本日前場終値のTOPIXですが、表示されていた下げ率はー0.5%でした。
現状、前場終値のTOPIXがー0.5%以上下がると、後場は日銀によるETF買いがほぼ100%の確率で入ります。
今週は、極めて売買代金の少ない閑散相場。
後場だけで1000億円の一手買いが入るのですから、日銀ETF買いの是非はともかく、これに乗らない手はありません。
今週火曜日には、前場TOPIX終値-7ポイント(-0.45%)で、サプライズのETF買いが入りました。
すると、後場は急速に値を戻し、大引けのTOPIXは、+1ポイントで終了しており、典型的な日銀買いによる買い戻しで堅調な相場に変化し、この日の日銀買い狙いのデイトレは成功していました。
「えっ?」という感じでした。
でもこの理由ですが、前場の下げ率が、厳密に言うと、-0.499%。
実は、-0.5%をごく僅かに上回っていたのです。
一昨日に、-0.45%でETF買いが入ったのですが、この理由は、しばらくETF買いが無い日が続くと、前場の下げ率が-0.5%を上回っていても、マイナスならば、後場にサプライズの買いが入るときがあるのです。
しかし、このサプライズ買いがあった後は、よほどのことが無い限り、次は前場の下げ率がー0.5%を下回らないと、ETF買いが入りません。
ですから今日は、下げ率がー0.5%以下でないと可能性はほぼゼロだったのですが、前場中ごろから大きく下げていて、前場引け際にだいぶ戻したものの、ずっとー0.5%を超えていたので、「後場日銀買いが入る」と判断して、買いを入れたものの、前場引けでギリギリー0.499%に戻ってしまったのです。
そういう訳で、今日のデイトレは失敗💦
日銀買いに対して最近は、海外大口が纏まった仕掛けをすることも多く、逆手に取られるパターンも多いので、下がっている前場の引け際に一か八かで買って、後場利益を狙おうというパターンは、あまりお薦め出来ません。
日銀買いが入るときの後場どうなるのかは、後場開始時~直後の値動きで、そのまま上がり続けるのか、逆に海外大口が売りをぶつけて来るのか、ある程度予想が付くので、それを見てから、日経レバレッジやトヨタ株を買って、ETF買いによるデイトレ利益も狙っても遅くないと思います。