は、配当・コロナ関連狙いで水曜日に買い参戦した武田が、夕方に運良く、新型コロナ肺炎のワクチン開発着手のガイダンスが出て、PTSで大きく上がったのと、運試しで買ったアルチザネットワークが、決算を好感してPTSでストップ高となりそれぞれ利確できたので、小幅プラスで終われた一週間でした。
この相場悪環境の中で、特に空売りを入れていないのに、少しでも勝てれば上出来かなと思います。
今週新規公開した2つのIPOは、相場環境が悪すぎでダメでした。
また、今週新たに、野村でIPOが二つ当選したので権利を取りました。
どちらも来週上場で、フォーラムエンジニアリングは、確実に公募割れでしょうけど、フォースタートアップスは少し上がるでしょうから、トータルで少しプラスになると予想しています。