有珠山と言えば、日本の活火山の中でも、最も活動が活発な火山の一つです。
標高は737メートルと高い山ではありませんが、2000年には虻田町の市街地で火山活動があり、一体が廃墟となったことで、記憶に残っている方も多いと思います。
最近では、概ね30年に一度、噴火していることから、10年後には再び火山活動が活発になるかもしれませんね。
洞爺湖の直ぐにあるので、一緒に観光することが多いと思います。
洞爺湖の温泉街から有珠山の方向を眺めても、緑に覆われた姿しか見えず、火口付近の荒涼とした地形を見ることは出来ません。
しかし、反対側から見てみると、
反対側は、緑が一切無い荒涼とした地形となっており、火口付近からは、噴煙がのぼっています。
有珠山には、山頂付近まで架かるロープウェイがあります。
昭和新山と有珠山の間に挟まれた場所から、有珠山ロープウェイは架けられています。
有珠の山頂の標高は低いですが、海にも近く、周囲に遮るものが無い独立峰なので、素晴らしい景色を見渡すことができます^^
特に昭和新山は、手に取るような感覚で見ることができます。
有珠山の火口付近は、活発な火山活動の為、草木が生えていない、荒涼とした風景が広がります。
火山活動が活発で、有毒ガス発生の為、火口原内には入れませんが、遠目でも火口の丸い穴が幾つか開いているのが見えます。
昭和新山は、有珠山のすぐ隣にあり、1944年~45年にかけて、突然畑地が隆起してできた火山です。
畑が隆起したので、現在もその山体の大半が私有地となっており、入山することは出来ません。
でも、有珠山の山頂付近から、山全体が見渡せますので、それで十分だと思います。
山体からのあちらこちらから、蒸気が上がっています。
自然の怖さと素晴らしさを体験できる場所です。
特に、有珠山から眺める、洞爺湖と昭和新山の景色は絶景だと思います^^